開拓Act.41|晩夏の草刈り&竹燃やし②

さて、パーキングを拡張しよう!

駐車場スペース

 前回のソロ開拓で、夏に伸びた草刈りはだいぶメドがついた。今回は新たに、駐車スペースを拡張していきたい。

 現状、駐車はこのようにしている。

 縦列駐車で、❸のクルマが出ないと、❷、❶が出ることはできない。

 次回のグルキャンでは、最低でも4台の駐車がある。転回スペースに駐車もできるが、コンビニ(トイレ)などに行きたいとき、最後に停めたクルマの運転手しか対応ができない。誰がどの順番でここに到着するかも読めない中で、柔軟性に欠ける。過去でも、❸の運転手がお酒を飲んで、クルマが出せなくなることがあった。

 目指すのは、この形。

 橋近くは、道路横に2台停められるようにしつつ、転回スペースを設けて、後進でなくても入れられるようにする。

 また、もともとの転回スペース(Ya-manパーキング)を拡張し、転回スペースを確保しつつ、2台停められるようにしたい。

 このレイアウトで、全てのクルマが、自由に出入りできるようになる。

 では、作業を進めよう!

DAY.1 竹伐採

 今回、次回グルキャンの参加メンバーから、1人、先輩が応援に来てくれた。

 そして今日の作業時間は2時間。実はそのグルキャンメンバーでのバスケットボールの練習試合があり、作業後、そちらに移動するためだ。

 その時間で、竹を伐採する。ターゲットは、橋の横、道路わきのスペースの竹林だ。草刈機のエンジンをかけ、先輩に手渡す。

これ、まじでこれで切るの?

はい。一気にいっちゃった方が、切れます。気を付けて・・・。

 先輩に草刈機で竹を刈ってもらい、私が竹を運ぶ。

 これを1人でやると大変なのだが、2人で分担できると、とても早い。

 「草刈機で竹を切る」ができるのは、今まで私とYa-manだけだった。技術的に難度が高いというよりも、「怖いからやらない」というメンバーが多かった。実際、リスクはある。

 今回、先輩は、恐れずガツガツ切りにいってくれた。これができるメンバーが増えたのはありがたい。

あ、危ない!竹があたるよ!

へ?おおお!

 刈った竹が、自分に向かって倒れてくる。足元が悪く、動けない。というか硬直してしまった。

 まるで剣道の竹刀が当たるように、長い竹が、頭→肩に当たる。痛い・・・が、意識ははっきりしている。頭にも直撃はせず、側頭部を掠めたという感じだ。

 竹が上から自分に向かって倒れてくるという現象を経験できたので、次は避けられそうだ。

 そんなこんなで刈った竹を、並べていく。

 ポイントは、枝のない下部分と、枝のある上部分で、2つに切ったことだ。

 長いままだと運ぶのが難しいが、これによって運びやすくなり、これを燃やすときにスピードアップが図れる。

 そして、1台分の駐車スペースを確保したところで、2時間経過。本日は終了だ。

 竹の根元が残っているところもあるが、これは次回に持ち越したい。

DAY.2 竹燃やし

 その竹刈りから3週間。グルキャンまで2週間。刈った竹を、燃やしに行きたい。

 が、予定日に痛恨の台風直撃~雨の予報。応援メンバーも募っていたが、前々日に「中止」を決めた。

 ただ、前日夜に、また予報が変わり「曇り時々雨」に。ここを逃すと、駐車場が未完成のまま、グルキャンを迎えることになる。なんとか行って、最低限でも作業したかった。

 当日朝、6時に起床。天気予報を見て、降水確率が下がっていることを確認し、向かうことにした。

俺も、後から行くよー。

 と、先輩も来てくれることに。

 着いてすぐ竹に着火。雨が降る前に、少しでも早く燃やしたい。

 そして今回は、もう1カ所で燃やす。

 Ya-manパーキングの横に、刈った竹を積んでいる場所がある。ここは、2年前にこの道をつくったときから、刈った竹を積んでいた場所だ。この竹を燃やして、駐車スペースにしようという考えだ。

 (この写真の右側)

 転回スペースの中央に、竹を積み、燃やしていく。

 2カ所を行き来して燃やしていると、先輩とその娘さんが到着。手分けして、ひたすらに燃やしていく。

 燃やすと、かなりの火力で、近づくと暑い。涼しくなったとはいえ、熱に当てられて体力は消耗する。

 Ya-manパーキング側の竹は、刈って2年経過した竹ばかりのため、乾燥してよく燃える。

これ、全部、やるの・・・?今日終わる?

そうです!がんばりましょー!

 燃やしながら、これが2年前の開拓初期の竹かと思うと、感慨深くなる。

いつまでやるのー??

 先輩が合流後2時間。娘さんが、飽きてきた。私たちも疲労が溜まってきている。

この積んである竹を燃やしたら、今日は帰るよ。

 そこまでやってもらったら十分です。ありがとうございましたーー!

 先輩たちが出発した後、竹を除けたスペースで、周囲の生えている草・竹を刈って、駐車場として整えていく。

BEFORE→AFTER

 竹を燃やして、ここまで風景が変わった。

 橋の前の竹も、燃やしてなくなり、ここに転回スペースも確保できた。

 竹も燃やし尽くして、消火を確認して、終了。

 これで駐車場のメドはついた。

 これを1人でやるのは大変だったが、応援をしてもらえて助かった。やはり、メンバーを増やしていくと、より大きいことができるようになる。

 2週間後のグルキャンを楽しみに、ここへみんなを迎えよう。