CAMP #19|牧場でのラグジュアリーキャンプ・前編

勉強にもなるし、一般のキャンプ場へ遊びに行こう!

久しぶりの牧場キャンプ

 この冬は、ラボリエでのキャンプが中心だった。開拓も進めたかったし、一都三県の緊急事態宣言で、一般のキャンプ場の来訪は自粛した方がいい、ともメンバーでは話し合っていた。

 春になり、緊急事態宣言明けの隙間で、遠征キャンプに行こうと計画した。

 やりたかったのは、テントサイトレイアウトのコーディネートだ。ラボリエでは、車からの移動距離もあり、たくさんの荷物を運ぶのが難しい。また、整備しかけの森で、ワイルドな野営感が出てくる。拓けたキャンプ場で、ちょっとラグジュアリー&おしゃれ感ある、サイトレイアウトを試してみたかった。

 ギアを車に満載して、富士山の見える、朝霧高原のキャンプ場「ハートランド朝霧」へ。

富士山をバックにテント設営

 フリーサイトで、広いキャンプ場だ。自由に場所を決められる。トイレや炊事場は離れるが、他のサイトと、距離がとれる場所を選択。

 シェルターはいつもの「SnowpeakのリビングシェルロングPro アイボリー」。

 雲が少し多いが、ギリギリ富士山は見える。草原の蒼さがいい感じだ。これは、ラボリエにはない。芝を植えるのも、いいかもしれない。

 そして、風が強い。朝霧高原は、風の通り道だ。この近くの「ふもとっぱら」でも、強風でテントのフレームが曲がったこともある。今日はそこまでではないが、折り込んだテントの裾が、風で浮き上がる。

サイトコーディネート

 ギアを並べていく。シェルターが白いので、床にも白いシート&アイボリーのラグを敷き、オールホワイトの空間に。そこに、ウッドの家具と、Snowpeakのソファ「ラックソット」を配置。

 ラックソットは、全体の色と合わせて、DIYした生成りのカバーを被せている。

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 ウッドギアは、ほぼダークブラウンに統一してみた。

 CAMP on PARADEのコンダクターズチェアは、ウォルナットのダークブラウンだ。今回、新規に追加となった、NINEHILLSのウッドロールテーブルも、ブナ材のダークブラウン。このセットの色のトーンが合った。

 そこで、ギアを置くためのDODの「テキーラテーブル」の天板も、色を合わせたくなった。ワンバイ材に、ウォルナット色のオイルステインで塗装。テキーラレッグを組み上げて棚に。

 リビングシェルロングProは、奥のスペースの天井が低く、基本は、荷物置き場or寝る場所になる。DODの棚の奥には、奥には、Helinoxのコットを配置。

 その寝室と、少し空間を仕切りつつ、使い勝手のよさから、キッチンツールを「吊るす」ことを考えた。丸棒にひもを通す穴を開け、ウォルナット色のオイルステインで塗装。ガイロープでテント天井から吊るす。

 そこに、tent-Mark DESIGNSのロールケースを吊るしてみる。

 ただ、これはちょっと邪魔だった・・・クーラーから食材を取り出すときに、頭が当たる。ただ、工具など持ってきておらず、修正ができない。一旦、今日はこのままにする。次回に向けて、考えよう。

テーブルコーディネート

 テーブル小物も、いろいろ整えてみた。1つは、コールマンのルミエールランタンに、Camp Styleのガス缶カバー。これはオーダーで、ロゴを刻印して頂いた。

 ルミエールランタンのガラスのグローブは、Jeebel CampのスパイラルタイプをAmazonで購入。透明ガラスでは、テーブルライトとしては光が強すぎるので、これで、少し光を柔らかくしたい。

 ここ最近は、真鍮の色味や質感に惹かれ、真鍮グッズを集めている。KINTOの真鍮のフラワーベース、sarasa designの真鍮の鍋敷き、Fedecaの真鍮のビスがついたクッキングナイフ。

 これからも、真鍮グッズを増やしていきたい。

約1時間の撮影終了

 設営に2時間、撮影に1時間。朝早く入ったが、もうお昼だ。

 シェルターのメッシュから、心地よい風が通る。

 これで、ほぼ今回のキャンプの目標は達成した。あとは、キャンプを楽しもう。

 さて、ランチにしようかな。

<後編に続く>