CAMP #18|年季モノテントと送別キャンプ・後編

さて、乾杯だ!そして夕食をつくっていこう。

前編はこちら

転勤で関東から離れてしまうメンバーと、送別キャンプをしよう! 風神と雷神  メンバー表にも名を連ねている、Ya-manとRuing。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://labolie[…]

とりあえずのおつまみ3種

 今日は、料理は「手抜きする」と決めていた。というのも、私自身、重度の花粉症で、この時期はダメな感じになる。料理も、ミスが増え、失敗するケースが多い。

 そこで用意したのが、こちら。明治屋で購入した缶詰だ。

 たまたま、10個セットで、お安く売っていたのを見つけた。さて、どれを食べよう。

牛タンとかうまそうっすね。

チョリソーに一票!!

 そしたら、魚介の「つぶ貝のアヒージョ」を加えた3つを、今宵のおつまみにしよう。残りは、また次の機会に。これらをシェラカップに入れて、火にかけ温める。

 そして、ビールの準備。せっかくなので乾杯用に、ちょっといいビールを。右のは、静岡・富士宮でドイツ人の方がつくられている「バイエルンマイスタービール」。これが美味いのだ。

かんぱーい!

 いつものように、締まらない音頭をとって、ビールを空ける。おつまみが温まらないうちに、ビールはなくなっていく。

 牛タンのデミグラス煮と、燻製チョリソーは、温めてそのまま。つぶ貝のアヒージョは、マッシュルームとニンニクを追加し、ほりにしを少々トッピング。

 ビールが空になったので、日本酒へ。本日揃えたのは、三重県 清水清三郎商店の「作」と、 長野県 遠藤酒造場の「彗」。「ザク」と「シャア」、ガンダムコンビ。

 ちびちびと、おつまみと一緒に飲み進める。2つのお酒 × 冷や&熱燗で飲み比べ。全部、美味い。

僕は、冷やの方が好きですねー。

メインはとんちゃん鍋

 今日のメイン料理は、下関の名物「とんちゃん鍋」だ。Ruingから「食べたい」と言われて、初めて知った。

 Ruingが、こちら「マルカワ」から、取り寄せをしてくれた。甘口1つ、辛口1つ。

 ダッチオーブンに、タレ、ホルモンと、キャベツ・ニラ・もやし・ネギ・にんにくを投入し、火をかける。あとは、待つだけ。

やっとで、風神と雷神が揃いましたね!僕はまた暫く来れないですけど。

 2人の写真を撮っていると、Ruingが呟く。

また、何年か後に、こっち戻ってくるだろ。

ずっとリモートワークが続いてて、会える機会も減ってるし、転勤して離れる、って実感ないんだよね。

そうですね。ちょくちょく、こっちにも来ますし。

 鍋をつつきながら、送別を惜しむ。うん、とんちゃん鍋、甘辛くて、美味しい。〆には、うどんと、ごはんを入れて。食材が、一気になくなった。

焚火を囲んでギター

 食べ終わって、焚き火のまわりへ。気温がだいぶ下がってきた。火で身体を暖める。

 Ruingがギターを弾きはじめる。

 このギターは、私が10年くらい前に購入した、FERNANDES の「ZO-3」だ。アンプ付きのコンパクトエレキギター。インベーダーゲームのデザイン。できれば、Ruingのアコースティックギターを持ってきたかったが、車のスペースがいっぱいいっぱいで、今回は、このギターに。

 Ruingが、この場所のテーマ曲をつくってくれていた。まだ未完成だけど、それをここで弾いてくれる。

らぼーりえー♪らぼーりえーえー♪

 お酒を呑みつつ、旋律をなぞる。

 キャンプ場で、楽器演奏。やりたいなと思っていたけど、普通のキャンプ場ではなかなかできない。やっている人も何度か見かけたが、私自身、「あれは迷惑だ」と思った。奏でられる音楽を楽しめるのは、その場にいる人だけ。周囲の人にとっては、楽器の音も、ただの雑音でしかない。

 このプライベートキャンプ場で、やりたかったことの1つだ。誰にも、迷惑はかけずに、自分たちだけ楽しめる。

ドラムも叩きたいっす。

 楽器も、いろいろ試してみたい。あまりに音量が大きくなると、ご近所さんに音が届くかもしれないので、そこだけ注意して。

風神&雷神の語らいと告白タイム

 夜も更け、まったりする時間に入ってきた。Ruingの送別ということで、Ya-manがぽつぽつと、語り始める。

実はさ、〇年前、〇〇〇だったとき、〇〇〇で、〇〇〇しちゃったんだよね。

は!?意味わからん。〇〇〇って、え!?あの時、〇〇〇ったけど、お前のそれが原因やったん??

んー、それは、俺のせいかはわからんけどな。

マジか。絶対、お前の〇〇〇のせいやろ。マジか。

あ~。どっかで言わなきゃ、って罪悪感あった。言えて良かった。

マジか。そんとき言えよ。マジで。ずっとこれでイジったるからな(笑)

それはヤメてくれ・・・。

※諸事情により、会話の詳細は伏せさせて頂きます

 言うタイミングを逃して、ずっと言いそびれてしまうことはあるだろう。こんな風に、焚き火を囲んで、お酒を呑むと、話しやすくなる。

 何か、誰かに告白したいことがある人は、ぜひ、こちらの場所をご活用ください。

音楽を聴いて深夜まで

 落ち着いてきたら、それぞれの好きな音楽の話をして、それを流していく。

 私は、サカナクションの「新宝島」を流しつつ、焚き火の回りをステップ踏んでグルグル廻ったり。

 そうこうしているうちに、深夜1時。酔いも2週くらい回って、落ち着いてきた。

 今宵も、いい会だった。そろそろ、寝よう。

 Ruingの新天地での活躍と、また3人でキャンプしてお酒を酌み交わせる日が来ることを楽しみにして。。。