みんなで3周年をお祝いしよう!
迎えた3周年
この土地を購入して3年と7ヶ月。開拓して、キャンプ場としてみんなを招待できるようになって3年だ。この3年で大きな開拓は一段落し、たくさんのグルキャンも実施できた。この3周年を、楽しくお祝いして、記憶に残るキャンプをしよう。
そんな企画をした当日、12月には稀にみる気温の予報だ。日中は20℃を超え、夜も10℃以上あるという暖かさ。凍みる冬キャンプではなくなった。寒さ対策の準備は楽なので、それはそれでよい。
壊れかけの橋の補修
キャンプをするにあたって、1つ不安があった。橋を架けて約2年、壊れかけているのだ。
表に見えるのは、コンパネの損傷。そして、竹の両端が腐食してきている。渡るときに、ミシミシという気になる音がする。
安心してキャンプするためにも、これを補修しよう。まず、ロープをほどいて、コンパネを外す。
安心したのは、竹は、両端を除いて無事だったことだ。
ちゃんと油抜きしたから、すごくきれいだね。
その竹を1本抜いて、真ん中に角材を1本追加することにした。その方が安定して、コンパネにも負担をかけないと考えたからだ。
まずは角材を防腐塗料で塗っていく。
そして、橋の真ん中に設置。
そして新しいコンパネを取り付け。
めっちゃ安定して渡れる!
改めてロープを取り付け。
自然に還りにくい「釘」を使わないのも、この橋のコンセプトの1つ。ロープを使って板を固定していく。
暑い!
半袖で作業するメンバーたち。
俺も、半袖持ってくればよかったっす。
そして、橋が生まれ変わった。
薪づくり
橋を補修しつつ、キャンプの準備もしていく。チェーンソーで、昨年伐採したコナラの丸太を、薪にできるように切り分けてもらう。
ちゃんと仕事してるって証拠に、写真撮っておいてください!
クリスマスリースづくり
今回、つくりたかったものが1つ。ツタを使ったクリスマスリースだ。
まずはツタを集める。
それを、ぐるぐると巻く。
結構、硬いっすね。固定できないっす。
思ったより堅くて、なかなか円にならない。
なんとか円にして固定して、100円ショップで買ったクリスマス装飾や、鈴をつける。鈴は、モンベルの熊よけの鈴だ。
これで、クリスマスキャンプっぽい雰囲気が出せそうだ。
今回の参加メンバーと無念
年の瀬の慌ただしい時期。メンバーとの日程調整も、少し苦戦した。残念ながら、お声がけしたが日程合わないメンバーも2人いた。
参加できず、無念です・・・。
また、風邪やいろんな病気も流行っている中、当日に2人が離脱した。1人は本人が風邪をひき、もう1人はお子さんがノロウイルスに。
当日キャンセル、すいません!残念です・・・。
そんなこんなで、6人でのキャンプになった。
サイトレイアウト
橋の補修やリースづくりと並行して、テントを設営していく。サイトの中央、焚き火場の上に、タープも立てた。
なんせ、今日集まったメンバーは、雨男が多い。
今までもそのメンバーとのキャンプは、台風が直撃したり、ゲリラ豪雨に遭ったり、天気が良かったことの方が少ない。
天気予報としても、曇り~晴れ予報だったが、「雨が降る可能性があります」とのことだ。これは、その備えをしておかないと危険だ。
完全な晴れ予報なら、野天で星空観賞しつつ、というのが楽しいが、今回はタープで万全の備えをする。
タープには、テンマクデザインの焚火シートを取り付けた。焚き火の真上になる位置だ。
これで、火の粉が飛んでも、タープは痛まない、、、はずだ。
カップルで招待していたYさんは、例年どおり、DDタープでのシェルターを。相方が風邪で不参加になってしまったが、ソロで来てくれた。
そして今回初参加のIくんは、モンベルのテントに。
バラエティ豊かなキャンプ飯
陽が沈んで、早速乾杯。
皆様、この度はお集まりいただき、誠にありがとうございます。。。乾杯!
