水没&新しく竹が生えた道、あとは、俺に任せろ!
水没したキャンプ地の道
前回、キャンプ予定だったが、先発隊として現地入りしたMonTanaからの報告で、中止とした。
- 道に、竹が無数に生えている
- 広範囲にわたり、道路が水没している
- サイトも草だらけ
- キャンプ地の周囲も沼地だらけで、まるで孤島になっている
状況としては、おもにこの4つだ。
だいぶ竹が生えてきたはず。刈りに行きたい。 ガチ勢の修行キャンプ計画 ラボリエは、ただいまオフシーズンだ。標高ほぼ0m。気温が上がって、湿度も高く、虫もたくさんでる。特に、蚊が大量発生するのが厳しいところ。 6月の梅[…]
MonTanaは、雨が降り、陽も暮れそうな中、どうにもならなかった。ただ、状況は分かった。
後日、その遺志?を継ぎ、雨天の切れ目になるタイミングで、日帰りで行くことにした。
竹が育ち切らない今のうちに、なんとかしたい、という考えがあった。生えたばかりの竹は、水を潤沢に含み、とても柔らかい。ノコギリを何往復することもなく、1スライドで断ち切ることができる。草刈機なら、一瞬だ。
(水没してるのを、実際に見たい&体験したい・・・)
と、考えていた自分は、変態かもしれないと思ったが、それには蓋をした。
まずは現状把握
着いて、車から見える景色。当たり前だが、MonTanaから送ってもらった写真と同じだ。
サイドには、MonTanaが切った竹が積まれている。ここよりこちら側にも、竹が生えていたのか。
そして、竹を切っていく。まずは人ひとりが通れる道を確保したい。だが、数メートル進んで、驚く。
え!?もうここから水没してるの??
ここでも、だいぶ深い。少なくとも、靴は全て沈む。
ただ、ここで怯んではいられない。意を決して、この沼に踏み入れ、切り進む。
その奥には、Ya-man Parkingが。車が展開でき、3台横に並べられる広さがある。はずが、この状態だ。
さらに、奥へ進む。この奥が、最も深く、水没しているということだ。
奥にあるはずの橋が、見えない・・・。
これは、厳しい。まだ、水が透き通ってキレイなのは救いだ。
ここでは、道のサイド、高くなって冠水していないところを、竹を切りながら進む。
ようやく到着した橋も、竹に覆われ、向こう側が見えない。
ただ、橋はそのものは健在だ。歩いて渡っても、変わらず安定している。それはホッとした。
キャンプ地は、基本、草が生えているだけ。これは今日、どうにかできそうだ。
問題はその周囲。森の反対側へ回ると、そこも、水没していた。
辿ると、ほぼサイトの周りをぐるっと、ほぼ1周。このキャンプ地は、陸の孤島と化していた。
水没の範囲を図式化すると、こうなる。
道の竹が生えているエリアは、水没しているエリアと重なる。
水路の水かさも、かなり上がっていた。恐らく、水路の水かさが上がり、土手から水が染み出してきたのではないだろうか。
ここは、はるか昔、海だった場所。土壌は「砂」だ。とても水はけがよく、今まで水たまりひとつ見たことがなかった。だが、長い梅雨で、上流を含め雨が降り続け、その水が流れてきて、水路の水位が上がり続けた。そこから染み出した水が、土壌の排水能力を超え、溜まった。
これだけの長い期間で雨が降る、この季節だけの現象かも、しれない。
草刈機で道の竹を滅多切り
小雨予報だったが、運が良く、雨が止んだ。
草刈機に、ガソリンを注入し、一気に切り進むことにした。
橋の周辺をまずはさっと切り、道を見通せるように。
最初は、水没したエリアに踏み入れて、靴を濡らしながらやっていたが、途中で、切った竹を道路に敷き詰めつつ進むようにした。その竹の上を歩けば、多少なりとも、高さを稼げ、濡れる範囲が減る。
また、草刈機を切るときのコントロールで、竹を倒れる方向をうまく調整し、切って敷いて、切って敷いてを、効率よく進めることを覚えた。
Ya-man Parkingも、切った竹で敷き詰められた。ここも60%が水没していたが、この上を歩けば、あまり濡れずに進めるようになった。
公道側へ向かって、切り進める。そして、車を停めたところまで。
休憩もせず、ひたすら進んだ。
ただ、ここで終わりにはしない。行きで見えていなかった竹が、帰り道で見つかることが多い。今度はキャンプ地に向かって、切りながら進む。やはり切り忘れを見つけ、さらに数十本、切った。
行きと帰りで、合計、100本は切った。ただ、生えたばかりの柔らかい竹に、草刈機のパワーで、一振りで切れるため、そこまでの疲れはない。
次は、テントサイトを整えていこう。
<続く|後編はこちら>
道の竹は切り尽くした!サイトも整備していこう! サイトの草刈り テントサイトは、だいぶ骨が折れたが、竹を根っこから抜いたため、新たな竹はほとんど生えてこなかった。 ただ、陽当たりが良くなり、草が、かなり生えている。 […]