たまには普通のキャンプ場に行きたい!
いつもの湖畔のキャンプ場へ
この冬は、竹伐採やトイレ小屋づくりなど、開拓をしてきたが、たまには一般のキャンプ場に行きたくなる。GW前の、まだ肌寒く、混まないタイミングで、遠征キャンプへ行くことにした。
西湖にある「キャンプビレッジ GNOME」へ。年に数回行っているキャンプ場。こちらは、サイトを指定しての予約ができるのが安心だ。サイトの場所が「早いもの順」だったり、行くまでどんな場所になるかわからなかったりすると、やはり不安になる。
今回、たまたま、湖畔沿いで見晴らしがよい「R2」というサイトを予約できた。キャンプ場のスタッフの方も、「一等地」と言われていたので、楽しみだ。
画像出典:キャンプビレッジ GNOME|WEBサイト
サイト設営&レイアウト
サイトは、湖畔近くの高台。湖面よりも少し上がったところにある。
いつもの、snowpeakのリビングシェルロングProを張る。
高台で、湖畔に近いこともあり、風の影響を受けやすい。設営のときに、テントが少し飛ばされそうになった。(とはいえ、「テントの墓場」と呼ばれるふもとっぱらと比べると、全然ラクだ。)
崖に生えている木によって、西湖が見えづらくなっているが、GW前でまだ葉が生えていない木も多いため、見晴らしは良い。夏になると、もしかしたら木が茂って湖が見えづらいかもしれない。
そして、小高いサイトということで、その先は崖になっている。そんなに急傾斜ではないものの、酔っ払って真っ暗な中で落ちたら大変だ。
崖の手前に、ANOBAのステイクハンガーを打って、ランタンをつけておく。
そして、テント内もレイアウト。
ギアの入替えはあるが、基本は同じ。Snowpeakのソファ「ラックソット」を中心にしたレイアウトだ。
日差しがあり、少し暑いくらいだ。メッシュにして湖からの風を感じるのが気持ちいい。
設営して、少しまったりしたら早めにお風呂へ。こちらは、徒歩圏内に日帰り温泉があるのがいい。
火鍋でほっこり
お風呂から戻ると、陽も沈みかけて、少し肌寒くなってきた。
本日のお品書きはこちら。メインは「火鍋」だ。温まるにはちょうどいい。
とはいえ、まずはおつまみから。
- やみつききゅうり:きゅうりを、ウェイパー・ゴマ油・砂糖・にんにくで味付けして、ごまをかける
- アボカドの海苔茶漬けがけ:アボカドにレモン果汁・ワサビを絡め、海苔茶漬けの素をふりかける
- マグロの生ハム:マグロに塩・スパイスを脱水シートに包み冷蔵庫で3日間熟成させる(自宅でつくって持参)
こちらのおつまみで、酒を飲みすすめつつ、温かいものも。
- とうもろこしと大葉のもっちり焼き:とうもろこしの未、山芋のすりおろし、大葉の千切りと、片栗粉を混ぜたタネをじっくり焼く
メンバーが持参したEsbitのメスティン&固形燃料の熱源で、料理してみる。これくらいの火力がちょうどいい。
さて、メインの火鍋へ。
まず、ダッチオーブンに、桃屋の「食べるラー油」と、豆板醬の他、各種中華スパイス:花椒、八角、棗、クコの実、しょうが、にんにく、鷹の爪を入れて、じっくり熱していく。
スパイスの香りがチリチリと立ってくる。
ここで、焦げないように炒めるのがポイントだ。それによって香ばしさが増す。
そこに、ウェイパーを加えたスープを投入し、野菜など具材を投下していく。
真っ赤なスープ・・・とても辛そうだ。
あ、思ったより、辛くない。そして美味い。
辛さのポイントとなる豆板醬と鷹の爪を、少し控えめにしたからか。全く大丈夫だ。
しかし、食べ進めていくと、「辛い」と訴えるメンバーが出始めた。
なんか、急に、めっちゃ辛いっす。というか、痺れます。
ほー、そんな辛いのに弱かったっけ笑
辛いのは、苦手じゃないです!でも、これは、痺れます・・・。
辛いのが苦手な人は、なぜか「苦手だ」と言わない傾向がある。こいつも、隠れ苦手派だったのか・・・。
と思いつつ食べていたら、「ガリッ」と、何か固いものを噛んだ。
そして、次の瞬間、痺れが一気にきた。
か、辛い!痺れる!!
噛んだ固いものは、花椒のホールだ。これが原因だ。1粒噛むだけで、一気に痺れが広がる。
花椒のホールは、避けつつ食べ進めなくてはならない。が、もう数粒噛んでしまったので、なかなか痺れが引かない。
辛い辛いと言いつつ、全員で完食した。お酒も飲みみすすめ、気づけば、ほぼカラになっている。
今回飲んだお酒のラインナップはこちら。
あ、明日の天気予報、10時過ぎから雨に変わった・・・早めに撤収しよう。
もともと、午後から雨予報だったが、降雨の時間が早まってしまった。
翌朝、少し早めに起床し、片付けを進め、10時には撤収完了。雨が10時から本降りになったので、ギリギリセーフ。
今回も、楽しいキャンプでした。また来よう。