ひな祭りって、真面目にお祝いしたことないな・・・
季節の移り変わり
私には、弟がいる。男兄弟だ。そして、従兄弟にも、女性はごく少ない。そのため、小さいころから、家族でひな祭りをお祝いすることはあまりなかった。
ラボリエでの活動を初めてから、より、季節の移り変わりを感じられるようになった。当たり前だが、都市で、暖房・冷房がきいたところにいるより、寒い・暑いがわかる。また、1つの場所に通うことで、気温だけでなく、花が咲いたり、紅葉したり、夜空の見え方が変わったり、環境変化もわかりやすい。
そういった日本の四季、季節の移り変わりとともに、節目のイベントもうまく楽しめたら、と、ふと思った。
ひな祭りも、せっかくなので、祝ってみよう。
ひな祭りといえば
ぱっと思いついたのは、お雛さま。
お雛さまはもちろん持っていないし、それを飾るために、ひな人形を調達する、ほどでもないなと思った。そこまでがんばったら、きっと長続きしない。
お菓子がいいんじゃない?
お雛さまのお菓子が、いろいろ出てるよ。それを飾ったら?
と、女性陣のアドバイスをもらい、仕事帰りに、デパ地下へ。残業で遅くなり&デパートも時短営業中なので、ギリギリ閉店10分前だ。
過去に、まともに探したことはなかったが、いろいろある。お雛さまの形をした、クッキーやケーキ、お餅などなど。
5分で一通り見て、その中で、砂糖菓子のものに決めた。
そして現地へ。
ひな祭りのテーブル飾り付け
やっぱり、桜餅があるといいんじゃないですか?
今日は、メンバーのSolと、その奥さんに一緒に来てもらった。買い出しのときに、スーパーのひな祭りコーナーで、そんな会話に。
道明寺の方が、好きなんですよね。
ん?道明寺?
桜餅には、関東を中心とした「長命寺」と、関西の「道明寺」の2種類ある、ということを、初めて知った。この発見だけで、今日を企画した意義がある(!?)。
ただ、ここは千葉県。品揃えが、長命寺9割、道明寺1割。少ない在庫から、道明寺を選ぶ。
テーブルレイアウトは、妻に任せましょう。
買い出しから戻ってラボリエで、私がレイアウトをうーんうーんと悩んでいると、Solから提案が。
確かに、ひな祭りは女の子のお祝いだ。お願いしよう。
お雛さまの砂糖菓子と、金平糖。

そして、道明寺の桜餅。

テーブルに、順にならべていく。淡い、春らしい色。
なんとなく、春の香りがする。


よし、食べよう。
一通り眺めたら、食す。お祝い、といいつつ、ただ、食す。
・・・甘い。甘いなぁ。
祭りのあとの開拓
今日は、がっつり開拓をする予定はない。でも、来たら、少しやりたくなる。
抜いたり、切ったりした竹が、周辺部に積みあがっている。今日は、それを燃やして処分していこう。
広場の中央にレンガと土で枠をつくって、枯れた竹を組み、着火。

いい具合に、燃える。竹をよく見ると、表面に油が浮き上がっていて、それが燃えている。燃えるのにつれて、竹を枠の真ん中に寄せていく。

Solの奥さんにも、お手伝いしてもらう。この夫婦は、キャンプしたり、登山したり、アウトドア慣れしている。奥さんはラボリエは初訪問だが、楽しんでもらえているようだ。

火力が強くなりすぎないよう調節しつつ、竹を追加して、どんどん燃やす。・・・と、だいぶ燃やしたが、まだそこら中に竹は残っている。
ただ、お昼も近いので、燃やし切って、ここで打ち止め。

さて、おなかも空いたので、ランチにしよう。
<後編に続く>