WEBメディアの「CAMPIC」に、インタビュー記事を掲載いただきました。

数ある投稿の中から拾って頂いたCAMPIC編集部の方、ありがとうございました!

<掲載記事>

 紹介文はちょっと恥ずかしいのですが、今回、取り上げて頂いたことは、非常に嬉しかったです。ちょうど、このラボリエでの初めてのグルキャン・開所式のタイミングだったので、記念にもなりました。(また近日中にその様子は投稿します)

 メールでインタビューのオファーを頂いてから、「〆切・期限はない」ということでしたので、少し時間をとって考えました。また、メンバーとも相談をしました。

 このラボリエの、メンバーの、そして私自身のオリジナリティとは何か。ここに到ったルーツとは何か。考え、まとめていったプロセスが、何よりも貴重だったなと思います。それはまた後日、「CONCEPT」ページにて、アップデートできればと思います。

 ここで今、思案することが2つあり、長文ですが、それだけ記しておきます。

1.「ギア紹介」に纏わるルーツ

 今回のインタビューでは、4つのギアを紹介するということで、まず1つは、このラボリエにしました(ギアなのか?ということは置いておいて)。あと3つは、かなり悩みました。

 うち2つ、「DAIWAのクーラーボックス」と、「かまどさん」を選んだのは、私が10年以上所属しているキャンプチームに由来します。

約10年前のキャンプ

 そのチームのキャプテンが釣りも好きで、釣り具メーカーSHIMANOのクーラーボックスを愛用していました。保冷力のすごさをそこでみんなが体感し、私も、釣り具メーカーという選択をしました。メーカーを変え、塗装もしたのは、完全な「真似」じゃないですよ、というちょっとした見栄だったかなと。

 かまどさんも、同じくそのキャプテンが愛用していました。彼の自宅でも集まって食事をしましたが、そこで土鍋炊飯の魅力を学びました。

 ギアの候補は10個近くありましたが、深く思い入れがあるのが、この2つでした。「これで大丈夫か?」と不安に思ったり、より映えるギアを選んだ方が良いか、なども考えました。ただ、心の拠り所があり、自分に深く根付いているものにしよう、と考え、決めました。

 改めて、チームのキャプテン&メンバーに、この10数年の感謝の気持ちを抱きました。ここから先も、絶対に、そのチームでのキャンプを続けることと、その中でキャンプスタイルも進化させていきたいなと思います。

2.「キャンプ場 開拓」のすそ野の広がり

 ここ数年は、自分がキャンプを楽しむだけじゃなく、キャンプの未経験者、初心者にも楽しんでもらうこと、その方法論をつくっていくことに取り組んでいました。それは、もっと多くの人にキャンプの良さを知ってほしい、という表向きの理由が1つ。ベテランメンバーでは普通のことでも、初心者に「すごーい」と言われ、気持ちいい、という裏の理由が1つ。

 そのパッケージがある程度できたので、次、新たなテーマとして「開拓」を選びました。この「開拓」も、自分やメンバーである程度の経験やスキルが持てたら、たくさんの「開拓初心者」の人たちにも、体験してもらえるようにしていきたいと考えています。

 ただ、今回、記事として取り上げてもらいましたが、Instagramのインサイトや、アクセスログなど分析していると、他の方々のインタビュー記事と比較し、反応はそこまで良くないと感じました。そこで立てた仮説として、「開拓」は、ハードルが高く、まだまだ万人受けするテーマではないということです。

 この後、方向性をどうしようか。ベテランキャンパー向けにターゲットを絞っていくか。ハードルを下げる工夫を何らか講じて、初心者向けにすそ野を広げるか。他にも何かあるか。(何かビジネスや商売を始めるわけではないですが。)

 まだ、解はないですが、仕事で培ったマーケティングのスキルも何らか活かしつつ、メンバーの意見も聞きつつ、ゆっくり考えてみたいです。

 とにもかくにも、こんなふうに区切りのタイミングで、見つめ直す機会を与えてもらえたことは、本当に貴重でした。

メディア掲載の最新記事8件