桜の下で、楽しい人たちを集めてキャンプを楽しみたい!
貴重な花見キャンプ
桜。楽しめるのは春の2週間程度。そんな貴重な機会に、桜の下でキャンプをしたい。。。そしてそんな桜を愛でつつ、美味しいお酒を飲みたい。
まず1月頃に、日程を決めてキャンプ場を予約し、ひたすら開花予想をにらめっこする日々を過ごす。今年は2月の気温低下で開花が遅れるという予想だったが、3月の気温上昇で平年並みに開花。その後はまた冷え込んで、満開になるまで時間がかかる、という経過だった。
結果、当日は満開ちょっと手前の7分咲きか、という最高のシチュエーションで、キャンプできることになった。

そんな花見キャンプは、どんなメンバーで臨むか。
・貴重な機会だし、そこそこ人数を集めよう
・これまで一緒にキャンプを経験した人を中心にしよう
・桜とともに楽しみたいのは、お酒。お酒が好きなメンバーを集めよう
まとめると、私が一緒にキャンプしたい人を集める、といういつもの基本姿勢で、いろいろ声をかけて、大人8人、子ども2人でのキャンプとなった。
事前の調整は、できる限り入念に行った。テントとそのサイトレイアウト。持ち寄るギア。食事。そしてお酒。特に日本酒を中心に、いろいろ探した。
いつも以上に、気合入れて、お酒探してね!
お店に通って、いいの見つけました!
そして気になるのは天気。雨だと、桜を十分に楽しめない。
MARUは、雨男だからなぁ。心配だ。
いつも議論になる、雨男か否か。ここ2年半での統計をとってみた。
こちらが、過去に私と行ったメンバーの雨が降った率だ。回数少ない参考値のメンバーを除けば、MonTanaと行ったキャンプが、最も雨の確率が高い。

私がソロで行った場合は、たった4%だ。。。これは、私が晴れ男で、雨男は・・・もう何も言うまい。
さて、今回は晴れたし、ぞんぶんに楽しもう!!
桜の下でサイト設営と撮影タイム
まず私のクルマがチェックインちょっと前に到着。同乗していたメンバーと、設営を始める。きれいな桜に、テンションが爆上がり。
ゼインアーツ・ロロを立てようとしたところ、桜の枝に、テントが当たることがわかった。それだけ、桜の枝の位置が低い。急遽、予定していたレイアウトを変更する。
その後、MonTana、やわやわさんたちが到着。先に一部メンバーでお風呂へ行っている間に、もう1人も遅れて到着した。メンバー間では「初めまして」の人もいるので、それぞれ軽く挨拶。
一刻も早く乾杯したい、、、という気持ちを抑えて、
撮影に、ご協力をお願いします!!
メンバーに一時はけてもらい、レイアウトを撮影する。

今回のポイントは、タープレスだ。桜を楽しめるよう、タープをなくし、野天にした。もし雨が降ったら、ロロに避難するようにしたが、雨予報はゼロで、天気にも恵まれた。

日本酒で乾杯
次に、日本酒だけを並べて撮りたいです!
今回、特にこだわった日本酒。そんな、みんなに持ち寄ってもらった日本酒を、並べてみる。

げんまいと、ひろきの間を、もう少し狭めて!
細かい!そして、「げんぶ」です!
日本酒の学の浅さを、露呈してしまった。
本数が多くテーブルからはみ出たので、アーチ状にしてぴったり収まった。

