CAMP #48|GWキャンプで竹ランタンづくり

無数にある竹を使って、もっと遊びたい!

新たな体験メニュー

 このプライベートキャンプ場は、GWの混雑とは無縁だと思っていた。ただ、ここまでの道中は、当たり前だが様々な影響がある。

 今回、渋滞でプラス2時間。更に途中でランチの飲食店も混んでいて順番待ちし、プラス1時間。13時到着予定が、16時過ぎになってしまった。これだけかかったのは初めてだ。今後、連休は注意しよう。

 まだ、前回のベテランキャンプで設営が終わっているのが救いだ。着いて早々、最小限の準備をして、遊びを始める。

 やりたいと考えていたのが、「竹ランタンづくり」だ。竹に穴をあけて、中にキャンドルを入れたら、あけた穴から光が漏れるというものだ。

 この場所には竹がたくさんあるが、それは、キャンプするためには駆除する対象。

竹と、慣れあう気にはならないぞ!

 と、竹で遊ぶことをしなかった。

 それが、2年で開拓が進んで、心の余裕が出てきたという経緯だ。

 竹ランタンのつくり方は、紙に、あける穴の位置をデザインしてマジックで書き、切った竹に巻き付けて、ドリルで穴を開けていくだけ。

 森で1本、竹を切って、今日来たメンバーに渡す。

僕は食事とかいろいろ準備してるから、がんばってつくってみてねー。

とりあえず、やってみるよ。

がんばりまーす!

 しばらく、買い出しに行ったり、食事の準備をしたりして、戻ると、大量の竹ランタンが。。。

すごい!こんなにつくったの?3-4本できればいいかなと思ってた!

切ってもらった竹、全部使え、って指示かと思いまして(笑)

 そんなプレッシャーをかけたつもりは微塵もないのだが、、、しかし1本あたりで考えると、だいぶ短時間でもつくれるものだと分かった。

 ちょうど、陽も落ちかけて暗くなってきた。せっかくなので、キャンドルを置いて、点灯してみる。

 これは、雰囲気ある・・・。見ていたら、穏やかな気持ちになってきた。

 特別な技術は不要で、すぐできる遊び。キャンプの体験としてはパーフェクトなメニューだ。今後も興味ある人には提案してみよう。

ラボリエの定番ご飯

 本日来ているNacksとは、過去何度か一緒にキャンプに行ったが、全て雨が降っている。そのため「焚き火」を楽しんだ記憶がほとんどない。

あー、確かにそうかも。焚火してないね。

 今回は、パーフェクトな晴れ予報。ということで、まずは火熾しをしよう。そしてその火に藁をつっこみ、火力を上げたところで生のカツオを藁焼きしていく。

 これは、ここラボリエで定番となりつつある料理だ。調理のインパクトもあるし、手間はそこまでかからないし、そして何より美味しい。

 カツオを藁で焼いた後、氷水で冷やし、水気をとって切り分けていく。そしてたっぷりの薬味を添える。焼き加減はパーフェクトだ。

薬味、、、多すぎたかな?

 むしろ、カツオが小さかったか。とはいえ、薬味たっぷりで美味しい。ちなみに、タレは自宅で仕込んできた。ポン酢3、醤油1で合わせたものに、魚介出汁(出汁パックの中身)を漬け込んだ。ポン酢の尖りが少し丸くなって、ちょうどいい。

 薬味は少し残ったが、この後の料理で使おう。

 おつまみとして、カラムーチョニンジンサラダと、家で仕込んできたマグロの生ハムも追加。(写真を撮り忘れた。)Nacksが、まな板を前に、ひたすらに材料を切ってくれている。

鉄板焼きのおつまみ

 そして、次は、鉄板焼きを2種。まずはソーセージ。これが美味い。

 次に、チーズ焼き。ただチーズを焼くだけだが、これが美味い。

牛乳の旨味が、凝縮されてますねぇ。

 今回、これのためのチーズを、Nacksが仕入れてきてくれた。美味しいし、簡単だし、キャンプ料理としてパーフェクトだ。こちら、今後の定番料理にしてもいいかも。

メインの鶏料理

 そして、カツオの後、焚き火に突っ込んでいたこちら。

 カインズで売っている「アルミ鍋」を2枚組み合わせて、オーブンにしている。

 火力が強くならないよう、消えないよう、絶妙に調整を続けること2時間。いよいよオープン。

 こちらはそう、ビア缶チキンだ。

 焦げることなく、火が完璧に中まで通っている。

 もともと、塩麴やワインなどで漬け込み、お肉を柔らかくしている。そしてハーブやにんにくで臭みもとっている。

 そして絶妙な火加減。ふわふわの食感。パーフェクトだ(自画自賛)。

歌いつつ早めの就寝

 今回、洋楽好きなメンバーが来ていたこともあり、洋楽を聴きつつ歌う。

 Ed Sheeranの「Perfect」を聴きながら、「パーフェクトなキャンプの夜だ」と思っていたら、1人、酔い潰れた。

 おつまみを食べつつお酒が進んで、歌ったら、酔いが回ったようだ。今回は遅め到着で、乾杯スタートも遅くなった。そして、短時間で一気に量を飲んでしまった。残念だが、ここで1人脱落。

 その後ほどよく焚き火を楽しみ、竹ランタンのキャンドルが消えて日付が変わる頃に、(ここでは珍しく)早めに寝ることに。

 ノット パーフェクト。。。みんながお酒を飲むペースを目配せしつつ、酔いつつも少しコントロールした方がよかったなと反省しつつ、静かに眠りへ。

鶏の恵みを余すことない朝食

 朝は、いつもより早く目が覚めた。

 朝食を準備していこう。前日のチキンが少し残っていた。

 まず、チキンのお肉をマヨネーズやチーズと和え、ズッキーニと一緒にパンに挟んで、ホットサンドに。チーズに山椒が入っていて、ピリリと痺れてアクセントに。

 そして、鶏ガラは、アルミ鍋につっこんでコトコト煮込む。カツオで余った薬味の他、残った野菜もこちらへ。とてもやさしい味のチキンスープに。

 あと、珈琲を淹れて飲みつつ、朝の時間を楽しむ。

 そして、落ち着いたら撤収へ。2回分のキャンプの撤収で、いつもより時間がかかるところもありつつ、洗い物を減らす工夫もしていたので、スムーズに11時には撤収完了。

 最初の渋滞から始まり、想定外のトラブルもあって、必ずしもパーフェクトではないキャンプだったが、それこそ成長のチャンスでもあり、学びがあるのはいいこと。また、トラブルがあるキャンプの方が、記憶にも残る。

 そんな楽しい、GWのキャンプでした・・・また来たい!