CAMP #17|年季モノテントと送別キャンプ・前編

転勤で関東から離れてしまうメンバーと、送別キャンプをしよう!

風神と雷神

 メンバー表にも名を連ねている、Ya-manとRuing。

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 仲も良く、それぞれ、風神・雷神、と銘を打ったものの、たまたまタイミングが合わず、実は2人がラボリエに揃う機会が今までなかった。行く予定の日に、雨が降ったり、Ya-manが急病で入院したり。

 そんな中、Ruingから、驚きの連絡が。

今後、会社内の異動で、関西へ転勤することになりました!

 彼のキャリアにとってはプラスだが、千葉のラボリエに来られる機会は、少なくなってしまうだろう。転勤する前に、風神・雷神コンビとのこじんまりキャンプを開催したい。送別キャンプだ。

年季モノのテント設営

 2人をピックアップして、現地に到着。テントを設営していく。

 夜に北風となるケースが多いのが分かったので、焚き火場の北側のスペースに、2つ並べることに。こういうときに実感するが、本当にテントサイトが広くなった。

 左のテントは、私のZEROGRAMのテントだ。そして右は、Ruingのテント。たまたまだが、黄色で、カラーが近しい。4人用ということで、存在感がある。

 こちらは、「WINDALP」というブランドの「Dome4」というテント。アウドドアショップの好日山荘が90年代に扱っていた、オリジナルブランドだそうだ。

 昨年、ご定年を迎えられた職場の大先輩から、Ruingが譲り受けた逸品。今日、彼としては初めての設営。設営方法が分からず、四苦八苦しながらYa-manも手伝いつつ、立てていく。フライシートが少しズレ、少しシワが寄ってしまったが、何度か経験すれば、より美しく張れるようになるはず。

 20年以上経つ、年季モノだが、丁寧に手入れされていたことが伺え、まだまだ現役で活躍できそうだ。

Ruingの開拓体験

 そして、キャンプを楽しむ前に、開拓作業をしていく。これが、普通のキャンプとは違うところだ。特に、Ruingは、まだ開拓作業が未体験。草刈機と電動ノコギリを渡して、Ya-manの監督(?)のもと、作業にトライしてもらう。

 水路沿い、道路側の竹の除去を依頼した。

 電動ノコギリで、竹を1mの高さで切り、草刈機で、根元から切っていく。

 工具のパワーに、手元がブレる。その最初は腰が引けてしまうが、少し慣れたら、安定してきた。

これ、めっちゃ体力使いますね!もう無理っす・・・。

 1時間弱の作業で、Ruingが音を上げる。ずっと在宅ワークで体力も落ちているが、やはり開拓作業はいつもと違う筋肉を使うようだ。

 では、ケガも怖いので、今日はここでストップ。日帰り温泉へ、汗を流しに。

雨後の火熾し

 お風呂から戻ってきたら、陽も沈んで、もう真っ暗。日中は暖かかったが、気温も下がってきた。

2人で、火熾しお願い!
直前に雨が降ってたみたいだから、木が濡れてる。火が点きにくいけどがんばって!

 Ya-manとRuingで、火熾しをスタート。杉の葉など、枯草から火をつけるも、湿気っていてなかなか着火しない。

 この日に合わせて、焚き火場のOrioも、少しアップデート。ケトルなどを吊るすハンガーをもう1組設置し、クロスした。より安定性を増し、ケトルと鍋を2つ吊るす、火加減に合わせて吊るす位置を変えるなど、より自由度高く使えるようになった。何より、ちょっとかっこいい。

 なかなか火の点きが悪いので、Ruingが、ライター用のオイルを持ち出す。それをかけて、着火。見ていて、少し冷や冷やするが、遠くから見守ることに。

おお!火が点いた!!

オイルが燃えただけで、まだ薪には火が点いてないよ!

 なかなか火熾しに苦戦をしているようだ。結局、バーナーで炙りつつ、火吹き棒で空気を送って、火を育てていく。一部、木が乾いてきて、火が点き始める。

 ある程度の炎の大きさになって、火力が安定してきた。後は、湿気った薪も周囲で乾かしつつ、火を維持していく。

 焚き火があると、気温が下がって冷えてきたこの場が、ほんのりと暖かくなる。

 さて、私は、夕食の準備にとりかかろう。

[後編に続く]

後編はこちら

さて、乾杯だ!そして夕食をつくっていこう。 [sitecard subtitle=前編はこちら url=https://labolier.jp/2021/03/28/camp-17/ target=] とりあえずのおつまみ3種 […]