開拓Act.40|晩夏の草刈り&竹燃やし①

秋のグルキャンに向け、ラボリエ再始動だ!

秋に向けた計画

 ラボリエは、夏の間は、暑い&蚊がいっぱいで、基本はオフシーズン。キャンプが楽しめるのは、10月からになる。

 今年は10月上旬に、大きなグルキャンの計画が入っている。それに向けて、夏を越えて荒れたキャンプ場を整えることと、更に拡張も必要になってきている。

整える|夏前の状態に戻す作業

  • 道路に生えた草を刈る(道をクルマが通れるようにする)
  • 道路の脇に生えてきた竹を刈る(道幅を元に戻す)
  • サイトに生えた草を刈る(テントを張れるようにする)

拡張する|グルキャンに対応する作業

  • パーキングを拡張し、駐車可能台数を増やす(今は3台まで)
  • 転回場所をつくるなどして、全てのクルマが、いつでも出られるようにする(今は、すれ違いができず、先頭から1台ずつしか出せない)
  • パーキング拡張するために刈った竹を、燃やす

 さて、現地は、夏を越えてどうなっているだろうか。

 まずは現状把握ということで、ソロで行くことにした。

夏前の状態に戻す

 夏を越えて、各所、草が生えるとともに、だいぶ変わっていた。

 まず、テントサイト。草にまみれている。

 とはいれこれは想定通り。1時間もかからず、草刈りしてキャンプができる。

 次に、橋の周辺。同じく草まみれで、橋が見えない。

 道を進み、クルマの転回をする、Ya-manパーキング。草が生えているのと、周辺の竹が少しずつ侵食していて、スペースが少し狭くなっている。

 道路を更に進むと、ところどころ竹が倒れて、道を塞いでいる。

 より公道に近いところにいくと、道がどこにあるかわからない状況に。左右の竹も強烈だ。

 そして極めつけ、公道からこの道へ入ったすぐのところ。複数の木が、倒れている。

 最初、この入口に来たのだが、これのせいでクルマを入れる方法がなかった。

 そこで裏側に回って、サイトからここまで逆に辿ってくる形で調査した、というのが経緯だ。

 さて、いろいろあったが、実はこれくらいは想定の範囲内だ。

 気合を入れて、作業着手。

  • チェーンソーで、倒木をカット。薪としてサイトまで運ぶ。
  • 道を塞いだ竹をカットし除ける。
  • 草刈機で、道・サイトを草刈り。

 を、おおよそ2時間程度で完了させた。

めっちゃ暑い・・・全身、汗かいてボロボロだ。

 倒木は、それなりの数の薪に変わった。もう少し短くカットしたら、焚き火で使えそうだ。この長さのまま、大きいキャンプファイヤーにしてもいい。

 そして、サイトの草刈りをしていた時、1つ新しい発見が。

 草刈機に少し固い手ごたえがあり、ふと見ると、なんと「スイカ」が実っていた。

 GWのキャンプでスイカを食べたのだが、そこで捨てたタネが、ここで発芽して育ったようだ。

 まさかここまで育つとは。

 大きさは、ソフトボールくらい。まだ実り切ってはおらず、そして美味しくなかった。。。

 うまく育てたら、美味しいスイカが実るだろうか。来年も、スイカの種飛ばしをトライしてみよう。

 それ以外の場所は、体力を消耗し、気力もなくなり、作業後の写真撮影はできなかった。ギリギリ保っていたが、熱中症寸前というところだ。

 一旦、お昼休みに、近所のラーメン屋へ。エアコンの効いた室内で、身体の火照りをとる。

グルキャン対応のパーキング拡張

 午前中の作業で、以前と同じキャンプができるようにはほぼできたが、拡張作業にも着手していきたい。

 今回、橋の前、道沿いにパーキングスペースをつくっていきたい。

 今までは、道に駐車していたが、道と駐車スペースを分けることで、出入りをしやすくすることを狙っている。

 冬の間にも、少しずつ仕込みはしてきた。竹を、一部伐採していたのだ。ただ、切っただけで放置したままになっている。

 今日の午後は、この竹を燃やして、きれいにしよう。

 竹を積んで、周囲のクリアランスを確保し、バーナーで火をつける。

 が、竹に火が点かない。前日が雨だったため、竹や草が濡れているからだ。冬は、カラッカラに乾燥しているため、一瞬で火が点いた。夏は、湿度も高く、燃やすのが難しい季節だ。

 天然の着火剤である杉の葉を大量に拾いに行き、竹の積み方も工夫して、再度着火チャレンジ。

 なんとか、火が点いた。

 一度、ある程度の火力になると、乾かしつつ燃えてくれるので、火が消えることはなかった。

しかし、暑い・・・。

 今日の気温は、30℃超え。そこに炎の熱が加わる。

 湿度も高く、まるで一帯がサウナだ。

 火の延焼に気を遣いつつ、離れて休憩をしつつで燃やしていく。

 ちょうど一番気温も上がる時間帯。ランチ休憩で冷ました身体が、また一気に熱くなる。

このままじゃ倒れる・・・。

 火のコントロールをしながら、その傍らで、テントを設営。

 NINEHILLSさんのSENAI 48のテントを、インナーテントだけ日陰に設営した。

 メッシュ全開にして、風通しのいい休憩所に。

 まだ、蚊もそこそこいるので、この中で、適度に休憩をとる。

 テントの中で横たわると、頭がぐわんぐわんと回り、だいぶダメージを受けていることはわかる。

 ただ、テントのメッシュ越しに見た風景を見て、一気に回復する。

綺麗な空だ・・・風も気持ちいい・・・生き返る・・・

 休憩して燃やし、燃やして休憩を繰り返し、13:00~17:00、およそ4時間かけて、冬に切った竹は燃やし切った。

<着火から燃えきるまでのムービー>

 この作業で確保したスペースは、クルマ1.5台分というイメージ。

 あと少なくとも1.5台分は、竹を切って、燃やして拡張しなくてはいけない。

 果たして、10月上旬に間に合うだろうか。次は、応援メンバーを募ろうか。

 とりあえずできる限り、やってみよう。