CAMP #116|新テント THE FREE SPIRITS「Beyond 70D」で絶景キャンプ

新しいテントを買った!!!景色のいいキャンプ場で張ろう!

新しいテント「Beyond 70D」

 今、4つのテントを持っていて使い分けている。それはある程度満足できているのだが、数年同じラインナップで楽しんできて、少し飽きてきた。

 特に、ソロとデュオで行くときの、シェルターとして使えるものが欲しい。

 そんな中で、迷いに迷って購入したのが、THE FREE SPIRITSの「Beyond 70D」というテントだ。こちらのテント、SNSで探しても、ChatGPTに聞いても、ほとんどレビューが出てこない。持っている人が少ないようだ。

 一抹の不安を抱えつつ、チャレンジすることにした。

今回のキャンプ場「南伊豆 夕日ヶ丘キャンプ場」

 ラボリエはシーズンオフになったので、せっかくなら、景色のいいキャンプ場で張ろう。

 そう選んだのは、南伊豆にある、夕日ヶ丘キャンプ場だ。過去に1度行って、素晴らしい景色に感動した。たまたま、景色が特に良いといわれるいくつかのサイトから、「B3サイト」を予約できた。

 過去に行ったときは、グループキャンプがOKだったが、その後ルール変更があり、少人数キャンプだけがOKになった。それで足が遠のいていたが、今回ソロなので、静かにキャンプできていいかもしれない。

 南伊豆は、下道での移動距離が長く、片道で4時間ほどかかるが、道中楽しみにしつつ向かおう。

サイトレイアウト

 到着してすぐ、テントを張る。ポールは、メインポール1本、サブポール2本のシンプルな構造なので、迷うことなく張れた。

 サイドパネルは、跳ね上げたり、折りたたんだりできる。また、三角形で2段階にも開けられる。

 こちらは、1段階だけのパターン。

 このテント、流通量が少ないからか、インナーテント用のグランドシートも販売していなかった。そこで、既存のグランドシートを、切って縫って、台形状にしてオリジナルでつくった。

 テント内のレイアウトはこちら。ソロやデュオには、ちょうどいい広さだ。

 このテントは、生地の裏面に「シルバーコーティング」がされている。陽の光を反射して、涼しくなる。この日も、日中は日差しが強く暑かったが、テントの下は心地よかった。

 ランタンをテント内に吊るす場所がなかったので、ガイロープを張る。2本のロープが組み合わされたこちらのハンギングガイロープと、いくつかの金具を組み合わせて使う。このガイロープは、目立たないし、使いやすいし、いい。

 ロープの両端を、このように取り付ける。両端とも、インナーテント用のアタッチメントの器具だ。

 これで、ランタンを吊るせるようになった。

お酒と料理

 このテントで、海の絶景を観つつ、お酒をスタートすることに。

 料理も、少しずつつくりはじめる。キャベツのグリル・アンチョビソースがけ。

 そして、炭を熾し焼肉を。並行して米を炊く。

 食事が終わってからは、前回のソロキャンプと同様に、ボイスチャットをつなぎながらゲームのイベントを楽しむ。

キャンプのときしか、ボイスチャットに入ってくれないですよねー

 そんなことをメンバーに言われつつ。いや、それはたまたま、キャンプとゲームのイベントが重なっているからだ。そんなこんなで、夜が更けていく。

 新しいテントと、景色を堪能し、美味しいお酒と食事を楽しみ、ソロキャンプを堪能できた。これ以上ない、至高な時間だ。

 少し遠いキャンプ場ではあるが、また行きたい。

あとがき

 残念ながら、この「Beyond 70D」は、今回限りとなった。

 理由は「カラーが違った」から。もともと「ブラウングリーン」の表記を購入して、ネットショップに掲載されていた写真ももっとグレーに近い茶色だったのだが、どう見てもいろいろ違う。

 販売店と、その先の代理店にも確認してもらったが、これは「ブラウングリーン」ではないようだ。このカラーはおそらく「コヨーテ」。

 ブラウングリーンは、生産完了でメーカーにも在庫がなく、交換はできないとなったため、返品対応を頂いた。コヨーテで使い続けることも考えたのだが、私のカラートーンの中で、コヨーテはないという判断になり、返品させてもらうことにした。

 販売店にも、真摯にスピーディに対応いただいたので、それ自体に全く不満はない。希望のカラーを入手できなかったことは、残念ではあった。もし「Beyond 70D」で、新色で気に入ったカラーが出てくるなどあれば、改めて検討してみたい。

 ただ、実はこのテントの他にもう1つ迷ったモデルがあり、今回はすぐにそのテントを購入することにした。そのレビューは、また後日。。。