毎年集まってる同級生たちと、恒例のキャンプへ行こう!

キャンプ場開きと木の伐採

 夏の間は、暑くてラボリエではキャンプができない。涼しくなってきて、ようやくシーズンインだ。

 そのキャンプ場開きは、東京へ出てきている地元の同級生たちと。毎年1回はキャンプをしていて、今年は秋の実施となった。

 私は少し早めに移動して現地入り。10時前に到着し、ささっと道路の草刈り。これをしないと、みんなが入れない。

息子が、気持ち悪いって言ってる、、、ちょっと熱もある。。。遅れそう

 移動中のメンバーから連絡が。それは、無事に来れるのだろうか。いきなり暗雲が立ち込めた。

 こちらは草刈りを終え、1つ、大きな作業をしなくてはならない。

 それは、病気で枯れかけのコナラの木の伐採だ。「ナラ枯れ」という病気が流行している。ナラ枯れとは、カシノナガキクイムシという虫が媒介するナラ菌というカビによって、ナラ類などの木が枯死する病気だ。これに罹ると、伐採するほかない、とのことだ。

 このラボリエの周囲に生えているコナラもやられていて、落枝がたくさん発生している。すぐに倒木するというほどではなさそうだが、大きな枝が折れて、人やテントの上に落ちてきたら、とても危険だ。

 少なくとも、サイトの上に枝がかかっている木は、早めに伐採した方が安全だと考えた。

買い物を後回しにして、到着したよー!

 11時頃、もう1組が到着した。伐採を手伝ってもらおう。

 チェーンソーを使い、木を倒す。これは、一瞬だった。

 木の伐採は、ここからの方が大変だ。倒したこの木を撤去しないと、今日はキャンプができない。

 みんなで手分けして、枝を切って運んでいく。

枝が脆くてポキポキ折れるとこもあるよ。切ってよかったね。

 人数かけると、やっぱり楽。12時には、なんとかきれいになった。

これを1人でやってたら、大変だったね。早めに来てよかった。

 彼らは、後回しにしていた買い物へ。

 もう1組は、どうなっただろうか。今日はキャンプついでに、彼らの娘さんが、この近辺にあるダンスの大会に出場する予定で、そちらにまず向かっているようだ。

息子がちょっとダウンしてるから、ダンス大会終わったら、ごはんだけ食べて、泊まらずに夜帰るかも・・・。

 それは残念だが、いたしかたない。

 その後、みんなダンス大会を観戦している間に、私はサイト設営。そして、体調の悪い息子さんとパパだけ、キャンプ場に来た。

体調、大丈夫??

 ・・・あれ?頭に冷えピタシートを貼っているが、全然元気そうだ。

キャンプ場に着いたら、回復してきたぞ・・・これ、今日大丈夫かも。様子見よう。

 そのまま、彼は回復し、予定通り問題なく宿泊できた。

乾杯と食事の準備

 ダンスの大会が終了し、買い出しを終えて、みんな集合。ダンスの大会は、大人に混じって出場したこともあり、レベルが高かったらしく、決勝にいくことはできなかった、、、残念。

 ダンスの評価の軸も、いろいろあるらしい。

これまでの大会でも、テクニックを評価する審査員と、表現力を評価する審査員がいて、評価が割れたりするんだよね。

 それぞれ設営をはじめる。

 私は、こまごましたことを。今回、プロジェクターのスクリーンをサイズアップすることにしたので、その調整など。

スクリーン大きくしたから、ゲーム楽しいよー!

ふーん、あっそう。

 息子さんから、連れない返事が・・・。

こういうこと、言っちゃうんだよねー。

 母親が、嘆く。まぁ、小学生の男の子は、こんなもんだ。

さて、俺、先にお酒飲んでて、いいかな?

 木の伐採とか、そこそこ労働したので、もうだいぶ体がお酒を欲している。

 本日持ってきた日本酒はこちらの2本。故郷、岐阜県の酒蔵から渡辺酒造「W」と、安定の富久千代酒造「鍋島」をセレクト。

あー、美味い。。。

 設営がひと段落したところで、みんなで乾杯。そして食事の準備を始めていく。

 私は、食事準備の前に、やりたいことがあった。錫での器づくりだ。

 小さな鍋で、錫のブロックを溶かしていく。

 カンタンに、ドロドロに溶ける。

 型は、自宅でつくってきた。型の下側は、100円ショップで購入したコップ。それに合わせて、上側の型を紙粘土でつくった。

 組み合わせて、開けた穴から、錫を流し込む。あとは、冷えるまで待ちだ。

食事スタート

 食事はみんなで分担した。まずは魚担当によるカルパッチョ。ハーブのチャービルが効いている。

 次に、同じく魚担当より、アヒポキ。

 そして、汁物担当より、ほうとう。私の知っているほうとうとは違う感じにアレンジされ、美味い。

 私は、焼き鳥を担当。炭を熾して焼いていく。

いつも、後輩に焼くの任せてたから、自分で焼くの初めてだけど、焼くのムズイな。

炭火が、強すぎるんじゃない?

 いつもユニフレームのユニセラで焼いているが、今回、焼き鳥用のアタッチメントを追加した。この使い方もコツが必要で、なかなか苦戦している。

 そして途中から、酔っぱらっている私に代わって、焼くのを別のメンバーにバトンタッチした。

いろいろトークタイム

 暗くなってきて、お腹いっぱいになった男の子たちは、プロジェクターでゲームを楽しんでいる。

 大人+娘たちで、いろいろとトークタイム。

そろそろ、錫の器、冷めたんじゃないの?

 さて、型を外して、中を見てみる。

・・・笑うしかない。

 型と型の間の隙間がありすぎて、用意していた錫の量だと、足りなかった。錫の量は十分にあるので、型の問題だ。これを次に活かして、今度は型をつくりなおそう。

 このキャンプで楽しみにしているのは、音楽トークだ。このメンバーは音楽好きが多く、毎回、いろいろな新しい音楽を教えてもらっている。

新しい曲を教えてもらうのが楽しみなんだよねー。俺にとってはインプットの場だ。

 と、ポロっと言ったら、少しプレッシャーをかけてしまったか、いろんな曲名が出てきた。

 おおぐくりでは、マッシュアップされた曲、そして、AIがつくった曲。面白い。ずーっと、音楽を聴く。

 途中で、花火をしたり、焚火を囲んだり、酔っぱらって、悩み相談なんかもしたり。

 内容についてはここでは書かないが、

それは、根回ししておいた方がいいよ。

でも、根回ししても、自爆しそう。

 ということで、結局は、自身が自制できるかどうかが一番だということだ。

 そんなこんなで、途中で寝てたり、早く寝落ちしたりするメンバーもいつつ、深夜2時近くになって、就寝。

翌朝~撤収と解散

 翌朝、私はいつものようにゆっくり起きて二日酔い。みんなが朝ごはんを食べてコーヒーを飲んでいるとき、ずっとグロッキー状態だった。

 なんとか片付けをすすめていく。私はソロで荷物もそんなにないので、片付けする物量は少ない。が、ふらふらでゆっくりペース。

 ただ、みんなが片づけるのとそんなに遅れることなく終えられて、撤収完了。

 毎年変わらず、楽しいキャンプだった。

 また来たい。