開拓Act.20|橋を架ける・前編

竹の資材の仕込みも終わった!橋を架けよう!

これまでの経緯

 ラボリエのキャンプ地までには、水路があり、道と隔てていた。

 その幅を測ると、土手と土手の間が、約5メートル。きちんとした橋を造ることも考えたが、ここに有り余る「竹」使って橋を架けることにした。

 ただ、竹を資材として使うには、乾燥した冬に伐採し、乾燥させた上で、油抜きをする必要あった。スタートした季節は、そのタイミングとはズレていた。

 とはいえ、渡れないと困るので、まず、「仮設」と割り切って、簡易に橋を架けた。

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 そして冬になって、太い竹を伐採し、乾燥させ、油抜きして、ようやく準備ができた、という状況だ。

 もう仮設の橋はボロボロで、補修をしてはいたが、渡り方や足の踏みどころが悪いと、竹が割れて水路に落ちるという有様だった。1人、Ruingが盛大に落ちたが、たまたま水の少ない時期で、九死に一生を得た。

 そして今回の橋は、MonTanaに企画を一任している。この橋の方向性決め、設計から準備まで、MonTana主導で進めてきた。設計も、ほぼできている。

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 約半年前に竹を使った橋を仮設した。意外にも竹の強度は高く、仮設としては十分であった。しかし、一部が折れてしまった(踏み抜いてしまった)りと、安全ではなかった。2年目のシーズンを迎える前にリニューアルしたい。 https:[…]

さて、いよいよ造ろう!MonTana、みんなに指示を出してくれ~。

資材の調達と準備

俺は、資材を買いに行きましょう。MARU・Ya-man・Ruingで手伝ってもらえれば。

じゃあ、Cap.先輩と僕で、土手を整備しておきます!

 買い出し組は、ホームセンターへ。今日は、異動の引越し前ギリギリで、Ruingも来てくれた。木材・ドリル・塗料などを購入。持ち込んで準備していく。

 MonTanaは、コンパネ板に、ドリルで穴開けをしていく。この穴は、ロープを通していく穴だ。

 並行して、木材に防腐塗料を塗っていく。久しぶりに、Juniorも参戦。ペンキが足りなくなり、急いでまたホームセンターへ買い出しに。近くに3つのホームセンターがあるので、こういう時はラクだ。

もう、他に塗るものないの??

ペンキ塗り、楽しいかい??

 Juniorは、このペンキ塗りにハマったようだ。

 これだけ子供が楽しいなら、子ども向けのエンタメコンテンツとしてパッケージ化しても、需要があるかもしれない。

竹を抜いて土手の整備

 土手には、まだ多数の竹株が残っている。これらを取り除いていく。Solの奥さんも参戦。竹は、地中で地下茎が繋がっているので、それを切りながら抜いていく。

 Cap.先輩のパワーで、太い竹の根を引きちぎっていく。Solの奥さんも、コツを掴んでどんどん抜いていく。

 抜き終わって、橋の位置を決める。

どの角度にしましょうか?

道と、真っ直ぐな方が綺麗かな。

 位置を決め、コンクリの板で土手を固める。このコンクリは、この土手や付近に埋まっていたもの。橋を造るために、昔に持ち込まれたもののようだ。水平をとりながら、整地して、コンクリ板を積んでいく。

 ペンキを塗り終わったJuniorもやってみる。

お昼の休憩へ

 次は、木材と竹を持ち込んで橋の組み立て。ただ、ペンキが乾くのを待つ必要がある。

 いい時間になったので、お昼休憩にしよう。

<中編に続く>

中編はこちら

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