シカゴピザって何だ?
シカゴピザとは
アメリカのシカゴ発祥のピザらしい。 ディープディッシュ・ピザ(深皿ピザ)とも言われ、ピザ生地のフチを立たせて、具材がたっぷり詰まっているのが特徴とのこと。その形は、キッシュやタルトにそっくり。何がいいかというと「具の大洪水が楽しめる」というのだ。
そんなシカゴピザを「つくりたい!」というメンバーがいたので、せっかくなのでつくってみよう。
ふもとっぱらでサイト設営
今回のキャンプ場は、ふもとっぱら。晴れではないが、なんとか富士山は見える。気持ちの良い日だ。まさにピザ日和?
サイト内は、お座敷スタイルで。テーブルも広いし、これで料理しやすいだろう。
まずは生地づくり
ピザは、生地からつくる必要がある。そんなフチを立たせた生地は売っていないからだ。
用意する材料はこちら。
- 強力粉:100g
- 薄力粉:50g
- ドライイースト:2g
- 砂糖:小さじ1杯
- オリーブオイル:大さじ1杯
- 塩:ひとつまみ
- ぬるま湯(30 ~40℃):70cc
まずは、強力粉、薄力粉、ドライイースト、砂糖を混ぜ合わせる。そこにオリーブオイルとぬるま湯を入れ、ある程度混ぜたら、塩を加える。
まとまったら、手で20分ほどこねる。大きめのジップロックに入れてこねるとラクだ。
その後、人肌で温めつつ、1時間ほど発酵させる。その後、ガスを抜いて20分ほど休ませたら完成だ。
時間はかかるが、実際に手を動かす時間はそこまで長くはない。なるべく早めにスタートしておくのがいい。
ミートソースづくり
生地を休ませている間に、具の準備。
シカゴピザの具の、メインはミートソース。材料はこちら。
- カゴメ 基本のトマトソース:1缶
- 豚挽肉:100g
- ケチャップ:大さじ3
- ウスターソース:大さじ3
- 茅乃舎 野菜だし:1袋
こちらは、材料を鍋に入れて煮込むだけ。茅乃舎のだしは、袋を破いて中身をそのまま入れる。これはナシでも問題ないが、コクが出るのでおすすめだ。
生地と具をセット
出来上がったピザ生地を、「ケーキの型」にはめていく。
このケーキ型は、外側についている金具により、サイズを緩めることができるので、外すのがラクな型だ。そして15cmサイズのならば、8インチのダッチオーブンにもちょうど入るサイズ。
生地をはめるのは、なるべく均等な厚さになるように注意。
そして、具を入れていく。
今回は、ミートソースに加えて、ズッキーニの薄切りとマッシュルーム、コーンを入れてみた。
そして、チーズもたっぷりと。
ダッチオーブンで焼く
これをダッチオーブンに入れ、火を入れていく。本当は焚き火でやりたかったが、雨が降ってきたのでシェルター内のガスコンロで。火加減をみつつ、慎重に。
30分ほど、弱~中火で火を入れた。
ガスコンロで下からの火だけになったので、仕上げに上からもガスバーナーで炙って、焼き目をつける。
ケーキ型を外すと、このとおり。きちんと自立してくれた。
いざ、実食!
切り分けて、頂く。チーズがトロっととけて、これは美味い!
まさに具の大洪水。チーズとミートソースが、溢れる。
今回、これで大成功だった。焼き加減もちょうどよく、生地のふわサク感も楽しめる。
具として効いたのはコーン。プチコリの食感が、アクセントになった。
これで1つ、新しいメニューのラインナップが増えた。
ピザ以外の食事メニュー
生地を休ませたり、焼いたり、そこそこ時間はかかるので、その他の食事づくりと並行して進めるのがいい。
今回つくったのは、こんなメニュー。前菜は魚、メインは肉で。
そして、お酒も。
ビールは、ここ、ふもとっぱらの近くでドイツ人がつくっている「バイエルンマイスタービール」。
そんな、グルメ尽くしのキャンプでした。
レシピも増えたし、また行きたい。