ハロウィーンを狙ったんじゃなく、キャンプの予定を立てたら、たまたまハロウィーンと重なっただけ!

ハロウィーンの時期はキャンプのベストタイミング

 気温が高いと、虫も出るし汗でベトベトするしで、過ごしやすいキャンプとは言えない。逆に気温が低いと、寒くて凍えるので特に初心者には厳しい。

 その中で、このハロウィーンの時期、10月下旬はちょうどいい気温で、ベストなタイミングだ。

 特に今年は夏が長かった。10月中旬でも、ラボリエでは暑く、蚊がまだいっぱいいた。それがようやく10月下旬になって、落ち着いてきた。

 そんな背景で10月下旬に計画したキャンプだったが、ちょうどハロウィーンと重なったので、何らかやってみよう、ということにした。

サイトレイアウトとハロウィーン飾り付け

 到着して、とりあえずテントを立てる。

 今回は、ヒルバーグ・アラックと、サバティカル・ギリア。

 天気が良く、雨予報はなかったため、リビングは野天だ。テントでは眠るだけ。

 実は、この2週間前に、私がコロナに罹患してしまった。隔離期間は過ぎているが、後遺症でまだ少し体調が戻っていなかったこともあり、私だけアラックで1人寝ることにしたのだ。

 ハロウィーンということで、ちょっとした飾り付け。ギリアに、おばけのランタンを。

ハロウィーン縛りのキャンプ飯

 テント設営をした後は、ランチをして買い出しして日帰り温泉へ。サウナで整う。夕方に戻ってきて、早速、食事をスタート。

 とりあえずぱっとつくれるおつまみを食べながら、乾杯。

 おつまみは、アボカドとオリーブのマリネと、凍みこんにゃくと山芋の唐揚げチップ。写真を撮り損ねたが、美味しかった。

 そして今日は、ハロウィーンということで、メインは、それにちなんだ料理をセレクトした。

 まずは、シチュー。少し気温が下がってきたタイミングでは、あったかい汁物が欲しくなる。それを、かぼちゃを使ったハロウィーンレシピでつくる。

 まずは、かぼちゃをまるごと蒸して、中身をくりだす。たまねぎ、人参、しめじをダッチオーブンで無水調理して、かぼちゃとブロッコリーを加える。豆乳と炒った小麦粉、茅乃舎の野菜出汁や塩で味を調える。くりぬいたカボチャの皮のほうを、器として入れて完成。

 なんとか写真は残せたが、かぼちゃを蒸しすぎて、皮がボロボロになってしまった。底面も穴が開いている。中に器状にアルミホイルを入れて、皮もギリギリのバランスで保って、写真を撮った。

 すぐにダッチオーブンに戻して、みんなで取り分けて頂いた。

 それと並行して、ピザをつくっていく。ピザ生地をこねて、発酵させる。生地を伸ばして、トマトソース、チーズ、バジルをトッピング。マルゲリータだ。チーズは、植物性由来のものをつかってヘルシーに。ピザオーブンで焼き上げる。

 普通のマルゲリータと違うのは、トッピングの形を工夫して、チーズでおばけを描いたことだ。

 これが「おばけピザ」。

 今年、ピザを焼くのはこれで3回目。ピザ生地をこねる&伸ばすのも、だいぶ上達した。ちゃんと耳をつくることもできるようになった。

飲んだくれたお酒たち

 そんな料理に合わせたお酒は、こちらの6本。

 白ワイン⇒赤ワイン⇒日本酒⇒赤ワイン⇒日本酒と進めていく。最後に甘口の「ちえびじん ドルチェ」を食後酒として頂いた。この中で、特に特別だったのは、35年もののヴィンテージワイン。それだけのヴィンテージものを飲むのは初めてだったが、味わい深く、美味しかった。

冷える夜長に身体をあたためる足湯

 心地よい季節ではあるが、寒暖差がはげしく、夜は少し冷えてくる。

 とはいえ、あったまるために春にやったようなドラム缶風呂をやるのは、労力がかかるのでなかなか難しい。

 そこで今回、もっとライトな方法がないかと、「足湯」をすることにした。冷えるのは足先からなので、そこをあっためたら、よいのではと考えた。

 お湯をつくる方法は、大きめのケトルを焚き火にかけてお湯を沸かして、沸騰したら、農業用のたらいに入れていく。

 お湯をわかすこと10数回。18時頃スタートして、23時頃に、全ての40リットルの水を沸かし切った。沸かした湯は、その時間経過とともに冷めていくので、入るころには、40~45℃ほどの温度に下がっている。

 熱い熱いと入って、身体がぽかぽかになっていく。これは、なかなか気持ちいい。

 そして、あたたまりながら、お酒も飲んで、酔っ払う。

 ドラム缶風呂は大変だが、この足湯は、大変ではあるがライトに楽しめる。

 もう少し楽にお湯を沸かせる仕組みがあれば、いいかもしれない。

 今回も、新しいことにチャレンジして、いろいろ楽しめるキャンプでした。

 また、行きたい。