お酒とともに、ごはんをつくっていく。
今回は、チームを決めて、それぞれ好きなものをつくることにした。「おつまみ」「汁物」「お肉のメイン」など、カテゴリーだけは決めておいた。
まずは、おつまみと汁物から。
・ほうれん草のおひたし
・カニカマのマヨネーズ和え
・じゃがいもとブルーチーズのハチミツ和え
・イカのスナック
・鮭と野菜の酒粕汁
次に、グラタンが出てくる(写真を撮り損ねてしまった)。
あ、雨が降ってきた・・・。
予報にはなかった雨が、急に降り始めた。タープを張っていてよかった。
流石、雨男・雨女の集まり。昔、Ya-Manと一緒に行き、Yさんと知り合いになったキャンプでは、台風が直撃したということもある。今回は、そこまでの雨にはならず、短時間の小雨で終わりそうだ。
その後、炭を熾して、焼き鳥を焼いていく。
この焼き鳥、美味い。
そして、黒毛和牛の炭火焼。
〆には、スイーツを。snowpeakの「TAKIBIサンドスキレット」を使って、石焼いもをつくっていく。
これねっとり系だよ。めっちゃ美味そうじゃん。
この焼いもを、発酵バター&バニラアイスをのせて頂く。これは2023年にハマったレシピだ。
LABOLIERのグルキャン料理は、「品数が多い」のが特徴だ。チビチビと、いろんな味を楽しむ。それが現れるメニューとなった。
そしてもう1つの特徴は「お酒」だ。私が日本酒が好きだからか、日本酒好きが集まった(飲めないメンバーもいるが)。今回飲んだラインナップはこちら。
どの日本酒も美味しかったが、特に、Ya-manが持ってきたこの1本、長崎|森酒造場「飛鸞 にこまる」が美味しかった。その時点で、日本酒3本、ワイン1本を飲み終えていた後半戦、酔っ払いながらも、美味いことはわかった。
僕の中では、ここまで(美味い)とは思ってなかった。
俺は後半でも味はわかる方だと思っているが、これは美味いな。
いやー、それはどうかと思うぞ。ただこれは抜群すよ。
お酒は、どんどんなくなっていった。
あ、食後に足湯をしたい・・・みんなどう?
バケツに雨水を入れ、火にかける。
キャンプで風呂入るってのは、なかなかない体験だよ。しかも11時過ぎに。
残念ながら、誰も付き合ってくれなかった。
夜なべして音楽談義
食事が終わって、まったり談笑タイムに。気温はそこまで下がらず、暖かい。ダウンを用意していたが、ヒートテック1枚でも十分なくらいだ。
そのタイミングで、眠気により2人が離脱した。
眠いっす・・・ちょっと横になってきます。
4人になって、こじんまりと会話を楽しむ。
このキャンプ場は、私たちだけなので、クワイエットタイムがない。音を出すのを気にしなくてよいし、それも夜遅くまで気にしなくてもよい。
そこで、音楽を流しながら、それを題材に談笑するのが1つのテンプレになっている。
好きな曲を集めたプレイリストを流していると、
なんでこの曲知ってるの?俺の知人のなんだけど。
そうなの?いいなと思ってプレイリストに入れてた。
という会話があったり。
日本酒はなくなり、あと残るはウイスキーのみ。これを飲むと二日酔いになるリスクを感じつつ、楽しいので飲んでしまう。
夜も更けてきたときに、1つのテーマとして、投げかけしてみた。
みんなの「人生における曲のベスト3」って何?
みんな、少し悩んでいる。ベスト10になると、挙がる曲はいくつかあるが、ベスト3まで絞るのは難しい。そして挙げていくうちに、どんな基準で選ぶかも悩み始めてしまう。
それぞれ、候補に挙がる曲を言い、それを再生して聞いてみる。みんなの好みが反映されていて面白い。
Ya-man、まだ寝てる。起きてこないな。
いつもは一度寝た後、復活するYa-manが、寝たまま戻って来ない。
私も酔っ払っているので、テントへ行き、無理やり叩き起こそうとする。バンバンと背中を叩く、が、完全に寝入って反応しない。彼は今夜はもうダメそうだ。
その後、深夜まで、音楽談義は続いた。
明けの朝ご飯
朝、7時過ぎに順番にみんな起きてきた。思ったよりも二日酔いはない。たくさん飲んだが、ゆっくり飲んだのと、1人あたりの量はそこまでではないからかもしれない。
朝ご飯は、昨夜の残りの粕汁と、おこわごはんだ。
朝から、おなかいっぱい。
順次片づけをしていき、撤収。名残惜しいが、この3周年キャンプもこれでエンディングだ。
曲のベスト3は、次回までの宿題だね。
今回も、とても楽しいキャンプでした。また来年も、集まりたい。