道も拡張し、自動車をサイトまで30mほどまで近づけられるようになった。サイトも拡張し、シェルターも張れるスペースを確保した。
はじめての、グルキャンだー!
サイト設営
本日、集まることができたメンバーは、Ya-man、MonTana、Solと、私で4人。
寝床は、MonTanaのリビングシェルロングPro(Snowpeak)。ここに、コットで寝る。いつもの冬キャンプなら、幕内でストーブを焚いてぬくぬくにして籠る。今回は、森を、外の空気を感じたかったので、焚火を囲むことに。
ここは千葉の海近く、冬も、気温はそこまで下がらない。持ってきたダウンジャケットを着なくても暖かい。
開所記念に、これを寄贈するよ!焚火して使い込もう!
と、調達してくれたのは、FIRESIDEのグランマーコッパーケトル。サイズ「小」なのに、かなり大きい。Solが火熾しして、焚火でお湯を沸かす。銅の綺麗な外面が、どんどん煤で黒くなっていく。画になる・・・。
この後、お酒を飲んだメンバーはフラフラだったが、飲まないSolが、綺麗な写真を撮っておいてくれた。
とりあえず乾杯&まずは前菜
開拓でこの寒い季節なのに、汗をかいたので、喉がカラカラだ。まず、お酒を飲みたい。メンバーが、私の方を見る。・・・あ、乾杯の音頭か。何か、言わなきゃ。
今日は、集まってくれてありがとう!乾杯~!
せっかくの開所式、いいことなにも言えなかった(汗)。こういうのは苦手だ。
そんなで、締まらないままお酒を呑み始めつつ、MonTanaが、仕込んできてくれた前菜を仕上げ、サーブしていく。
旨い!そしてお酒がすすむ。少し酔いの回りが早い。
ふつうはお猪口で飲む酒を、マグカップでガブガブ飲むからですよ!
そうか、確かに。
本日の日本酒のラインナップはこちら。「各自おすすめを持ってくる」と指定したら、それぞれ縁のある銘柄を持参して、山形、三重、福井、兵庫のバラエティに富んだものになった。
メインディッシュの蟹しゃぶ
もともと今日は、昨冬の2月に、ふとしたことから「次の冬になったらカニしゃぶキャンプ行こう」と話していて、仮で日程を空けていた。それが、約1年経って自分のキャンプ場での野営になったが、せっかくなので、カニしゃぶをすることにした。
ダッチオーブンで、お湯を沸かし、出汁をとる。蟹を軽く解凍する。
そして、しゃぶしゃぶ。焚火が、熱い・・・。
旨い・・・
ただ、蟹は、潤沢には用意できていないので、あっという間になくなった。だが、このまま、しゃぶしゃぶを続けていく。
鰤、牛、豚のしゃぶしゃぶオールスターズ
蟹に加えて、ブリ、イナダ(ブリの幼魚)、牛肉、豚肉を用意していた。まずは魚介続きで、ブリ・イナダから。ブリは今が旬だ。
そのうち酔いも回って、1切れ1切れしゃぶしゃぶするのが面倒になってきた。何より、焚火の上でしゃぶしゃぶするのが、熱い。
結局、まるごと投入してしまった。しゃぶしゃぶというより、鍋か。もはや、「映え」は気にしない。
食べて飲む。飲んで食べる。後から写真を見返しても、楽しそうだ。
何で楽しいかというと、何も、気を遣わないからだ。周囲を気にしなくていいい。普通のキャンプ場だと、会話するときの音量も、気を遣う。迷惑を掛けないよう、なるべく近くによって、声量を絞って、ひそひそ話になる。
ここでは、叫んだとしても、誰にも聞こえない。音楽をそこそこの音量でかけても大丈夫。
そして、時間も気にしなくていいい。消灯時間もないので、「あと何分」と気にする必要もない。
気を遣わなくてもいい仲間たちと、何にも気にすることなく、ただ、楽しむ。そんなことを、できる場所は、意外と少ない。
夜が更けた森の空間
少し、写真を撮りたい、と席を外す。離れたところから、俯瞰してみる。
