CAMP #70| 北軽井沢でのプチ雪中キャンプ・後編

雪景色を眺めながら、お酒&ご飯にしよう!

イタリアンのコース料理

 今日の料理のテーマは、イタリアン。前菜~主菜へのコース料理にしていく。

 そのうち1品だけ、焚き火調理があり、時間がかかるので、先にスタートする。

 MonTanaが、ネギを切って鉄フライパンに並べ、その上にイワシを並べる。

 焚き火を着火し、焚き火台「RODAN」の下のスペースに、これを突っ込む。

 「RODAN」を使ったこの調理法は初めて。ダッチオーブンとは違う方法で、より手軽にグリルができるので、やってみたかった。

 いい感じ、焼き色がついた。少し火加減が難しいが、うまくできた。

 シェルター内では、MonTanaが、前菜を準備。サーブしていく。

 これで前菜から魚料理の3品。

  • 前菜:タコとオリーブのガーリックソテー
  • 前菜:アボカド&ビーンズサラダ
  • 魚料理:いわしのネギグリル

 すでに、白のスパークリングワインで乾杯はすませているが、既にボトルは空になっている。

 イタリアンではあるが、ワインでなく、日本酒に合わせる。今宵の2本はこちら。

  • 栃木県・せんきん 「仙禽 UAコレクション <UAうさぎ> 貴醸酒にごり酒」
  • 兵庫県・泉酒造 「仙介 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒原酒」

 UAうさぎのにごり酒は、雪を見ながら飲みたくて、お正月からとっておいた。

 両方、うまい。さっぱり系の料理には、せんきんのにごり酒が、発泡もあって合う。魚や肉には、仙介がさっぱりしつつ適度な重さもあって合う。

 後輩は、軽井沢の地ビールをチビチビ飲んでいる。こういう地のモノを頂くのもよい。

 続いて、メインの肉料理。「スペアリブのグリル」だ。

 MonTanaが、自宅で圧力鍋で煮込んで、冷凍してきたもの。自然解凍して、鉄板でさっと温めて頂く。

ほろほろに柔らけぇ。。。

 実は今日は、あと1人参加予定だったのだが、残念ながら急遽欠席になった。食事も4人→3人で量の調整が必要だった。まずは、出発前に前菜1品を減らした。

 また、現地でつくるか決める料理を1品用意していたので、それで調整することにしていた。もともと保存できるものだけで1品組み立てておけば、みんなのお腹加減を見て、柔軟に対応できる。それが今回はパスタのメニューだった。

パスタつくる?

 

いや、もう、だいぶお腹いっぱい。

 イタリアンのコース料理としては、必須メニューではあるが、私も後輩も同じくお腹いっぱいなので、パスタをつくるのは止めた。

 〆に、さっとスープを。コンソメと野菜出汁のスープに、卵とチーズ・パン粉を溶いた、「イタリアン卵スープ」。これも美味い。

 料理の残りをつまみつつ、チビチビと、お酒を飲んでいく。

凍てつく軽井沢の星空

 クリアウォール越しに、焚き火を眺めつつ、シェルター内で暖まる。

 ストーブと、床面に電気カーペット、ソファの座面に電気毛布を敷いているが、少しずつ寒くなってきた。特に足元は、じんわりと冷えてくる。

 ソファの上であぐらをかいたりしながら、冷えを避ける。

星がめっちゃきれいですよ!

 外に少し出ていた後輩が、教えてくれる。

 そんな星が出ているなら、星空を撮ろう。カメラを置いて、インターバル撮影を始める。

 が、すぐにバッテリーが切れる。寒さで、バッテリーがすぐに減ってしまうのだ。

 予備バッテリーに交換しつつ、テント内の電源でバッテリーを充電。カメラには、ホッカイロとタオルを巻き付けた。

ちょっとでも長く、撮ってくれたらいいのだけど・・・

 結果、撮れたのは1時間ちょっと。それでも、無数の星を切り取れていた。

日の出と共に起床

 朝の目覚めは、とても幸せだった。

 クリアウォール越しに、朝陽が入ってきて、自然に目が醒めた。

 本当はぼーっと眺めていたかったが、「これは写真を撮りたい」と思ってしまうのが、このブログをやっていることの副作用だ。

 本当に、ちょうど、朝陽がテント内に差し込んでいる。クリアウォール万歳。

 こんな朝陽がちょうど見られる位置だったとは。前日に方角を調べておけばよかった。

 そして、雪は降らなかったが、地面も凍てついてより白さが増している。

 一通り撮影し、テント内へ。お湯を沸かして、温かい珈琲を。

 続けて、朝ご飯をつくっていく。「生姜たっぷりみぞれの卵雑炊」だ。お酒を飲んだ翌朝には、これがちょうどいい。

 朝ご飯を食べ終わったら、一気に動き始める。

 名残惜しいが、撤収だ。

軽井沢から帰宅へ

 問題なく撤収して、チェックアウト。帰路につく。

 帰りのランチは、星野リゾートが運営する「村民食堂」へ。

 公式サイト:村民食堂

 それぞれ好きなものを食べて、おなかいっぱい。軽井沢のグルメはやっぱり美味しい。

 今回のキャンプは、求めていた「雪中キャンプ」まではできなかったが、どんな感じになるかの想像はできた。

 来年は、いよいよ本格的な雪中キャンプを、トライしていきたい。