開拓Act.32|トイレ小屋づくり② – 基礎づくり

さて、小専用・自然放出型トイレ(仮)をつくっていこう!

建築場所の確保

 小屋を建てるスペースを確保したい。場所は、サイトの南端。

 まずは、切って放置していた竹を除ける。

 竹は、別の場所に移動しても、邪魔になるだけなので、燃やしていく。

 1年前に切って乾燥しているので、よく燃える。

 枯れた竹を除けた後、地面に残っている竹を、引っこ抜いていく。

 約1年半前に、相当数を抜いた経験者もいるので、コツは掴んでいる。あっという間に抜けていく。

オーナー!小屋建てる場所、どこにする?

これよりもっと、奥に行けます??

この奥、窪んでるんだよね。

 奥にある木までが私の土地なので、もう少し奥にトイレを置けたらと思っていた。が、竹を除けた奥には、窪地になっている。これは、梅雨の時期には水たまりになってしまう場所だ。

 そのギリギリの手前側が、ここ。

ここにしましょう!

 細かなツルや笹を抜き、トンボで平らに均し、足で踏み固める。

 場所は、ここで確定した。

水平な土台づくり

 通常、こういった場所で建物をつくるときは、足場を砂利やコンクリで固めて基礎をつくる、という作業をする必要があるそうだ。

 先人のブログを読んでいると、基礎づくりに相当の手間と時間を費やしている。大変かつ重要な作業だ。

 方法を調べた限り、できないことはないが、今回はスキップすることに。

 それほど大きくない小屋であり、もし傾いたとしても、持ち上げて修復することもできなくはない。やってみて、どれくらい傾くかも実験ポイントだということにした。

 土台となるコンクリのブロック「羽根付きピンコロ」を6つ並べて、土台となるよう組み立てた木枠を置く。時間とともに沈むかもしれないが、後々検証するためにも、今回も水平をきちんととっておく。

 低い箇所は、一度ピンコロを除けて、土を盛って、また乗せて、、、、を繰り返す。

 通常ではかなりの時間を要する作業だが、なんと30分で終わった。

 さて、建てた後、どれくらい傾くだろうか。

 木枠と、ピンコロの間に、「基礎パッキン」を挟んで、土台は完成。「基礎パッキン」は、土台に雨水が溜まった場合、なるべく水が木材に触れないようにする部品だ。

 ネジでの固定は、上物が完成してからにする。

 設計が不安で、いろいろつくり直しになる可能性があるからだ。初心者建築なので、後での確定でもいいことは後回しにしていく。

休憩のBBQランチ

 ここで午前の部が終了。お腹もすいたので昼食へ。

 今日は手抜きの「BBQ」だ。朝に買ったお肉を一部、タレにつけておき、米を土鍋で炊いておいた。

 炭火を熾して、焼いていく。そして、海鮮のはまぐりや、野菜も。

 お腹いっぱいになったら、小屋の材料の買い出しへ。

ホームセンターで木材調達

 ホームセンターで、木材を探していく。

 土台の木枠を含め、一部は、自宅近くのホームセンターで購入済み。

 本日買う木材は、設計図面からピックアップし、整理してある。

 初心者建築の手抜きポイントは、ホームセンターで「カットしてもらう」こと。木材を購入し、それぞれこの大きさになるように機械でカットしてもらう。

 ただ、ミリ単位でのオーダーは無理なので、876mm → 88cm、としてお願いする。

 そして、このサイズの板が、私のクルマには載らないので、ホームセンターで軽トラックを借りて運ぶ。軽トラ、初めて運転したが、動きが軽くて慣れるまでは怖かった・・・。

 今回までに購入して揃えた木材は、壁の材料だ。屋根はまだ手配できていない。

 まず今日は、壁を立てるところまでやっていきたい。

<続く>