CAMP #46|火鍋で春の湖畔キャンプ

たまには普通のキャンプ場に行きたい!

いつもの湖畔のキャンプ場へ

 この冬は、竹伐採やトイレ小屋づくりなど、開拓をしてきたが、たまには一般のキャンプ場に行きたくなる。GW前の、まだ肌寒く、混まないタイミングで、遠征キャンプへ行くことにした。

 西湖にある「キャンプビレッジ GNOME」へ。年に数回行っているキャンプ場。こちらは、サイトを指定しての予約ができるのが安心だ。サイトの場所が「早いもの順」だったり、行くまでどんな場所になるかわからなかったりすると、やはり不安になる。

 今回、たまたま、湖畔沿いで見晴らしがよい「R2」というサイトを予約できた。キャンプ場のスタッフの方も、「一等地」と言われていたので、楽しみだ。

画像出典:キャンプビレッジ GNOME|WEBサイト

サイト設営&レイアウト

 サイトは、湖畔近くの高台。湖面よりも少し上がったところにある。

 いつもの、snowpeakのリビングシェルロングProを張る。

 高台で、湖畔に近いこともあり、風の影響を受けやすい。設営のときに、テントが少し飛ばされそうになった。(とはいえ、「テントの墓場」と呼ばれるふもとっぱらと比べると、全然ラクだ。)

 崖に生えている木によって、西湖が見えづらくなっているが、GW前でまだ葉が生えていない木も多いため、見晴らしは良い。夏になると、もしかしたら木が茂って湖が見えづらいかもしれない。

 そして、小高いサイトということで、その先は崖になっている。そんなに急傾斜ではないものの、酔っ払って真っ暗な中で落ちたら大変だ。

 崖の手前に、ANOBAのステイクハンガーを打って、ランタンをつけておく。

 そして、テント内もレイアウト。

 ギアの入替えはあるが、基本は同じ。Snowpeakのソファ「ラックソット」を中心にしたレイアウトだ。

 日差しがあり、少し暑いくらいだ。メッシュにして湖からの風を感じるのが気持ちいい。

 設営して、少しまったりしたら早めにお風呂へ。こちらは、徒歩圏内に日帰り温泉があるのがいい。

火鍋でほっこり

 お風呂から戻ると、陽も沈みかけて、少し肌寒くなってきた。

 本日のお品書きはこちら。メインは「火鍋」だ。温まるにはちょうどいい。

 とはいえ、まずはおつまみから。

  • やみつききゅうり:きゅうりを、ウェイパー・ゴマ油・砂糖・にんにくで味付けして、ごまをかける
  • アボカドの海苔茶漬けがけ:アボカドにレモン果汁・ワサビを絡め、海苔茶漬けの素をふりかける
  • マグロの生ハム:マグロに塩・スパイスを脱水シートに包み冷蔵庫で3日間熟成させる(自宅でつくって持参)

 こちらのおつまみで、酒を飲みすすめつつ、温かいものも。

  • とうもろこしと大葉のもっちり焼き:とうもろこしの未、山芋のすりおろし、大葉の千切りと、片栗粉を混ぜたタネをじっくり焼く

 メンバーが持参したEsbitのメスティン&固形燃料の熱源で、料理してみる。これくらいの火力がちょうどいい。

 さて、メインの火鍋へ。

 まず、ダッチオーブンに、桃屋の「食べるラー油」と、豆板醬の他、各種中華スパイス:花椒、八角、棗、クコの実、しょうが、にんにく、鷹の爪を入れて、じっくり熱していく。

 スパイスの香りがチリチリと立ってくる。

 ここで、焦げないように炒めるのがポイントだ。それによって香ばしさが増す。

 そこに、ウェイパーを加えたスープを投入し、野菜など具材を投下していく。

 真っ赤なスープ・・・とても辛そうだ。

あ、思ったより、辛くない。そして美味い。

 辛さのポイントとなる豆板醬と鷹の爪を、少し控えめにしたからか。全く大丈夫だ。

 しかし、食べ進めていくと、「辛い」と訴えるメンバーが出始めた。

なんか、急に、めっちゃ辛いっす。というか、痺れます。

ほー、そんな辛いのに弱かったっけ笑

辛いのは、苦手じゃないです!でも、これは、痺れます・・・。

 辛いのが苦手な人は、なぜか「苦手だ」と言わない傾向がある。こいつも、隠れ苦手派だったのか・・・。

 と思いつつ食べていたら、「ガリッ」と、何か固いものを噛んだ。

 そして、次の瞬間、痺れが一気にきた。

か、辛い!痺れる!!

 噛んだ固いものは、花椒のホールだ。これが原因だ。1粒噛むだけで、一気に痺れが広がる。

 花椒のホールは、避けつつ食べ進めなくてはならない。が、もう数粒噛んでしまったので、なかなか痺れが引かない。

 辛い辛いと言いつつ、全員で完食した。お酒も飲みみすすめ、気づけば、ほぼカラになっている。

 今回飲んだお酒のラインナップはこちら。

あ、明日の天気予報、10時過ぎから雨に変わった・・・早めに撤収しよう。

 もともと、午後から雨予報だったが、降雨の時間が早まってしまった。

 翌朝、少し早めに起床し、片付けを進め、10時には撤収完了。雨が10時から本降りになったので、ギリギリセーフ。

 今回も、楽しいキャンプでした。また来よう。