CAMP #31|真夏の湖畔キャンプでジブリ飯・後編

朝食も、ジブリ飯で楽しもう!!

朝食のジブリ飯づくり

 朝、心地よい涼しさで起床。昨夜は暑かったが、朝にはだいぶ気温が下がった。

 テントの中から見える風景で、昨夜、テントを移動したことを思い出した。

大変だったけど、よく眠れた・・・

前回記事はこちら

ジブリ飯、仕上げていこう! 湖畔のマジックアワー  魔女の宅急便の「ニシンのパイ」の2つ目を、ダッチオーブンに入れて火に投入。 [sitecard subtitle=前回記事はこちら url=https://labolie[…]

 目が覚めたら、朝食の準備を少しずつ始めていく。

 本日のお品書きはこちら。昨夜のうちに、子どもたちが描いていてくれた。

 「天空の城ラピュタ」より、「ラピュタパン」と呼ばれる目玉焼きトースト。そして、「ハウルの動く城」でカルシファーの火力でつくっていたベーコンエッグ。ただエッグ被りになるので、ベーコンのみで。

 それだけだと彩りが寂しいので、サラダを追加。

 ジブリ飯というか、とても簡単な構成だ。このジブリ飯も、もともとは子どもの1人が、「ラピュタパンみたいなトースト食べたい」というところから、話が発展した。

 さくっとつくって、盛り付け。

 夏の朝食としては、爽やかでちょうどいい。

 せっかくなので、カルシファーのベーコンエッグもつくってみる。

あ、卵の位置が、原作からズレた!

あ、ほんとですね!狙ったとこ落とすの、なかなか難しい・・・

 シンプルな料理だけど、焚き火でつくると、とても美味しく感じるのは、魔法だろうか。

ランチは夏祭りの屋台飯

 朝食が終わって、珈琲を淹れ、片付ける。その後、少しテントを片づけていたら、もうランチの時間に。早い・・・。

 ランチも、子どもたちのリクエストで「屋台飯」に。この1年、夏祭りがなくなり、「屋台っぽいご飯を食べたい」とのことだ。

 この後、片づけて食事場を空けなければいけないので、ぱっとできる簡単なものに。

 チョコバナナは、キャンプ向けにアレンジ。ホイルにつつんで、チョコとマシュマロを乗せて、焚き火で焼いた。コアラのマーチがのっているのは、アレンジだ。

 この2日間、ずっとご飯つくってた気がする。次は、子どもたちに1品任せてもいいかもしれない。

 そうこうしているうちに、1人、熱中症でダウン。

ちょっと、横になってるね・・・

 炎天下でテントを畳んでいたら、体温が上がってしまったようだ。

 温度計を出してみると、日陰で涼しいと思う場所でも、28℃。午後も、日の当たるところに出るのは、避けよう。

イスを担いで森散歩

 このキャンプ場の裏には、滝を終着点としたハイキングコースがある。久しぶりに、登りたくなった。

 片付けがひと段落したら、チェアを持って、山に入ってみる。木洩れ日と、そよぐ風が気持ちいい。

 登っていくと、大きな岩を見つける。ちょうどいい日陰になっているので、少し休む。

 この岩が落ちてきたら、大変だ。

 滝を見て帰ってきたら、汗だくになっている。森は涼しいが、坂道の上り下りで、それ以上に身体が熱くなった。

 川に下りる。ここだけ、気温が少し周囲よりも低い。チェアを置いて、足を川に突っ込む。

 身体の熱が、川の清流に、少しずつ移っていく。涼しい。

 気づけば、この川で1時間近く、まったりしてしまった。すっかり汗も引いた。

 これが、夏だ。夏のキャンプ。

 そして、思い残すことなく、帰りの船へ。

ありがとうございました!また、来年も、お願いします!!

 今年は、異常事態下のキャンプで、いろんな制約を課した。来年には、思いっ切り遊べるようになっているだろうか。恐らく、来年も難しいだろう。ワクチンをほとんどの人が打っても、特効薬ができるまでは、元通りに戻すのは難しい。また、こういう中でもリスクを抑えて、楽しめるキャンプの方法を、また模索していきたい。