開拓Act.18|橋・設計編

 約半年前に竹を使った橋を仮設した。意外にも竹の強度は高く、仮設としては十分であった。しかし、一部が折れてしまった(踏み抜いてしまった)りと、安全ではなかった。2年目のシーズンを迎える前にリニューアルしたい。

 前回の記事にも書いたが、冬期にリニューアルしたかった理由は寒い時期が資材用の竹の伐採時期に適していたからだ。夏に時期に伐採した竹は水分やタンパク質などの養分が多く、硬度不足や虫食い被害への懸念があった。

 12月から竹の伐採や油抜きを進めてきた。橋の資材はすでに揃った。


 今日は橋のデザインを紹介したいと思う。夏頃からずっと温めてきた計画だ。自然との調和を考慮し、竹を生かした構造の吊り橋風のデザインである。釘などは使わず、竹と木材、ロープだけで橋をつくりたい。

 基本的には竹の強度で持つような設計になっている。補強と見た目の良さを目的にロープをつかった吊り橋風のデザインにした。また、竹の上に板を設置することで、足場をフラットにする。荷物を搬送しやすくすることを狙っている。板はパネコートと呼ばれる片面にウレタン塗装が施された建築型合板を採用した。コンクリート型枠として屋外で使用されるものなので、耐水性に優れている。

 橋の幅は合板のサイズに合わせて、900mmとなっている。この程度の幅が確保できれば、台車やアウトドア用のワゴンも余裕で通過できる。

 竹は油抜きしたとはいえ、耐久性は十分に検証できていない。万が一を想定し、両サイドを断面90mm x 90mm 長さ4000mmの木材で補強することにした。合板と木材にφ16mmの貫通穴を開け、φ13mmのロープを通すような設計にした。

 デザイン通りにうまく作れるか自信はないが、チャレンジすることに意味があると思う。ワクワクしてきたぞ!