さて、橋を仕上げていこう!

仕上げの準備

前回記事はこちら

ランチ休憩して、橋を組み上げていこう! 春のランチ休憩 [sitecard subtitle=前編はこちら url=https://labolier.jp/2021/04/12/%e9%96%8b%e6%8b%93act-20[…]

 あと、残る作業としては、主に2つだ。

  1. 角材に穴を空けてロープを通し固定する
  2. 両端を台車を通れるようにする

 1つ目は、前回、ドリルが不調で止まった作業だ。ドリルビットも新調したし、電動ドリルも休めて充電満タンにして臨む。

 2つ目は、どうしていこうか。

やっぱり、スロープみたいなのいるかな。

これ、どう??幅もぴったり。

●段差プレート 樹脂製 | モノタロウ
https://www.monotaro.com/p/3148/3585/?displayId=4

 安いし、良さそうだ。すぐにポチる。

 そして竹がむき出しになっている両端をどうするか。

板を張ったらどうかと思うけど、釘を使わないコンセプトだし、どう固定しようか。

あ、そのコンセプト、忘れてた笑。釘で固定しようかと思ってた。

マジか笑。せっかくだし、釘使わない、で、やり切ってみたいね。

そしたら「木釘」でやればできるかな。木でつくるから、細い丸棒を買おう。

ロープワークで吊り橋風に

 今回は、MonTanaと私に加えて、新たにNacksが参加してくれた。キャンプにも何度か一緒に行ってくれた、学生時代からの友人だ。

何でもするよ!何したらいい??

 まずは、角材の穴を開けきって、ロープを通す。これは、意外とテンションの加減が難しい。

 ロープを、橋の両側に通して、整えていく。

両端の板張り

 ホームセンターで見つけた杉板を、まず長さを橋の幅900mmに合わせて切る。そして、黒に塗装。

 そして、ナイフで丸棒を削り、木釘を作る。板と角材に穴を開け、打ち付けていく。木釘を打った姿は、味があるので、このまま塗料を塗らずにおいておこう。

 こちらのナイフは、蓑毛鍛冶屋さんの「MB無骨ナイフ」。ふるさと納税で購入した。切れ味抜群で、使いやすい。

スタミナまったりランチタイム

 あっという間に、お昼の時間に。

 2人が作業している間に、私は調理を。本日の料理は、「スタミナビビン豚丼」。

 豚は、厚切りのバラ肉と、肩ロースの薄切り肉をミックス。軽く茹で、脂を落とす。玉ねぎ・ニンニクの芽とともに炒め、カルディの「スタミナ丼のタレ」を絡める。

 そして、同じくカルディの「ビビンバの素」と、卵黄を添えて、土鍋で炊いたご飯にのせて完成。あと、箸休めに春キャベツを。これを3人前。なかなかのボリュームだ。

 例によって、食後にはコーヒーを。

今日、なんか、まったりしちゃうな・・・。

だいたい橋ができてるからね・・・いいんじゃない、まったりで。

 ゆったりと、食後の時間を、愉しむ。

春の草刈タイム

 暖かくなってきて、植物が芽吹いてきた。そして、そこかしこで、草が生えている。酒瓶も、草に包まれてきた。

 同じく、道にも、草が生えてきていて、車の底に当たるようになってきた。Nacksに草刈りをお願いすることに。初めてで怖がる人が多いが、彼は、すぐに慣れてサクサク刈っていく。

やり方は、だいたいわかったよ!

橋・ほぼ完成!!

 そうこうして、ロープも整え、橋も完成した。

 イエローとブラックのコントラストが、いい感じだ。吊り橋ではないのだが、ロープがあることで、手すりとして渡るときの安心感がある。

 あと、スロープ下に土を盛って、台車がスムーズに通れるようにしたい。本当はそこまでやりたかったが、竹をもう少し切る必要があり、力尽きた。

 2人に、橋に乗ってもらう。安定している。ポーズをいろいろお願いしたら、ジャケ写っぽい写真に。画になる場所になった。

橋「Alta」命名

 この橋は、「Alta」=アルタと名付けた。

 この由来は、夏の大三角の1つ、七夕の彦星としても知られる星、「アルタイル」から。

 このラボリエの土地は、三角形の形状で、この橋がその頂点の1つとなっていること。また、仮設の橋から1年近くでようやく渡れたことと、天の川を1年に1回渡って織姫に会いに行く彦星とを重ねたこと。その2つから、この命名の由来に「アルタイル」を選んだ。

 響きとして、「アルタ前に置いといて」とか言えたら面白い、と考えたのはオマケだ。

一区切りがついたし、じゃあ、帰ろうか。

 橋ができたことの感慨に浸りつつ、帰る車内から見た風景が、大きく変わったことが感動的だった。

 ただの森だけだったところが、橋ができて、なんとも華やかになった。

 そして、これで台車で、これまで以上に多くの資材を運べるようになった。さて、今後、何をつくっていこうかな。楽しみです。