CAMP #36|夏の終わりの湖畔キャンプ

涼しい湖畔のキャンプ場で、夏の終わりを楽しもう!!

林間サイトでレイアウト

 千葉のラボリエは、もうあと少しオフシーズン。まだ快適なキャンプには暑い気候だ。

 そこで、標高の高い、富士五胡エリアへ遠征キャンプに。

 ただ、8月の大雨で、湖の水位が上がって、湖畔のキャンプ場はサイトが減っていた。先着順のフリーサイトを狙おうと思っていたが、サイト数が減って激戦になっているようだ。

 慌てて探し、キャンプ前日に、湖畔キャンプ場の陸側に入った林間サイトを予約できた。たまたまキャンセルが出て、滑り込みだ。

今回、テントはどの組み合わせでいきます?

Solのアルニカと、俺のCAMP ON PARADEのオーダータープの組み合わせをやってみたいなぁ。

 予約できた林間サイトは、少し狭めだ。その2つでギリギリになりそうだ。

 余裕を持って過ごしたかったので、当日は、9時過ぎにアーリーチェックイン。まわりにキャンパーがまだいない中で、ゆっくり設営。

 アルニカの長辺と、タープの長辺(5m)を合わせて、コンパクトに設営。ガイロープが隣のサイトに入らないように、ギリギリで調整。今回は、風があまりないので、このレイアウトで大丈夫そうだ。

 林間サイトで樹々は多いが、まだそれなりに日差しも強い。タープがいい仕事をして、涼しくて心地よい。

 ギアも、Solと私とで分担。サバティカルのアルニカと、センターに立てたウッドポール、Snowpeakのチェア、Nordiskのコット、DODのダストボックス(DIYで改造)は、Solの持ち物。あとはほぼ私のギアだ。

 アイボリー+ウッド+ブラックのカラートーンで揃えた。

 照明は、ベアボーンズリビングのエジソンストリングライト3連。MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)のAIR HANGERを使い、タープのポール感をつないで吊るす。

 タープの長辺が5mあり、それを渡せるデイジーチェーンはあまりない。長くても3~4mまでというものが多い。その中で、 ミニマルワークスのAIR HANGER は、6m(4m+2mの組み合わせ)の長さがあった。

 このハンガーは、ガイロープを使ったギアで、重たいもの吊るすことはできなそうだが、このランタンを吊るすには十分な張りが確保できた。

 設営で、喉が渇いた。とりあえずスパークリングワインを開栓し、気づけば飲み干していた。

 その時点でフラフラ。設営と撮影は終了だ。

湖畔でSUP体験

 落ち着いたタイミングで、SUP体験の時間になった。1艇レンタルする。

 私は、酔い覚まし中なので、1回乗り、数メートル進んだところで戻り、ギブアップ。とりあえず「立てる」ことはわかったので、満足だ。

 Solたちは、湖のだいぶ先まで漕いでいく。

 湖畔で座りつつ、夏の終わりの風を感じつつ、酔いを醒ましていく。

 SUP体験終了後は、お風呂へ行き、戻って夕食の準備へ。

夕食のラインナップ

 あたりはもう真っ暗だ。本日のお品書きはこちら。

 まずは、マグロとハマチの生ハムカルパッチョ。

 これは、家で1週間前から仕込んだものだ。クーラーボックスから取り出し、キャンプ場では、切って、お皿に盛りつけるだけ。(つくり方は別途記事にまとめたい。)

 これが、お酒に合う。飲みつつ、つまみつつで、急速になくなった。

 次は、いぶりがっこのクリームチーズ和え。いぶりがっこをみじん切りにし、ネギとクリームチーズで和え、韓国海苔に巻いて頂く。こちらも、写真を撮る間もなく、すぐになくなった。

