このキャンプ場を開いて、4周年!みんなでお祝いしよう!!
迎えた4周年
この土地を購入して4年と7ヶ月が経った。開拓して、キャンプ場としてみんなを招待できるようになって4年。ここ最近は大きな開拓はしていないが、安定してたくさんのグルキャンもできた。
この4周年を、楽しくお祝いして、記憶に残るキャンプをしよう。
10月頃に、いつも周年キャンプに招待しているメンバーに予定をヒアリングした。その時点で、全員が「〇」の日程がない。人数優先で決めた日程で「△」にしていた1人が、残念ながら後日欠席が確定した。
最近、キャンプ行けていなくて、、、残念です。。。
その後、今年初めてキャンプに行った1名を加え、今回は8名での周年祭となった。
サイト設営と開拓作業
まずは、テントを設営。到着した6人で、ギリア、ナインヒルズのSENAIテント、Snowpeakのファルを立てる。
並行して、今回初参加の新人に、ペンキ塗りを任せる。初めての体験に、苦戦していた。
ひと段落して、ランチへ行き、軽く日帰り入浴施設でお風呂に入って、買い出しをしてキャンプ場に戻る。買い出ししたスーパーでは、もう1組のカップルと偶然会って合流した。
湘南エリアから来てくれた彼らは、地元のお酒を持ってきてくれた。
その2人も設営を開始。昨年と同じく、DDタープを使ったシェルター。
さて、お風呂に入ったメンバーには申し訳ないが、ここからもうひと頑張りしてもらう。
夜の焚火ための薪づくりだ。以前に切り倒したコナラの丸太が、そのまま使えずに残っていた。それを、割って薪にしてもらう。
まずは、チェーンソーで適当な長さに切り分ける。
その丸太を、クサビを打ち込んで割っていく。
この割る作業、とても力が必要だ。幾度となくハンマーを打ち込んで、ようやく割れる。
パワー!!!
パワー!!! 力こそパワー!!
みんなの気合の入った声が上がりつつ、薪が積みあがっていく。
このあたりで、乾杯しようか!みんなありがとー!かんぱーい!
とはいえ、作業はまだ終わらない。ペンキ塗りした木材を使って、テーブルをつくっていく。
こちらも、初体験の新人が、苦戦しつつ組み上げていく。
丁寧に作業してるねー。いいよー。
が、慣れない作業で時間がかかる。日が暮れてきて、時間もなくなってきたので、私が残りを引き継ぎ、ドリル&インパクトドライバーで猛スピードで仕上げた。
珍しく慌ただしい食事タイム
そんな作業が終わらないうちに、ごはんをつくらなくてはいけないタイミングに。
まずは時間のかかる、「ビア缶チキン」に着手。
丸鶏にビール缶をつっこんで、スタンドで立たせる。
アルミ鍋に入れ、もう1つの鍋を蓋にして、クリップで留めて固定する。そして焚火にのせ、上に炭ものせて、上下から火を通していく。
そして、そろそろ日本酒が飲みたいタイミングに、、、今回も、みんなに好きなお酒を持参してもらった。それを全部、並べてみる。気温が5℃くらいになり、クーラーボックスに入れなくても十分に冷酒を楽しめるだろう。
1本だけ焼酎が入っているが、焼酎好きなメンバーもいるので、これでいい。とりあえず全て1口ずつ飲んで、味を比べてみる。やはり信州亀齢が1つ抜けてて人気なのと、個人的にはソガも好きだ。
MonTanaが持ってきた「八海山」は、熱燗のための1本だそうだ。焚火に突っ込んで、ワイルドに温めていく。
そうこうしているうちに、MonTanaが1品つくっていた。「おでん」だ。気温が下がってきたので、お酒を飲みつつ温まる。
そして私たちはこの後、揚げ物をつくっていく。天ぷら→フライ→唐揚げと、揚げ物のオンパレード。
油を温め、食材を切って、揚げていく。
てんぷら粉、水入れすぎないようにね!
一度、今、鍋で揚げてる食材をなくしてから、次にいこう!
ドタバタで指示を飛ばすが、なかなか通じない。
・初心者の新人が、料理がわからず動けない
・いつも頼りになるYa-manが、眠気でやられてぼーっとしてる
・酔って手元がおぼつかない
など、いくつか原因があったが、手間がかかってしまった。
そして気温が下がってきたため、ガスの火も弱くなり、油の温度がキープできないこともあった。
そっちの料理班は、いろいろ揉めてるみたいだねぇ。
おでんをつくり終わって、まったりしているMonTanaから、心配の声が。
そんなドタバタで、フライのコロッケが崩れて油に溶けたところで、心が折れ、止めることにした・・・。
とはいえ今回つくったのは、おつまみ含めこれだけある。十分だ。
おつまみのジャーキーも持ってきたよー!
そして、ビア缶チキンを火にかけて1時間を超えたので、そろそろ食べごろだ。
こちらの蓋を開けてみる。
いい感じに、焼けた。ナイフで切り分けて、みんなで食べる。塩こうじで漬け込んだことと、ビールでの蒸し焼きの効果もあって、ホロホロで柔らかい。
カップルの2人も、料理をすすめている。明るいうちに、竹を伐採して、飯盒をつくっていた。
飯盒のフタに、LABOLIERの刻印を入れてくれた。
これで、インドのスパイスを加えつつ「ビリヤニ」をつくるそうだ。食材を入れて、焚火にかける。
一定時間が過ぎて、フタを開けてみる・・・美味そうに仕上がっている!
