開拓Act.33|トイレ小屋づくり③ – 壁の組み立て

床と壁を組み立てていこう!

木材の塗装

 ホームセンターで購入し、カットしてもらった木材。

 これらを、防腐のためにペンキを塗っていく。カラーリングも考えて、ホワイト・ブラックで塗り分ける。

 壁の内側になる合板は、ホワイトで。面積も広いのでローラーで。ペンキ1缶があっという間になくなった。

 柱は、ブラックで。塗る面積は広くないが、1つ1つひっくり返しつつ塗るので時間がかかる。

白ペンキの方は、塗り終わったよー。

黒の方は、まだっす!すいません・・・。

ほー。遅いの~。はよせいや~。(笑)

 手間のかかる作業だが、人数かけてやると、全然早い。

壁のパーツの組み立て

 壁となるパーツ。ブラックに塗った2×4材をネジで組み立て枠にし、コンパネ合板と合わせる。

 ドリルで下穴をあけてから、ネジ止め。

 初めて「インパクトドライバー」を使用。ハンマーで打ちつけるようにネジを回すので、グイグイとネジが木材に入っていく。最初は戸惑ったが、慣れてくると早い。

 特に、Ya-manがこのインパクトドライバーの扱いのコツを掴んできた。

いいね。「インパクトヤーマン」と呼ぼう。

 壁となる合板の販売されているサイズは、短辺の長さが「90cm」が基本になる。そのため、90cm×90cmの小屋であれば、合板1枚そのままで使える。トイレ小屋の広さとして、横の幅は90cmあれば十分だが、奥行きはもう少し欲しい。奥行きが90cmだと、便座に座った時にドアと顔が当たってしまう可能性がある。

 そのため、30cmの幅に切ってもらった合板を足して、120cmの奥行になるよう設計した。

 90cmと30cmの合板を足して、1枚の壁板にするのが、少し大変なポイントだった。

土台に床張り

 床も、コンパネ合板で。土台と同じサイズに切った板を、ネジ止めしていく。

動かないように、乗っておくわ。寄席の高座みたいやな。

というか、坊主ですよ。お経読んでるみたいな。

 こちらも、ドリルで下穴を空け、ネジ止めして完了。

夕暮れ時の壁立て作業

 この時点で、時刻は16時。もう少しで陽が沈む。

暗くなると危ないし、壁の組み立ては今度にしてもいいかもですね。

 とはいえ、せっかくなので、一度、壁を立ててみたくなった。試しにやってみよう。

サイズぴったりですね!・・・このまま組み立てちゃいます?

 一瞬での心変わり。陽が沈むのと、時間の勝負になるが、ここまできたらやってしまおう。

 2人で壁を支えておき、私が材料を運びつつ、Ya-manがインパクトドライバーでネジ止めしていく。

これ、ここでネジ止めする場所合ってます?

なんか、ここ曲がってるよ!?

これ、いけんのか!?

あ、これ、この木材じゃない!こっちのサイズのに変えて!

 本日、最も難しい作業。そして過去初めての作業。辺りはどんどん暗くなっていき、少しずつ焦り始める。

 ただ、ネジ止め1本していくごとに、しっかりと固定されていく。

こっちにもネジ打って!ここは、ネジが浮いてる!!

おっけ、緩んでるとこ、締めなおしてくわー!

 細かなところは微調整しつつ、壁が、組みあがった。

できましたね!

 思ったよりしっかりしていて、多少押してもびくともしない。

 自身で「建物をつくる」ということを、初めて挑戦してみたわけだが、まさに建物になってきた。なんともいえない感慨がある。

せっかくだし、記念撮影を!

雨対策のシート被せ

 さて、陽が沈み、どんどん暗くなっていく。ただ、まだ帰ることはできない。

 まだ屋根がないので、雨が降ったら痛んでしまう。シートを被せておきたい。持ってきたシートを被せ、ペグで止めておく予定だった。

このシート、長さが足りないぞ。

マジっすか。もっと大きいシート持ってきます!

これでも足りないから、2枚重ねないと無理かも!

そうしましょう!そしてロープで巻きますか。ロープ探します!

暗くなってきましたね・・・。

LEDランタンをつけるー!

 本日一番の修羅場。最後の最後で、ドタバタだ。

 これでいいかどうか全くわからないが、一応、シートを被せることはできた。

 次回、来る時まで、倒れず、濡れず、無事でいて欲しい・・・。

 あとは、屋根とドアをつくっていきたい。

<続く>