 順番を前後し、次は、お肉を。和牛のステーキで、部位はカイノミだ。この部位は、フィレ肉に近い場所にあるバラ肉。赤身と脂のバランスが良いと言われている。

 スキレットで片面1分ずつ火を通し、ホイルに包んで3分休ませた後、切ってサーブ。

 引き続き、そのままスキレットでチキンと夏野菜のアヒージョをつくっていく。夏の終わりに、彩り豊かな夏野菜を食べたい。鶏モモ肉の表面を軽くソテーした後、オリーブオイルにニンニク・鷹の爪を入れ、香りを出す。夏野菜を投入し、弱火で火を通していく。味付けに、「ほりにし辛」をふりかける。

 ここで痛恨のミス。アンチョビペーストの追加を忘れていた。慌てて投入する。

それ、入れすぎですよ!

 慌てて、大量に入れてしまった。特にチキンは、アンチョビ味がかなり強くついてしまった。

 このアヒージョのオイルは残しておいて、後で、パスタにして頂く。

 そして、ダッチオーブンでスープを。牛肉の煮込みシチューだ。これは、お風呂から帰ってすぐに仕込んでおき、合間にじっくり煮込んでおいた。レシピは以前のジブリ飯でつくった「シータのシチュー」。材料は多く、それなりに手間はかかるが、つくり方は自体は簡単だ。基本、材料を入れて煮込むだけ。酔っていても失敗しない。

ジブリ飯のキャンプ

毎年お世話になっているキャンプ場で、夏を楽しんでこよう。 船で渡ってキャンプ場へ  この10年くらい、ほぼ毎年訪れているキャンプ場。そのキャンプ場は湖畔にあるが、車でも徒歩でも行けない場所にある。  船で渡る。船着き場で[…]

 また、メンバーがデザートをつくってくれていた。それが「桃モツァレラ」。桃と モツァレラ チーズ、そして胡椒がアクセントに効いている。

 食べ、飲み、食べ、飲み、飲み、飲み、、、料理は食べ終わって、お酒をチビチビと飲み続ける。

 気づけば、それなりにいい時間。軽く洗い物と片づけをし、就寝する。

二日酔いの朝ご飯

 朝、目覚めたのは7時半。やはり二日酔いだ。ただ、そこまで酷くはない。早めに切り上げたのがよかった。

 Solたちの姿はない。SUPをしに行ったようだ。SUPレンタルは、1日目夕方から2日朝までのプランで借りている。朝のSUPは気持ちいだろう。

 とりあえず起きてコーヒーを淹れる。そのうちに意識がしっかりしてきたので、朝ご飯をつくっていく。

 塩鮭と梅の雑炊だ。

 出汁をとり、お米(サトウのごはん)、焼き鮭、梅干しを入れて、少し煮込む。

 溶き卵を流し入れ、小ネギをのせたところで、Solたちが戻ってきた。

 みんな、運動後ということで、一瞬でなくなった。

もう少し、、、食べられそうです。

 私はいつも二日酔いで、朝はあっさりしたものを数口で十分、という状態なので、このメニューを選択したが、もっとしっかりした料理がよかったか。

 念のため買っておいたインスタントラーメン(まるちゃん正麺・旨塩味)を、追加でささっとつくる。

 それで、一応なんとか、お腹は満ちたようだ。

 料理をしながら、1つ気づいた。そういえば、スキレットがない。昨夜、洗ったのは覚えているが、サイトに持ち帰った記憶がない。恐らく洗い場に置き忘れた。ただ、それに気づいてすぐ洗い場を確認したが、見当たらない。

 5年近く育ててきたLODGEのスキレットで、愛着もあったが、ここで縁が切れてしまったか。残念な気持ちになる。とても、残念だ。

 そして、サイトを撤収し、キャンプは終了。楽しいキャンプだった。

ラボリエ 2ndシーズン に向けて

 昨夜も涼しかったが、そろそろ平地でも涼しい日が出てきた。千葉の開拓を再開していこう。2ndシーズンの開幕だ。まずは、恐らく生い茂っている道やサイトの草刈りから。また計画していく。