そんな今回の日本酒は、錚々たる銘柄が揃った。これだけの日本酒を飲み比べできる機会は、なかなかないだろう。
左から、
・ソガペールエフィス イリヤソントン : 小布施ワイナリー
・産土 穂増 五農醸 : 花の香酒造
・産土 山田錦 二農醸 : 花の香酒造
・射美 BLACK : 杉原酒造
・射美 WHITE : 杉原酒造
・新政 雨蛙 : 新政酒造
・新政 Earth : 新政酒造
・飛露喜 かすみざけ : 廣木酒造
・幻舞 川中島 吟醸 : 酒千蔵野
・吉田蔵u 百万石乃白 : 吉田酒造
・甍 銀黒 無濾過生原酒 : 甍酒蔵
・蓬莱 上撰 : 渡辺酒造
もう我慢できない、飲もう!
飲む前に、撮影するものしとかないと、後から撮らないと思うぞ。
確かにその通りではある。だが、みんなをこれ以上、待たせられない&自分も我慢ができない。
僕のもってきたこれで、乾杯どうですか?
まず記念すべき1本目は、吉田蔵u。
カップ持ってきたんで、これに、お願いします・・・
日本酒、マグカップで飲むんですか?繊細な香りが感じられないんじゃ・・・
ここでも、我らメンバーの日本酒に対する造詣の不足を露呈してしまう。ワイングラスを出して、そちらに入れてもらう。
今度、酒器にもいろいろこだわってみたい。
そして、いよいよ、乾杯!!!
あれ?全員いない。
保育園で働いているメンバーが、子どもたちの求めに応じて、遊びに行ってしまったようだ。
とりあえず乾杯!!からの、戻ってきてから、また乾杯。
・・・
美味い!あっという間に、1本のほとんどがなくなった。
これはやばい。酔う前に、MonTanaがいうように、撮影をしておいた方がよさそうだ。
今回増えた、Sololやmotto_kumaを撮影。

そのほか、みんなに飲んでもらっている間に、PR案件の撮影などこなし、落ち着いて着座。私も、心置きなく飲みすすめよう。
改めての乾杯酒に、これどうですか?
新政の雨蛙。スパークリング酒だ。
これは美味すぎる、、、私の今日のNo.1は、これだった。もう数本飲みたいが、そうそう手に入れられない。これも、一瞬で空瓶になった。
その後、次々に開栓し飲みすすめていく。射美の2種飲み比べ、産土の2種飲み比べ、の流れに感動する。好みの違いもわかって面白い。

今宵の春のキャンプ飯
食事も用意していこう。
いつものように、MonTanaが段取りよく食事を出していく。MonTanaのスタイルは、自分1人で、自宅で仕込みを終えておき、現地で最小限でつくる、というタイプ。
私は、現地でメンバーと手分けしてつくる、というタイプだ。メンバーにいろいろお願いして、みんな手際よく材料を切ったり、調理をすすめてくれる。

まずは、こちらのメニュー。
・ピリッと辛いおつまみカニカマ
・ホタルイカの塩麹漬け
・いちごと生ハムのカプレーゼ
・鯛の塩レモンカルパッチョ
・おでん
・ちらし寿司
おでんの、(後から追加する)イタリアン餅巾着が、よくできたのですよ。
続けて、
・タコの和風アヒージョ
・厚揚げ豚バラ巻きのトマト煮込み


私、2品準備してきましたけど、これだけあってつくります??
ぜひと、お願いして、
・長芋のゆかり炒め
をつくっていただいた。写真撮り忘れたが、これが美味い。
以前に、「明太子とじゃがいものアヒージョ」をつくってもらって、何度か真似させてもらった。
いやー、流石です。。。これも真似したいレシピだ。
こちらも、最後、焼き鳥を焼こう!今日は50本ある!
炭火を熾して、Ya-manに焼いていってもらう。
炭が、足りなくなってきました・・・がんばります。。。
このタイミングあたりで、私も珍しく記憶が途切れ途切れになっている。Ya-manの記憶もあまりないようだ。Ya-manがどうやって炭に火をつけて、50本も焼ききれたのか、記憶もないし写真も撮れていない。途中、炭がなくなり、火力が落ちて苦戦しているだけは覚えている。
酔っ払いの利き酒勝負
利き酒勝負、やりたい!!!
これだけの日本酒が揃っているので、一度、やってみたかった。カップや解答シートも、ムダに準備してきた。

これだけ酔っててやるのは、誰も得しないですよ。。。
やってみたいんですー!MonTana、Ya-man、私の3人で、やってみましょう!
半ば強引に開催。やわやわさんに行司をしてもらった。
6銘柄を、それぞれ名前を隠して飲み、回答していく。
3本目くらいまでは、なんとなく自信を持って解答していったが、4本目くらいから、回答に全く自信が持てなくなってきた。
全員の解答が出そろって、答え合わせをしていく。
1本目、、、正解は、甍!
MonTanaが正解する。2本目以降は、当たったり、外れたり。というか、外れるのが多い。
しかし一番ショックだったのは、「最もわかりやすい」と思われていたソガ(ワイナリーがつくった日本酒なのに)を、全員が外したことだ。
結果、私が3銘柄、MonTanaが2銘柄を正解。Ya-manにいたっては全問不正解、だった。
※私の字が、汚すぎる・・・

