CAMP #16|ワンコとプライベートキャンプ

わんこと自由なキャンプを楽しみたい。

犬との暮らしとキャンプ

 我が家では、犬を飼っている。キャンプネームは「ランタン」。5歳になるパピックス(パピヨン×ミニチュアダックス)だ。

 我が家のランタンは、人懐っこく甘えん坊だが、他の犬が苦手で臆病なところがある。散歩のときも、他の犬が来たらさりげなく距離を置いて逃げる。

 そのため、ドッグランに行っても、のびのび遊べるわけではない。私や家族と遊ぶ分にはいいが、他の犬がいると、恐る恐る周囲を見渡し、近づかれて吠えたりもする。とはいえ、犬慣れもして欲しいので、時々、連れていっている。

 今まで、キャンプにも、一緒に行ったりしている。

 ただ、キャンプではいくつか困ることもある。

  1. ワンコOKではないキャンプ場も多い
  2. リード必須だが、あちこち動いてリードが絡まっていることも多い
  3. 他の人やワンコに反応して吠えることがある

 ワンコ連れ専用のキャンプ場にも行ったことがある。サイトがぐるっと柵に囲まれ、リードなしで遊べるというのは良かった。ただそれでも、他の犬の存在は気になるようで、他で吠え始めたら、ビクビクしていた。

●ワンコ連れ向けキャンプ場の例

オーキャン宝島(栃木)
https://www.ocam.jp/

プライベートキャンプ場でのワンコ

 ラボリエに連れていったのは、ある程度、開拓が進んでからだった。竹が多くて走り回れないのと、一部、どうしても除草剤を使わざるを得ない箇所があり、薬剤を舐めたりしないかが心配だったからだ。また、気温が高い時期は、ダニなども心配だった。

 その後、何度かラボリエに連れて行っているが、嬉しいようで、彼はいつもはしゃぐ。

 基本、どこにも逃げたりすることもないので、リードなしで遊べる。自由にあちこち行き、草の匂いをかいだり、土を掘り起こしたり、気ままに遊んでいる。 

 自然を感じて、少しは、野生の勘を取り戻しているのだろうか。

 一通り遊び終えると、「遊んで」とおねだりをしてくる。ボールで遊んだり、追いかけっこをする。いつもの散歩では出せないスピードで走りまわる。

 1点、困るのは、自然の中で自由に遊ぶので、身体中に、枯葉や、くっつく系の種が絡みつくことだ。

 帰る前に、イスに座って、ついている葉や種をとっていく。

 そして帰宅すると、ぐったり、全身の力を抜いて、眠りにつく。楽しく遊んで、リフレッシュできるようだ。もしかしたら、私たちと同じように、全身筋肉痛になっているかもしれない。。。

ワンコのためのプライベートキャンプ場

 山林を探していた時も、一部の土地が「ドッグランにもオススメ」と出てくることがあった。他にも、ワンコと遊ぶ目的で、山林を探している人がいるのかもしれない。

 確かに、他の人やワンコに気を遣わず、自由に遊べるのは、とても貴重だ。特に、都市部に住んでいたら、ノーリードで遊べる場は、ドッグラン以外、ほぼ皆無だ。

 もし、同じようにワンコと暮らしている方がいらっしゃれば、自由にワンコとキャンプを楽しむのに「山林を買ってプライベートキャンプ場をつくる」という手もある、ことを、どこか覚えておいていただければ。