CAMP #52|湖畔でガチ勢キャンプ・前編|広々サイトでTENT to TARP to TENT

ガチ勢メンバーでこだわりキャンプをしよう!

今回のグルキャンのテーマ

 夏も真っ盛り。標高の高い涼しいところへ、遠征キャンプへ。今回も、西湖のキャンプヴィレッジ・GNOME。

 その周辺のキャンプ場と比べると料金は高いものの、

 ① 予約がサイト別にとれるので安心&特定の人気サイトを除けば予約がとりやすい
 ② 湖でのアクティビティが楽しめる
 ③ 隣に日帰り温泉があって、お風呂に入れる

 といった点が魅力的だ。

 今回、予約したのは、「D:ダブルサイト」と呼ばれる、キャンプ場内で1つしかない、最も大きなサイト。広さは、20m×8mだ。

今回は、どんなテーマにします? 湖畔で、SUPしましょうよ。

いいねぇ。やってみたい。

SUPは難度も高いから、カヤックも借りようか。

 まず、SUP&カヤックで、湖で遊ぶことが決まった。

食事は、中華にしようか。

 MonTanaのキャンプでの得意料理が「焼売」だ。以前に出してもらって感動した。Solはまだそれを食べていない。

 そして、私が最もこだわっている料理は、実は「麻婆豆腐」だ。そしてこれは、今までキャンプで一度もつくったことがない。

 その2品を軸に、中華料理でコーディネートすることにした。

 そんなこんなで、SUP&中華料理キャンプが、今回のテーマになった。

広々サイトのレイアウト

 20m×8m、この広いサイトを、どうレイアウトするか。

 この3人で、テントを8つ、タープを2つ所有している。

俺がずっとやりたかった、タープを軸にしたレイアウトにさせてー。

 もともとオーダーしてつくったタープは、テントと両側で連結した時に、グラデーションのようになって映えるようなカラーリングを選んだ。

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 アイボリーの、Snowpeak リビングシェルロングProと、SABBATICAL モーニンググローリーTCとの間を、タープで繋ぐ。

 チェックインしてすぐ設営を始める。

まずは、モニグロから位置決めましょうか。張っちゃいますね。

じゃあ、あっちでリビロンを立てとく。あとで移動しよう。

 手慣れたメンバー。手早く設営を進めていく。

 いつもならば、30分~1時間で、ほぼ設営は終えられるというペースだ。

 しかし、気づけば1時間半が過ぎていた。時間がかかったのは、こういった作業だ。

 ① テント・タープ・テントのセンターラインを合わせるための調整
  特にタープのセンターを合わせるのが難しい

 ② ポールの配置とガイロープのペグダウン位置の調整
  タープのシワを減らしつつ、風への強度を確保

 ③ 2つのテントとタープの連結
  モニグロとタープは、モニグロの入口のポールで連結。
  リビロンとの連結方法は試行錯誤したものの、ハンギングチェーンで。
  存在感のない、MINIMAL WORKSのエアーハンガーで繋いだ。

 結果、こんなサイトの風景に。

 タープによって、アイボリー・ホワイト・ベージュのナチュラルなカラートーンがまとまった。

 タープとテントとの接続部分。ガイロープだらけになった。

タープ下のレイアウト

 引き続き、食事処のレイアウトを整えていく。

 少しずつ、みんなの持っているギアのトーンが違うこともあり、どうまとめるかを悩んだ。

 そこで、「トーンを2つに大きく分けて、左右でアシンメトリーに配置する」レイアウトにトライすることにした。

 真ん中に、MonTanaが持つ「シルバー」のジカロテーブルやアルミコンテナを配置。

 奥側に、「ダークブラウン&ゴールド」。手前側に「ナチュラル&ブラウン」でまとめた。

 左右のテーブルは、両方ともNinehillsのウッドロールトップテーブル。サイズ違い・色違いだが、同じシリーズなので連続感がある。

 また、左右のTHORのコンテナは、同サイズの色違いでまとめた。手前のナチュラルカラー&白ロゴのコンテナは、Solが韓国から取り寄せた、日本では未発売のカラー。

やりきった・・・が、広くて、写真に撮りにくいレイアウトだ。

 それぞれ好みや、こだわりがあり、トーンが違うので、グルキャンで全員でサイトのトーンを統一するのは難しい。

 こうやって、アシンメトリーにするなどできれば面白いと考えたが、思った以上に、レイアウトが難しかった。

※ちなみに、チェアはトーンが合わず、全員のを並べての撮影は断念した。

湖でアクティビティ

カヤックもSUPも楽しんでるよー。

 レイアウト微調整と撮影は、細かな作業だったので、1人残ってやり、みんなには先に湖で遊んでもらっていた。

 私も、遅ればせながら参加する。

カヤックに乗って、少し散策してこようかな。

僕も前に乗るー。漕がないけど。

 タンデムで、湖の真ん中あたりまで到達して、折り返して帰る。

反対の岸まで行ったけど、すんごい時間かかるよ。

そうだね。あと、そうしたら俺の腕も、たぶん、もたないな。(明日、筋肉痛だろうな。。。)

 岸に戻り、サイトに戻る。

 SUPキャンプを、子どもたちは、だいぶ堪能して満足したようだ。

そろそろ、食事を準備しようかね。

そうしよう。そして、お酒を飲もう。

 軽く飲み始めつつ、食事の準備をスタート。さて、中華料理キャンプのはじまりだ。

<続く>