日本酒の利き酒は、誰も幸せになれないことがよく分かりました。
俺は、楽しかった!3つは当たったし!
またやりたい、と言っても、誰も再戦を望まなそうだ。
酔っ払いたちの夜会
いろいろ会話したが、今回のキャンプは特に、記憶が途切れ途切れだ。
似てる芸能人では「劣化したミスチルの桜井」って言われたりするんですよ。
Ya-manがアピール(?)している。私も、Ya-manがいかにいい男かをプレゼンしたが、全くみんなに伝わらない。
その後、私も人生観(?)について話した記憶があるが、響かない(むしろ引かれた)記憶が残っている。
なかなか、人生は難しい。
うーん、酔えないですねー
そう言いつつ、何かいろいろ会話をしていたメンバーが、焚火まわりに移動した。おなかもいっぱいになったので、追いかけて、みんなで焚火そばに移動する。
時刻は24時を越えていて、子どもたちはいつの間にか就寝しているし、離脱するメンバーも出てきた。Ya-manは、焚火の傍で寝落ちしている。
ギリギリ、夜桜の写真を撮れた。

猫がでてきて、食事をとろうとしている。それを追いかけようとして転んだり、24時を越えた私はポンコツだ。
3時頃までいろいろ会話した、が、覚えているのは、1つ誤解されていたという点だ。
30代の女性をキャンプに呼べ、って言われているそうですね。
あれれ、、、いや、、、そこまで限定的な考えは持っていない。男女限らずキャンプ仲間は増やしていきたいし、それが30代にも限らない。私の何の言動が、そう思わせてしまったのか。。。その話をしていた時だけは、酔いが醒めかけた。
誤解は、解けただろうか。
そして、私が就寝してからも、一部メンバーが残って、大人の会話していたようだ。また、先に就寝していたMonTanaが4時に起床して合流する、という不思議な現象も起きている。
翌朝・チェックアウトまでの危機
朝、目が覚めた。が、体が動かない。とても気持ちが悪い。。。明らかに、二日酔いだ。お酒を飲むのは、24時にはほぼ止めた。ただ、その前に飲んだ量が多かったのと、寝不足もあるか。
起きられないまま、そのまま1時間が過ぎる。
おー、そろそろ起きないとまずいぞ。
わかってるー、だが、起きられない。。。
そしてまたそのまま、1時間が過ぎる。
座ってるだけでいいから、片付けの指示を出してくれ。
だよね、、、なんとか、行く。。。
ゾンビ見たいに、テントから這い出してきた・・・。
キャンプ人生で最大のピンチだ。。。
なんとか、起きてチェアに座る。のどが渇いて、水を飲んだり、子どもが飲んでいたジュースをもらったりする。
みんな、片付けを進めていてくれていた。Ya-manが、私のテントの中のマット類を片づけてくれている。みんなで食器洗いもしてくれたし、テントも片付けがすすむ。
チェックアウト1時間くらい前に、少し動けるようになってきた。小物の収納だけは、なんとかやろう。
なんとか10時には、テントサイトを空にすることができた。
みんな、ありがとう。
ーーーーーー
そんなこんなで、最後はドタバタだったが、とても楽しいキャンプにできた。
来年も、開催できるといいな。また来よう。
<MonTanaの後日談>
MonTanaが、よく遊びに行っている日本酒バーに行って、ママに「どうですか?この日本酒のラインナップ?なかなか集めるの大変じゃないですか?」と言ったら、ママ「え?全然珍しくないよ?簡単に集められるわよ。うちの店で出しても1杯500円の値段つけても、ぜんぜん売れないから、仕入れないのよ」。ほか常連さん「まー、全部美味しいけど、面白くないんだよね。十四代とか燗して遊んじゃうぐらいだから。」
どうやら、我々は日本酒の世界の入口に立っているだけのようでした。奥が深すぎる。
いいじゃないか。入口から、楽しんでいこう。