CAMP #20|牧場でのラグジュアリーキャンプ・後編

富士山を眺めつつ、まったり食事をしていこう!

 朝霧高原への遠征キャンプ。サイトコーディネート&写真撮影も終わったので、ゆっくり食事を楽しんでいく。

前編はこちら

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あの有名なレシピでランチ

 まずは珈琲で。夕方に、日帰り温泉に行きたかったので、まだお酒は飲めず。

 これでまったりしつつ、ランチを準備。つくるのは、まずホットサンド。ハムチーズのスタンダードなレシピで、ホットサンドメーカーで焼いていく。Snowpeakのポイントギフトでもらった「トラメジーノ」のブラックを使っている。2個づつ焼けるのがラクでいい。

 そして、「ゆるキャン△」で一躍有名になった、ホットサンド豚まんを初挑戦。コツとして、ゴマ油をひくと香ばしくなるらしい。いい香りが、テント内に広がる。

 心地よい風を感じつつ、ゆったりした時間を楽しむ。ここ「ハートランド朝霧」は、朝からチェックインが可能だ。その分、日中にゆとりがある。

さて、お風呂行こうか。行って帰ったら、夕食を準備しよう。

 近くの日帰り温泉「風の湯」へ。ここでも露天風呂で富士山を見つつ、まったり。露天風呂がリニューアルされて、炭酸風呂から富士山が見えるようになっている。身体がポカポカだ。

風の湯:https://www.kazenoyu.net/

おつまみとスイーツとお酒

 お風呂から帰って、夕食の準備にとりかかる。本日のお品書きは、こちら。

 といいつつ、お酒をあける。まずはスパークリングワインで乾杯。秒で飲み切る勢いだ。

 酔わないうちに、まず火熾しを。そして、ドルチェのクレームブリュレから先につくっていく。材料を混ぜて、濾した後、ココットに注いでダッチオーブンへ。水を張って、蒸し焼きに。

 それと並行して、おつまみを準備。順番に、サーブしていく。まずは、混ぜるだけの「いぶりがっこチーズ」を。いぶりがっことチーズ、小ねぎを混ぜる。これを、韓国海苔にのせて頂く。

 そして、ジャガイモにゆっくり火を通し、下茹でしてきたブロッコリーとチキンを加えてアヒージョ風に。

 また、コンビーフとチーズにディップをつくり、炙ったバゲットと一緒に頂く。ディップは、柚子胡椒とマヨネーズがポイントだ。コンビーフの重たさを消してくれる。

 このタイミングで、お酒は2本目。小布施ワイナリーのソガペール エ フィスへ。これもするすると入っていく。

 そうこうするうちに、だいぶ酔ってきた。こうなると、料理のミスも多くなる。気づくと、火加減を間違えて、クレームブリュレは焦げている。この後、砂糖をのせてバーナーで炙るが、その必要がないくらいの焼き色がついている。

 ただ、味見したところ、味はきちんとクレームブリュレ。冷やして、食後に頂こう。

メインの魚と肉料理

 ダッチオーブンからクレームブリュレを取り出し、魚料理「鯛の塩焼き」を。

 塩1kgと卵白を混ぜ、鯛に被せていく。そして火にかけ1時間。これは、いい焼き加減だ。

 塩釜焼には卵白が必要だが、いつも卵黄が余って、もったいなかった。卵黄をつかうレシピということで探したのがクレームブリュレ。この組み合わせは、アリだ。

 次に、肉料理のメイン「トマトすき焼き」へ。今回、お肉を2種類買ってきている。だいぶいい肩ロースのお肉と、小間切れのお肉。せっかくなので、肩ロース肉は、割下だけで、普通のすき焼きとして頂く。

 そして、小間切れ肉で、トマトすき焼きに。こちらも、小間切れとはいえ黒毛和牛。コスパのいいお肉だ。

 玉ねぎとトマトから火を通し、お肉、モツァレラチーズと順に入れ、お肉が少しレアなところで食べごろに。

 ただ、このメニューに辿り着いたときには、さらに日本酒が1本が空き、手元もフラフラに。写真も撮らず、バジルを入れ忘れる失態。お肉料理は、繊細だ。コース料理だと、お肉は最後だが、次回は、酔わない前半につくってもいいかもしれない。

 そして、〆のパスタを予定していたが、ここでギブアップ。お腹いっぱいだ。

夜の朝霧高原

 陽が沈んでから、だいぶ冷えてきた。やはり高原だ。ストーブをつけて、シェルターを閉じて籠る。この日の夜は、残念ながら、曇り空。富士山も、星も見えない。

 今日は、朝が早かったので、お酒の酔いも手伝って、睡魔が強くきた。横になったら、一瞬で意識を失っていた。

朝の朝霧高原

 翌朝は、なぜか朝5:00に起床。ふと目が覚めて、トイレに行ったら、完全に起きてしまった。おかげで、キレイな朝陽が見えた。朝霧高原は、やはり朝陽&富士山が、一番の絶景です。

 朝食には、二日酔いを見越して、軽くあっさりした春の雑炊を。出汁をとった後、「のらぼう菜」を入れる。もともと「菜の花」にしたかったが、季節がズレたか、売っていなかった。代わりに、江戸時代初期に、各地で栽培されていたこの、のらぼう菜という野菜を入れてみた。

 そこに、サトーのごはんと、シラスを入れ、味噌を溶いた後、溶き卵をいれて完成。

 とても、沁みる・・・。二日酔いの頭痛も、治まってきた。

 これで、片付けをして、昼までに撤収。

 満足なキャンプでした。また、たまには、遠征キャンプに行きたいなぁ。