花粉が飛び始める季節だが、キャンプに行きたい!!
花粉とキャンプ
私はなかなかの花粉症だ。スギだけでなく、ヒノキもある。1月下旬くらいから体が重たくなり、完全に抜けるのはGWのタイミング。
キャンプはいつも、3月から4月中旬くらいまでストップするようにしていた。
だが、どうしてもキャンプに行きたい。しかもソロで。
ラボリエで過ごすソロキャンプは、至高の時間だ。ただ、10月下旬~5月中旬の短いシーズンの中で、ソロで行く機会は意外に少ない。この1カ月半が何もできないのは、痛すぎる。
花粉症の症状が悪化するのは致し方なし。行こう。
そしてふと思いついた。
夜は花粉の飛散が弱まるから、夜をメインに行けばいいのでは・・・
花粉のダメージを少しでも減らすため、夜に入って夜更かしし、朝に帰る。そんな強行プランを立てた。
仕事終わりから設営
仕事を定時で終え、18時過ぎに自宅を出発。金曜の夜は、休日と比べ、意外に道が空いている。20時前には現地へ着いた。
早速、ライトを点けて、設営をスタート。
今回は、ミニマルキャンプでなく、ギアをほぼフルセット近く持ってきため、1時間ほどかかった。
気温5℃ほど。ただ、動き回っていると暑い。ここで油断すると、止まった時に一気に寒くなる。設営が終わったところで、ダウンパンツ&ダウンジャケットなど防寒ウェアを着込む。
「極道すき焼き」で一杯
時刻はおよそ21時。さて、おなかも空いたし、ご飯にしよう。
本日は「極道すき焼き」というメニューにした。ソロキャンプの時は、ほぼ、すき焼きを食べるのがルーティンになっている。全く飽きないわけではないので、アレンジメニューを常に探している中でこのレシピに出会った。
- ちょっといい和牛の薄切り肉に、割り下とブランデー、卵黄を絡める。
- フライパンに胡麻油を入れ熱し、1を入れて焼く
ろいうシンプルなもの。

野菜やしらたき、豆腐などは入れず、シンプルにお肉だけの味を楽しむレシピ。ブランデー・胡麻油という通常のすき焼きでは食べない調味料を使い、卵は、卵黄のみで濃厚になる。
では、焼いていこう。

一口、食べてみる。
・・・この味は、なんと表現したら、よいのだろうか。
今まで食べたことのない、不思議な味。これは、ブランデーによるものかもしれない。少し強い風味が出ている。
次の1枚を焼くときは、ブランデーを少なめにした。
・・・うーん、やっぱり、なんとも言えない。
美味いといえば美味いが、普通のすき焼きの方が、美味しいと感じてしまった。
牛脂と割り下のみで焼き、全卵で頂く。
うん、安心する味だ。
もしかしたら、ブランデーの種類かもしれない。今回はサントリーのV.S.O.Pにしたが、料理酒としてはもう少し安いのがいい、とかあるのかも。また、ネットで検索すると、ウイスキーでつくっている人もいた。
ただ、少量のいいお肉を使うので、何度も試せないのが難しい。
美味くつくれた、という細かいレシピがあれば、誰かアップしてくれないだろうか。
さておき、お酒と合わせつつ食べていく。本日の日本酒は、中野酒造 「ちえびじん Nouveau」 。

お肉だけだとやっぱり物足りないので、しいたけと春菊を焼き、お肉の間に挟む。
総じて美味かった。ごちそうさまでした。
アウトドアシアター鑑賞タイム
食事が終わったら、スクリーンを張り、プロジェクターを投影。焚火の火熾しも同時に。

気温が1℃近くに下がってきたので、焚火の近くに身を寄せ、暖まる。
そして、お酒も飲みすすめ、酔いどれていく。
幸せだ。。。
この時間が、本当に至高だ。
このままお酒を飲み切って、14時ごろまでまったり。
そして就寝した。
翌朝の花粉症
朝、8時すぎに起床。だいぶ眠い。
ただ、起きてからすぐ、くしゃみと鼻水が止まらない。これは、思った以上に、花粉を吸いすぎてしまったのか。
なんとか片付けをしなければと這い置き、片付けを始める。が、やっぱり体が重い。これは二日酔いでなく、花粉症によるもののようだ。お酒が花粉症をひどくした可能性はあるが。
とりあえず、なんとかコーヒーを淹れて飲みつつ、焚火にあたる。動けないなら、それなりに楽しいことをしよう。

このプライベートキャンプ場がいいのは、翌朝のギリギリまで焚火ができることだ。きちんと消化するのはもちろんだが、焚火台を片づける手間がかからない。
体が重たいながらも、一応サイトの写真を撮ってから、片付けを始める。
体が重い、、、調子に乗って、ギアを持ってきすぎた・・・

なんとか片付け、11時に出発。
帰りの車内は、くしゃみと鼻水が止まらないのを、抑えながら帰った。
花粉症キャンプ、なかなかキツイ・・・この時期、また来よう。。。とは言いにくい。
どうにかならないものか。