飯だ!お酒だ!宴会だ!まだ全員揃ってないけど・・・
食事の準備スタート
Yくん&Yさんのカップルが、自動車の故障トラブルでまだ着いていないが、陽も暮れてきたので、食事の準備をはじめていく。
Dさんは早速おつまみをつくりはじめた。ゴリゴリと、大根をすりおろしていく。
その1品目がこちら。「アボカド&大根おろしのマリネ」。
アボカド&大根の組み合わせが、こんなに合うとは。
そして、使い込まれた大きいスキレットを取り出し、2品目。「ジャガイモと明太子のアヒージョ」。
じゃがいもがホクホク。そして、このオイルも美味い。バゲットとともに頂く。
そしてMonTanaは、汁物にとりかかる。
メインは肉料理にしたので、魚介系でと、「イワシのつみれ汁」をセレクト。
このイワシ、スーパーで売ってなくて、市場で買ってきたんですよ。
イワシのつみれは、スーパーでもう団子になったものも売っているが、今回はMonTanaのこだわりで、イワシをたたくところからつくったものだ。
このイワシのつみれが、ふわふわで美味い。そして、旨味が深い。少し冷えてきたこの夕暮れ時に、身体が温まる。
自宅でつくってきたマグロの生ハムも出して、少しずつ取り分け、チビチビと頂いていく。
メインの肉料理の仕込み
そして私は、メイン料理の1つ、「阿波尾鶏のチキンレッグの炭火ロースト」を仕込んでいく。
今回の鶏肉は、OUTDOOR MEAT MALLさんより提供頂いたもの。
サイトはこちら → OUTDOOR MEAT MALL | 阿波尾鶏 豪快チキンレッグ
チキンレッグがダッチオーブンに入らなかったのと、片付けも楽しようと思い、大きなアルミ鍋を2枚使う。
チキンレッグは、事前に自宅で、塩麴と白ワインに漬け込んでおいた。これで味つけとともに、お肉が柔らかくなる。
アルミ鍋の中にしいたホイルの中に、トマト、オリーブ、ジャガイモ、しめじを投入して、その上にチキンレッグを。ローリエとローズマリー、白ワイン・オリーブオイルとともに、茅乃舎の「洋風だし」を袋を切って粉をふりかける。
アルミ鍋をもう1枚、上から被せて、クリップで固定する。
それを、焚き火につっこんで、火のついた炭を上に置きつつ、グリルしていく。
火の番は、Ya-manに任せた。
この薪、火のつきがよくないっす!煙も結構出ますね。
今回の薪は、あんまりよくないね。湿気ってるんだな。
薪は、MonTanaがここの近所に見つけた薪屋から仕入れたものだ。広葉樹でとても質のいい薪だ。以前のキャンプですごい良いと感じていたのだが、今回はたまたま外れだったか。
細く割りつつ、ついた火で乾かしながら、うまく焚き火していこう。これは腕が試される。
チキンのグリルは、弱火でじっくり1時間程度、火を通していく。
そして、メインはもう一品ある。
さて、クラウンローストつくっていくかー。
どどん、と取り出したるは、仔牛のフレンチラック。
こちらのお肉は、ネットショップで探して、見つけたものだ。
※提供しているお店は同じで、実際使用したものは1kgのもの。上記Amazonで販売しているものは600g。それくらいが丁度いいサイズかもしれません。
クラウンローストという料理は、ラム肉でつくられることが多い。だが、ラム肉は難度が高い。新鮮なものは美味しいのだが、素人が扱うと、臭みが出てしまうことが多い。せっかくなら美味しいものを食べたいので、こちらのニュージーランドの仔牛骨付きロース肉を選んだ。
真空パックから取り出し、ハーブと塩コショウをかけて、MonTanaにパス。
MonTanaが、難しいオペに挑む外科医のように、このフレンチラックを銅線で編み上げていく。
この銅線、細すぎてなかなか通らないよー。
おお、もっと太いやつの方がよかったか。
細い銅線の扱いが難しく、時間はかかったが、MonTanaは2つのフレンチラックを、クラウン状に編み上げた。そしてチェーンで吊るして、焚火の上に投入。
この絵は、なかなか壮観だ。
この料理は、初挑戦の「仔牛のクラウンロースト」。こちらも1時間から2時間ほどかけて、ゆっくり火を通していく。
全員集合&乾杯
そうこうしているうちに、Yくん&Yさんが到着。
時刻は18:30ということころ。あたりはもう真っ暗だ。
すいませんー!遅くなりましたー!
よく来てくれたねー。故障した時点で、諦めるかと思った笑
実は、諦めそうになりました笑
初めましての組み合わせもいるので、軽く自己紹介。
何はともあれ、全員揃ったので、まずは乾杯しよう。
各自少しずつ飲み始めていたが、ここはDさんが持ってきてくれたスパークリングワインで。
今日はありがと~!かんぱい~!
Yくんたちの道中の故障話も聞きながら、おつまみを頂きつつ、本格的に飲みはじめていく。
(Yくん)あ、これ、お土産っす!
彼の故郷より、愛媛のミカン。なかなかの量、きっと全員でも食べきれないだろう。
・・・
そういえば、天気予報では、夕方から雨予報になっていた。
最新のレーダー情報を見ても、早ければあと1時間後くらいに雨雲が到達する。
先に、Yさんたちも、テント立てた方がいいかも。雨が降る前に。
(Yさん)そうだよー、早く準備しようよ。
(Yくん)ノド乾いたし、移動で疲れたし、もう少し飲ませてよ。ま、俺運転してないけど。
(Yさん)雨降っちゃうよー。
(Yくん)大丈夫!雨降っても、必ずやるから!
夫婦漫才のようなやりとりがありつつ、雨の気配も感じたので、Yくんは渋々、準備をはじめた。
彼らのテントは、DDタープをシェルターとして組んだもの。最もシンプルだ。
雨の中の晩餐
ほどなくして、雨が降り始めた。
MonTanaが直前に用意してくれたSnowpeak・ヘキサエヴォの焚火タープのおかげで、雨の中でも、この人数が濡れず、かつ焚火を楽しむことができる。
いよいよ、仕上がっていくメイン料理を頂いていこう。
<後編に続く>