ファインダーを覗いて、感嘆する。
森の中で、光が浮き上がる。
光量が最も大きいランタンは、Solが持ってきた「LUMENA」だ。ここではスペースが広く、光量が必要だったが、とても明るい。私も、購入を検討しようか。
この森を買ったときは、ここは竹林だった。テントを張るどころか、歩くことすらままならなかった。それが、少しだけ、キャンプ場っぽくなってきた。
ここは、景色としては、決して良くはない。川、海、富士山がみえるわけでもなく、ただ、森が見えるだけ。でも、こんなにも夜、1つの空間に隔離されるなんて。
最近は、キャンプブームで、どのキャンプ場に行っても、休日は混雑している。なかなか、平日にみんなで仕事を休んで行くこともできない。マナーを大切にしつつ、周囲を気に掛けながら、キャンプを楽しむ。それも楽しい。
ただ、都市の喧騒から離れて自然に触れに来ているのに、結局、人に気を遣っているというのは、もったいない気もしている。野生を楽しみたいのに、理性的でなくてはいけない。ここでは、それが解放できる。
それでも、パリピというか、馬鹿騒ぎをするわけではない。一気飲みとか、無茶をするわけではない。ただ、自然を感じ、料理とお酒を嗜んで、音楽を聴きつつ、ゆっくりと会話するだけ。それが、「何の縛りもない」という環境にあるだけで、とても特別なものに感じられる。
戻って、またお酒を飲む。お互いが持ってきたお酒の銘柄を語る。
星!ここでも見えてます!写真撮ります!
おお!オリオン座!
高原でもなく、住宅地も近いので、星空にはあまり期待していなかったが、空に星が見える。竹を切ったことで、空が広くなったこともある。また周囲の竹を切ったら、更に空が広がるだろう。
あ、Ya-manが、寝落ちしている。ただいまの時刻、24:30。気づけば、日付が変わっている。気づけば、日本酒4本が、カラになっている。そろそろ締めよう。
しゃぶしゃぶのダッチオーブンに、ご飯&卵を投入。〆の雑炊。
俺も、食います・・・。
いつもYa-manは、お酒を飲んで1回寝てしまうパターンが多い。この時間まで起きてるのは、珍しい。食べ終わったYa-manを、Solが寝床に誘導する。
Ya-manは、寝袋には入らず、掛布団のようにかけて寝る。で、夜中に、寒くて起きる。ここまでが、いつもの彼のルーティンだ。
そういう僕らも、ようやく眠くなってきた。ダッチオーブンは、錆びないように、残りを拭き取って、熱して、水気を飛ばしておく。他、食材の残りはクーラーボックスやダンボールへ収納。
25:40、就寝。
日中の開拓作業で、もともと身体も疲れている。泥のように眠った。
来年に向けて
キャンプはそれなりに経験してきたが、ここでのグルキャンは、今までにない開放的な体験だった。「自分たちのキャンプ場」だからこそできる体験。ここ近年のキャンプブーム前だったら、穴場の空いているキャンプ場で、似たような体験はできたかもしれない。今は、なかなかそれもできなくなってきているから、貴重だ。
さらに開拓を進めて、キャンプ場として充実してきたら、きっと、体験も進化するだろう。ただ、今のこの体験は、今のこの状況でしかできない。
開拓メンバーや、まだここに招待できていない友人たちにも、この経過を味わってほしい。このキャンプ場づくりに、何かしら参加してもらえたら嬉しい。
また来年、広く声をかけていきたい。「開拓」に一歩引いてる友人たちに、「楽しそう」と思ってもらえる仕掛けも考えてみたい。
これは、完全なるエゴだなとは思った。でも、やってみたい。
最後に、来年も、怪我や事故なく、遊び尽くせることを祈念して、2020年のブログはこれでおしまい。
また来年も、宜しくお願い致します。
<続く>
初のグルキャンを終えて、一区切りとして振り返り。