スパイスが効いて、美味かった・・・。
最後に、ちょっとだけ、いいステーキ肉を焼く。黒毛和牛のトモサンカク。1人、1切れずつだが、これが美味い。
ドタバタの調理タイムも、これで終了。もう、おなかいっぱいだ。。。
思い出になるいろんな出来事
談笑している最中に、ライオンキングの音楽とともに、トーチを持ったメンバーが入ってきた。ホームセンターで売っていたらしい。
毎年1本ずつ増やしていくのどうです?
とりあえず、このトーチの前で、みんなで記念撮影しましょうよ!
確かに、明日朝の出発が早いメンバーもいる。今のうちに、撮影しておこう。
そのあと、何人かのメンバーがトイレに行きたくなり、1km先のコンビニへ歩いて行った。Ruingと新人が2人で行ったが、その後、Ruingが1人で帰ってきた。
あれ?あいつ帰ってきてないですか?
まじか、、、一気に酔いが醒めた。このあたりは、似たような風景が多く、この暗さで迷子になると、ここに戻ってこれない可能性もある。そしてその新人は、スーパーマーケットの駐車場で迷子になるほど、ちょっと抜けているので、さらにヤバイ。
どこでいつまで一緒にいたか、時系列で説明してくれ!探しに行かなきゃ!
と、みんなで慌てていたら、
すいませんー、ドッキリでした。こんなみんな慌てると思ってなくて・・・
と、裏から新人が出てきた。何もなくよかったが、驚かせないでくれ。。。
焚火を囲んでプレゼンタイム
今日は、Ya-manがお疲れモードだ。食事中に寝落ちし、一度起きて持ち直したものの、眠気がひどいそうで22時ごろに離脱した。いつもなら深夜に戻ってくるが、今日は無理かもしれない。
「人生における曲のベスト3」、発表します??
おっと、このテーマ、みんなから出るとは。この1年で、自身の答えは出してきたものの、発表するのがちょっと恥ずかしくなって言わずにいた。
実は考えてたんですけど、決められなくて、、、みんなのを聞きたいです。
ちゃんと考えてきたよ!俺から発表しようか。
Nacksは、昨年お題を出したときに「そこまで人生と音楽を紐つけたことなかった。どうしよう。」と言っていたので、とても意外だったと同時に、考えてきてくれたことが嬉しかった。
その3曲を、順番に再生しつつプレゼンしてもらう。
このテーマは、ただ「好きな曲」というのではなく、その曲にまつわるストーリーや思い出を話してもらう、ほぼ人生のプレゼン大会だ。
トップバッターとして、最高のセレクトだった。
そこから、怒涛のようにみんなが順番に発表していく。それぞれのストーリーが面白い。
前に世界を旅していたときに、持ってたmp3プレーヤーが3曲しか入らなくて。その3曲が、ベスト3です。
そういったセレクトのコンセプトもよい。
3曲に決められなくて、確定した1曲だけ、今回は発表するよ。
という感じで、途中経過を話してくれたメンバーもいた。
一生懸命、考えてきました!
この夏から、初めてキャンプに来てくれた新人も、数か月で考えてくれていた。
みんなの発表が終わって、あとは私(と、寝落ちしたYa-man)だけが残った。
オーナーの発表行く前に、少し休憩して、何曲か音楽聴こうよ。
と、ブレイクタイムを入れて、なかなか私に発表をさせてくれない。
時刻はもう深夜2時。この話題で4時間近く会話しているが、盛り上がった。ここまでハードルを上げられた上に、これの締めをしなくてはいけない。
とはいえ、お題を出した本人としては締めなくてはいけないことは予想して、プレゼンのストーリーは考えていた。1年間とても悩んだが、思いついた私の3曲のコンセプトはこうだ。
①過去、人生で最も影響された曲
②現在、自分の気持ちを最も表している曲
③未来、自分がこうしていきたいと決意を示せる曲
この夏に故郷の帰省をしたときに、20年ぶりに会った同級生の何気ない一言がとても心に刻まれた。
これまでの話じゃなくて、これからの話をしようよ。
今回この3曲をセレクトするときに、過去の話だけでなく、未来の話をできるようにしたい、と思い直して、この選曲のフレームをつくった。
音楽をかけながら、その曲のプレゼンと、このフレームの説明をした。
そして、じゃあこれからの話をしよう、と締めて、このテーマの発表は終わりにした。
その後は、深夜になっていたが、来年したいキャンプの話や、嬉しいニュース、驚きのちょっと悲しいニュースなどもあり、また会話を深めた。
とにかく、この5時間くらいのこのテーマでの会話は、心が動かされる機会だった。人生でも、そんな経験回数がない体験で、大人になっても求めていた体験だった。このキャンプは、人生ベスト3に入るキャンプだ、、、そう思いながら、過ぎていく時間がもったいなく感じた。
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翌日は、片付けをして解散。毎年こうやって集まれるのは、とても貴重だ。来年も、もっともっと楽しくキャンプができるように、いろんなことを考えていきたい。
備忘録:みんなのベスト3の曲目集
・陽はまたのぼりくりかえす – Dragon Ash
・Tsunami (Cornelius Remix) – Manic Street Preachers
・んoon – Forest feat. ACE COOL
・さすらい – 奥田民生
・GEE – 少女時代
・積荷のない船 – 井上陽水
・Daughters (Live at the House of Blues) – John Mayer Trio
・ロストマン – BUMP OF CHICKEN
・We Are the World – U.S.A. For Africa
・友よ- Hilcrhyme
・リバーシ – UVERworld
・俺たちの明日 – エレファントカシマシ
・September – Earth, Wind & Fire
・Funny Bunny – the Pillows
・東京 – SUPER BEAVER feat. 長屋晴子
・年貢 for you feat. 旗本ひろし、足軽先生