グルキャンのために、車をサイトまで近づけるようにしたい!
グルキャンのために
今の道は、こうなっている。
車は、公道から40m入れる。それ以降は、「1m伐採法」にて切っただけで、竹がたくさん。徒歩でしかアクセスできない。
徒歩で60m荷物を運ぶのは、ずっとオートキャンプをしてきた私には、なかなか大変だった。なるべく荷物を絞り込み、UL系のギアに変えたりなどしたことで、ソロはできるようになった。でも、グルキャンは厳しい。それなりの荷物を運ばなくてはいけない。
1m伐採で切って、数ヶ月経った。多少、地下茎も弱っただろうか。
もう遊びたい欲求を我慢できない。車が通れるように、道を拡張しよう。
DAY.1 ソロで根元切り
この日は、1人での作業。まずは、根元で切るのに、電動ノコギリで試してみた。
座って、根元で切っていく。ノコギリが土まみれになるが、サクサク切れる。
だいぶ進んだ。しかし、ここで、電動ノコギリのバッテリーが切れた。
加えて、ノコギリで切ると、少しだけ竹株が地上に残る。車が乗ってパンクすることはないと思うが、多少不安なのと、歩くときに躓く原因にもなる。
ここから、草刈機を使って、竹株を削っていく。竹は、かなり硬い。特に、寒くなって、乾燥してきているので、水分が少ないためだ。
アクセルをフルスロットルにして、刃を高速回転させてから、勢いをつけ、ガツン、と当てて切っていく。太い竹株は、10回以上当てないと切断できない。
竹の株、地上に出てきた竹の根、細い草、草刈機で土を削りながら、全てならしていく。
ここは、数万年前に海の底だった場所。「石」が全くなく、土の質はほぼ「砂」だ。だから、地面を削るように草刈機を使っても痛まないし、石が飛んでケガすることもない。
それに気づいてから、臆することがなくなり、スピードが上がった。
1人で半日、15mほど進めることができた。
この先には、切った竹を真ん中に置いてしまったエリアがあり、それを撤去しながらの作業が必要で、1人では厳しかった。次、メンバーを集めて進めよう。
試しに、車を奥まで入れてみる。
これでもだいぶ、荷物を運ぶのは楽になった。
ただ、行動からここまで、ずっとバックで運転するのはちょっと大変。この奥には、転回できるスペースが必要だ。
DAY.2 Ya-man奮闘
後日、メンバーを連れて再訪。Ya-manと、分担して伐採をしていくことに。
草刈機での伐採を頼む!
俺は、積んである竹を除けていくから。
オッケーです!やってみます!
今日の目標は、車1台通れるだけでなく、ここの場所で、転回できるようにすることだ。
さて、スタート!
Ya-manが、草刈機のエンジンをフルスロットルにし、竹に当てていく。煙と、焦げくさいにおいがする。これは、摩擦熱により竹が焦げているものだ。
なかなか、切れないっす!
そう言いつつ、コツコツと続けていく。
私は、真ん中に積まれている竹や、Ya-manが切った竹を取り除いていく。
作業すること、3時間。これくらいの広さがあれば、車は、転回できそう??
ただ、まだ切株がだいぶ残っている。歩くと、躓きそうになる。
だいぶ進んだね!良かった!
疲れたし、今日ここは、これくらいで打ち止めにしようか。
いや、切株を切るのも、やり切りたいっす!
来年に持ち越さず、今年やり切っておきたいっす!
その意気や良し。
その場を任せて、私は、別の作業へ。その後、草刈機のエンジン音は、陽が沈む直前まで続いた。
車の転回&キャンプギア搬入
車を、ドキドキしながら前から入れ、転回してみる・・・余裕だ。
そして、2台目も入れてみる・・・余裕だ。
Ya-manのがんばりを讃えて、この場所は、「Ya-man Parking」と名付けよう!
これで、サイトまでは、森を抜けて、水路を渡り、約30m。荷物の運搬は楽になった。森の中の竹は、また次回に切るとして、今日は荷物を運ぼう。
さて、奥で、メンバーのMonTanaとSolに担当してもらった、サイトの拡張は、どんな感じかな・・・?
<続く>