新しい焚火テーブル、現地で組み立ててみよう!
前回、焚き火場のおおまかな設計と、テーブル天板の作成をした。
それを持ち込んで、現地で、組み立てをしていく。
レンガの追加調達
組み立て後のイメージは、こんな感じ。
まずは、焚火を囲うレンガを組まなければ。
現地にあるのは、10個のレンガ。そこから、家にある10個ほどのレンガを持ってきた。家にあったレンガは、キャンプで簡易のピザ窯をつくるためのものだ。もし2段で高さが十分なら、この20個でギリギリ組める。
が、2段では高さが足りなかった。椅子で座っても、低くて使いにくい。
買い出しに行こう!
一緒に来たYa-manと、ホームセンターへ。
必要数を検討したが、20個は買った方がよさそうだ。Ya-manに、一応、確認をとる。レンガ1つ1つは、そこまで重たくはないが、それをたくさん運ぶのは、なかなか骨が折れる。特に、竹の損傷が広がってきた仮設の橋を渡るのは不安だ。
いいっすよ!ガンガン運びますよ!!
では、買おう。ホームセンターの店員さんにも手伝ってもらって、台車に積み、車に積み替え、戻って、運んだ。
2人で運んだが、想像よりは楽だった。水路の傍まで、車道があるからだ。
もともと最初のレンガ10個を運んだ時は、1人で、80mの道を運んだ。その大変だった印象が強かった。やはり、道は偉大だ。
レンガの組み上げ
次に、レンガを積み上げていこう。
まず、地面に小さい凹凸があるので、少し掘り起こす。
均しつつ、レンガを並べていく。
イメージ図と違うのは、テーブル天板を置くところ。焚火の炎が当たらないよう、枠の外側に足場をつくっておく。
レンガ組み上げ完成!
天板×4の仮設置
家で加工してきた、4つの天板を設置する。
焚火と遠い方は、100円ショップで購入した台で支える。これは暫定だ。できれば、テーブルの脚は「丸太」にしたいなと考えていた。ただ、丸太を切り出すのは大変なので、また後日。
これを、同じように4つ設置する。
完成っすね!
イメージ通り!いや、イメージ以上だ!!
焚火をするのは、夜がメイン。そして夜は北風になるので、北側に空気の道をつくった。火の守をする担当が、北側に座る。
焚火場に火入れ!
一旦、思った通りできたので、火熾しをしてみる。
レンガの高さは、十分だ。これ以上高さがあると、火熾しなどしにくいかもしれない。
火熾しをして、使うのに問題がないことを確認。本格的な焚火は、夜の楽しみだ。
これからの進化予定&名付け
この焚火場&テーブルは、これで完成ではない。進化させるポイントは2つ。
①テーブルの脚
上述したが、100円ショップの台から、丸太に差し替えをしたい。
②トライポッドの代替
焚き火を囲うレンガを、四角形のデザイン組みとしたことで、トライポッドが使えなくなった。使えないことはないが、目の前に支柱が来てしまい、焚き火を楽しめない。ケトルやダッチオーブンを吊るせる、新しい何かを、考えることにした。
そして、いい感じになったので、名前を付けたくなった。
ネーミング、募集!
DODみたいな感じは?
「めちゃ燃えファイヤー」みたいな。
「xBF Table」。かっこよく言ってみたけど、トランスフォーム焚き火テーブルの略です。
「アグニ」。サンスクリット語で火ですね。
あ、でも、マンガの主人公でいたな。。。
いろいろアイディアを出してもらって、逡巡する。Ruingが、いい視点をくれた。
名前は、ストーリーを持ったものがいいな。
これからつくるもの、他にも、名前を付けたくなるんじゃないですかね。ストーリーにするならなおさら、全体像を考えた方がいいですよ。例えば、キャンプ場全体の位置関係から考えるとか。
なるほど。確かに、都度ネーミング考えて、それぞれがバラバラだともったいない。何らか、ネーミングとしての一貫性が欲しい。
その中で思い出したのは、形状の着想のきっかけ、オリオン座だ。
「星座」「星の名前」で、統一していったらどうだろうか。星座の形は多様にあるし、星や星座には、それに纏わる神話などストーリーもある。
ただ、そのままの名前をつけていっても、合わないかもしれない。「オリオン座」も、そのまま「オリオン」とつけても、語感が良くないし、やはり「オリオン座」のイメージが強すぎる。
「Orio – オリオ」にしよう!
オリオンを愛称っぽく呼んだイメージだ。そんなふうに、名前をつけたら、より一層の愛着が湧いてきた。このオリオを、また使いやすくアップデートしていこう。
まずは今夜、このオリオで、焚き火を楽しんでみたい。
<続く>