開拓Act.17|焚火場[Orio]アップデート

焚火場を、より使いやすくしよう!

 焚火場&テーブルを新たにデザインし、名付けした「Orio」。

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 この焚火場を、今回、アップデートしていく。

アップデートのポイント

 課題の1つが、ケトルやダッチオーブンを吊るす方法だった。トライポッドでは、この四角形のデザインと合わない。

 この四角形に合うデザインで、ケトルなど吊るせるハンガーをつくって、焚き火をさらに楽しめるようにしたい。

資材を調達&加工

 ここに、どうやって吊るせるようにしようか。

アイアンのポールで、支えられないですかね。

 アイアンポールのハンガーは、キャンプギアでも、よく見る。

 調べてみると、工事資材として「異形ロープ止め丸型」というものを見つけた。これを地面に打ち付け、丸型のところに、ポールを通そう。

 ホームセンターで探して、購入。シルバーのアイアンの棒が、異形ロープ止め丸型だ。家の近くのホームセンターでは、種類も在庫も少なく、このシルバー色しかなかった。やっぱり、都市部に近いと、必要とする人も少ないのかもしれない。

 これらを、まず自宅で加工し、準備する。

 まずは塗装。異形ロープ止めには、油性のペンキで。そして木の棒には、両側に穴を空け、ネジ止めできるようにする。

 これを組み合わせると、こうなる。木の棒は、折れたときのために、2本用意した。

現地で設置組み立て

 では、現地で組んでみよう。異形ロープ止めを地面に打ち付ける。レンガに対角で。そして棒を通し、ネジで外れないようにする。

 ケトルを吊るしてみる。木の棒の強度が心配だったが、安定している。また、熱も心配だったが、それも大丈夫だった。

 デザインのもともとのモチーフとなっていた「オリオン座」。これはその、オリオン座の3連星をイメージしてみた。異形ロープ止めの丸型が両端の星。中心に吊るしたケトルが、真ん中の星。

 この仕上がりは、思った以上に、よかった。アイアンの質感、木の質感も、場の雰囲気に合う。

新たなひらめき

 これをつくって、ケトルとダッチオーブンを、2つ同時に吊るしてみたくなった。

 そして、今回、ハンガーを対角にしたことで、もう1セット、クロスする形で設置することができる。

 クロスするハンガー、ちょっと、いいかもしれない・・・。

 また帰って、異形ロープ止め丸型を調達&塗装し、持ってこよう。

<続く>