開拓のスピードアップに一役買っている「草刈機」。
今回は、これを収納する物置テントを設置します!
草刈機の保管スペースの悩み
草刈機は、現地では保管できず、自宅まで持ち帰っていた。とても貢献してくれているが、かなりの収納場所をとる。長さは約180cm。ハンドルで幅もとる。
まず、自動車での運搬時には、真ん中に置く必要あり、後部座席の定員が1人減る。また運転中に、何かの衝撃で刃のカバーがとれ、車内をあちこち動くという恐怖の事件もあった。
また、自宅も、それほど広くはない都市部のマンションなので、置ける場所がない。服を入れるタンスの横に立てかけて保管していたが、幅をとっていた。
もともとの計画では、この9月くらいには「物置小屋」を設置しようと考えていた。ただ、資材を運べる道や橋の整備は、今のペースだと冬になりそうだ。それまでずっと草刈機を自宅に持ち帰るのは、かなりツライ。
君を、ここに置いて帰りたい・・・
サイクルパーキング発見
ある日、Amazonで買い物をしていると、気になる商品を見つけた。
自転車やバイク置き場になるテントだ。いろんなサイズがある。もしやこれは、草刈機置き場として、使えるのでは・・・。サイズは十分だ。これくらいの荷物なら、現地まで手持ちで運べる。設置しても、後から解体したり、移動したりすることも簡単にできる。
ずっと屋外に置いておくので、劣化など心配だが、もともとその用途で作られたものだから、耐久性もそこそこあるのではないか。
ただ、色が、少し気になった。LABOLIERでは、カラートーンを決めているので、当てはまるものにしたい。きっちり合わなくても、なるべくナチュラルカラーにしたい。関連商品から、Amazonで他のメーカーのも調べていった。
すると、1つ、ナチュラルカラーの商品を見つけた。
キャンプ用品も出している、「FIELDOOR 」の商品だ。色は、サンドベージュと、ダークブラウン。しかも、価格もアンダー1万円だ。
この「サンドベージュ」色のテントに決めた。
物置テント組み立て
置く場所は、竹林と森の境目。竹を全部抜いたときに、端になるエリアだ。
箱から出して、組み立てていく。この商品のフレームは、「ネジ」は必要なく、フレームにストッパーもついていて、差し込んで組み立てるだけ。
組み立て完了。ここまで15分くらいというところ。取扱説明書には「2人で」と書いてあったが、工夫しつつ、なんとか1人でできた。
基礎ブロックの設置
このテントは、土ならばペグで固定するようになっていたが、現地の土壌は「砂」だ。長めのペグを打っても、すっと抜けるほど、土壌が柔らかい。例えば台風で強風に煽られたときに、吹き飛ばされてしまいそうだ。
そこで、簡易の基礎として、コンクリブロックの上に建てることにした。そして、ブロックに何らか固定して、飛ばされないようにしていこう。
まず、少し穴を掘り、ブロックを置く。
ブロックを6つ並べ、だいたい水平になるように高さを調整する。
本当は、水平器を使った方がいいのかもしれないが、テントだし、ざっくりだ。次に、各ブロックと、テントのフレームを、針金でぐるぐると固定していく。
この固定に、かなり時間がかかった。念入りに固定したので、1時間近く。
これは、腰が、イタイ・・・
これで、基礎ブロックの設置と、フレームの固定、完了。
フライシート設置
いよいよ、シートを被せていく。
シートの固定は、シートに縫い付けられているマジックテープやロープを、テント内でフレームに巻き付けて固定する。
シートを被せるのは10分ほどで完了。
草刈機をIN
さて、これで完成だ。ここまでの所要だいたい1時間半というところ。
草刈機を、中に収納する。サイズとしては奥行きがギリギリだが、問題なく入る。
これで、この草刈機を、ここに置いて帰れる!
このあと、ちょうど、すぐに雨が降ってきた。ちゃんと水を弾くし、大丈夫そうだ。
心配なのは台風。強い雨でも漏れないだろうか。強い風がきたとき、飛ばされないだろうか。
草刈機には、念のため、エンジンやハンドルなどに、ビニール袋を被せておいた。また台風が来て、過ぎた後に見に来よう。
帰りの車は、荷室が広々として、ほっとした半面、少し寂しい気持ちもあった・・・。
<続く>
少し落ち着いたところで、ソロでのデイキャンプを。