湖畔でのSUPキャンプを楽しみに行こう!
キャンプ場
今回は、群馬県の四万湖近くの「アイリーキャンプベース」まで遠征。
四万湖は、周囲5キロメートルほどのダム湖。緑色のどこか不思議な色をしているのが美しい。
こちらは、その四万湖で唯一のキャンプ場。全9サイトのうち湖を目の前にしたサイトは、週末は予約でいっぱい。月曜に仕事を休みにし、日曜~月曜で行くことに。
幸運なことに、平日は空いていて、私たちだけの完ソロになった。
残念ながら小雨が降ったり止んだりの天気だったが、緑色の湖が美しい。
今回は、湖を目の前にして、広さがある「湖畔サイト②」を予約。料金は1泊 17,600円。なかなかの高額。。。ただ、これだけのロケーションであり、サイトも指定して予約できること(先着順で気を遣うことがないこと)を考えて、悩んだが、ありだと判断した。
渋滞がなかったので、道の駅などで買い物をしつつでも、想定より早く到着。アーリーチェックインが1人1,100円でできたので、11時にチェックインした。
このキャンプ場の注意点は2つ。
サイトと駐車場が離れており、更にサイトまで急坂になっていること。荷物の運搬が現地に荷台もあるが、その荷台ではたくさんの荷物が運べないので、キャリーワゴンなど持っていった方がよい。
また、キャンプ場が斜面で、湖にも隣接しているため、気を付けないと転落するリスクがあることだ。特に子どもには危険なので、キャンプ場としても未就学児は利用不可という条件になっている。
サイトレイアウト
雨が止んだタイミングで、設営をスタート。
今回のテントはギリア。デュオキャンプにちょうどいいサイズで、雨を防げ、タープよりも省スペースで設営ができることから、選択した。
今回は荷物の運搬があったので、なるべくギアを減らした。
特に、いつも使っているテーブルが一番重たいので、その使用は避けた。シェルコンとヘリノックスのタクティカルテーブルで、簡易バージョンに。
温泉入ってSUPの準備
設営が終わって13時近く。ちょうど雨が降り始めた。このタイミングでお風呂へ。
このキャンプ場にはお風呂がないが、近くに四万温泉がある。車で10分ほどの「四万清流の湯」へ。町営なので大人600円と、料金が安いのがいい。
帰り道に「わしの屋酒屋」へ寄り、地酒を購入。日本酒は持参してきたが、飲み比べを楽しもう。
そしてキャンプ場に戻って14時過ぎ。
管理人さんと、SUPレンタルの相談をした。SUPレンタルは2時間1艇3,300円(ライフジャケット・パドル込み)でできる。ただキャンプ場の宿泊者は、事前に時刻の予約はできず、ツアーの開催~空き状況を見て、現地で相談するとのことだった。とはいえその日は空いているので、1艇ならいつでも大丈夫とのこと。
ただ、その日は小雨だが雨予報が続く。翌日の午前中は、雨が止む予報になっている。「翌朝でもOK」とのことだったので、夕方から借り、翌朝楽しむことにした。
これで、準備としては全て終えた。さぁ、お酒を飲みはじめよう。
お酒飲み比べ~キャンプ飯
今回のお酒はこちらの4本。
小瓶の方は、先ほど購入した地酒だ。
全て開栓し、1口ずつ飲んでみる。それぞれ特徴があり美味しい。
自宅で仕込んできた3品を、おつまみとして出す。
・塩もつ煮
・ガリッとさわやか〆鯖
・アジのなめろう
最近は、お酒と料理の合わせ、いわゆるマリアージュを楽しんでいる。
料理とお酒をそれぞれ組み合わせてみると、今日買った「大盃」が、想像以上に合うことがわかった。お酒単品では、持ってきた「作」や「あべ」が美味いが、料理と合わせるとまた違った。
ほろよいで飲み比べしつつまったりしていると、陽が暮れてきた。
湖畔もライトアップされている。
ちょっと早いが、17時過ぎに料理スタート。
今日のメインは、天ぷらだ。具材は、海老、茄子、たもぎたけ、まいたけ、しいたけ、ししとう、みょうが、大葉、明太子海苔巻き。道の駅で購入した「たもぎたけ」が楽しみだ。
揚げて、食べて、と、チビチビ頂いていく。
キャンプで揚げ物は、自宅でやるよりも楽だったりする。油ハネをあまり気にしなくていいからだ。残り油も、固めるテンプルなどで固形化し、ゴミとして捨てれば問題ない。
そして、〆はおろし蕎麦。
お腹いっぱいだ。
そして21時前には、食事を終え、お酒を全て飲み終わった。
あたりは真っ暗で、キャンプ場で私たちだけの静かな中、至福の時間を堪能する。
翌朝にSUPを楽しもうと思い、いつもより早い23時前に就寝。
早朝のSUP
朝7時前に目が覚めた。前日に準備してもらったSUPを持って、湖へ。
湖まで徒歩数秒なのが嬉しい。
漕ぎ始めて、上流側へ。
湖面に浮かぶ落ち葉が多いが、上流に行くほど、それが少なくなり、景色がきれいになっていく。
静かで、とても、落ち着く。心が洗われる。
このキャンプ場を選んだからには、SUPを楽しむのは必須だ。
特に早朝は、ツアー客もほとんどいないので、静かに楽しめるのが嬉しい。
キャンプ場に戻り、順次撤収して帰路へ。
いい体験ができた。また行きたい。