山林探し⑬ 森の開拓にいくらかかったのか?《20年度決算》

森で開拓して、たくさん遊べたけど、いくら使ったんだろう。

 プライベートキャンプ場をつくるのに、お金は、いくらかかるのか。「やってみたい」と考えたとき、事前に把握しておけると安心できるポイントだ。

 概要を公開していくので、もし同じようにやりたい人がいたら、何かご参考になれば。

初期費用と維持費用

 まず、初期費用としては、土地の購入費。土地そのものの価格と登記手続きの費用を合わせて、二桁万円の真ん中くらい。そんな格安物件だ。

 今回、不動産会社が保有する土地を購入したため、上記のみで完結した。もし、不動産仲介会社(不動産オーナーと購入者をつなぐ業態)を挟んでいたら、仲介料を数%支払う必要があった。

 そして、維持費用としては、まず、固定資産は「0円」。(その理由は、こちらを参照頂ければ。)

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 そして、電気・水道等の公共料金の契約もなく、維持するために必要な、いわゆるランニング費用は何もない、という状況だ。

開拓の予算計画

 そして、メインとなる森の開拓。この活動にはいくらくらいかかるのか。

 当初、スタートタイミングで計画を立てた。その前提は、こんな活動イメージ。

  • 1年目:道、テントサイト、橋、物置、キッチン等をつくる
  • 2年目以降:ウッドデッキ、小屋、井戸、風呂等をつくる

 その額は、1年目は「50万円」。2年目以降に「70万円」という概算だった。月次での計画も立て、進捗管理をしようと試みた。

 結果、1年目は、道は開通し、テントサイトはほぼ完成したものの、橋と物置は仮設対応となった。進捗としては計画の半分、というイメージだ。

 想定と違ったのは、主に4つ。

  1. 夏が、暑くて虫も多く、作業がなかなか進まなかった
  2. 竹の伐根・伐採がやっぱり大変で、道やサイトづくりに時間がかかった
  3. 竹で橋をつくることにしたが、竹は冬に切らないと腐るため時期を待ち、しばらく仮設の橋で対応した
  4. 橋が仮設で、重い資材を運べなかった

 そんなこんなで、かなり早い段階で、計画通りにいかないことはわかり、計画進捗管理は止めた。方針転換をし、「やってみて、評価して、見直して」を短サイクルでぐるぐる回すようにした。新規事業開発でいうところの「リーン開発」っぽい感じ。費用も、なるべく抑えつつ、使ったお金の記録だけをしていった。

 一旦、4~3月の年度ベースで、その支出額を、決算してみよう。

20年度の総額

 さて、この年度で使ったお金は、、、

総額で、「約40万円」!

 でした。

 その大きな内訳が、こちら。

 最もかかったのは「交通費」で、約19万円だ。自宅から現地までの自動車移動による、高速道路料金とガソリン代。だいたい、月に2回ペースで往復して、この金額だ。

 ただし、これは私の車両分。割合は少ないが、メンバーの車両分は含まれていない。また、私の車両に同乗したメンバーには一部負担してもらっており、私個人の負担額としては15万円くらいだ。

 アクセスが近いor遠いところを選ぶか、で、ここの金額はだいぶ変わってくる。高速道路料金、ガソリン代の試算はしやすいので、事前に考えておきたいポイントだ。

 そして、「開拓費」は、約18万円。ここはさらに、明細を見てみる。

 「農具・工具」の金額が大きい。草刈機:2.5万円、電動ノコギリ・電動ドリルで約2万円、の3つが大半を占める。どれも、メジャーなメーカーではない安価なものを選んだ。もしマキタなどメジャーブランドの製品を買っていたら、倍はかかったと思う。

 あとは、スコップ、鍬、トンボなど、農具も買ったが、単価1,000~2,000円の安いものを使っている。

 「焚火場・家具」は、レンガ、木材、塗料、金具等の、DIY家具・設備の材料費。ただ、この中に、薪割り器具の「キンドリングクラッカー」も含まれている。

 その他は、単発的だ。トイレは、介護用トイレと簡易テント。セキュリティは、トレイルカメラ。物置は、自転車用のテント。それらが各項目の金額の過半を占める。トイレと物置は、仮設なので、また追加の投資が必要だ。

 また、今回、「橋」に関しては、メンバーのMonTanaに一任して進めており、予算も持ってもらっている。この決算にはその費用は含まれていない。(資材の費用で数万円の見通しとのことだ。)

 この費用が、多いと感じるか、少ないと感じるか、それは人によっても異なるだろう。私の感覚としては、「開拓費」は、とことん遊んだ割には、抑えられた方だと思う。一方、「交通費」は大きいなと感じる。もっと近いところを選べば、この費用は削減できた。ただ、それ以上に土地の値段は高くなる。バランスとしては、決して悪くないとは思う。

 あと最後、活動費としては、このWEBの運営費用だ。labolier.jpのドメイン取得と、サーバーレンタル等々がある。SNSやブログサービスを使えば無料でできたが、自由にできるサイトは持っておきたかった。将来どうするかは何も決めていないが、「LABOLIER」のブランドも、このWEBも通して、何らか育てていけたらとぼんやり考えている。

21年度に向けて

 いよいよ、仮設の橋を解体し、丈夫な橋を完成させていく。それによって、資材を運びやすくなる。

 その資材で、物置、キッチン、ウッドデッキ、小屋、井戸、風呂等を、順番につくっていきたい。その分、材料費はかかってくる。最初は、失敗することも想定して、なるべく安い方法を探していこう。

 また、2年目を迎え、切りに切った「竹」がどんなふうに逆襲してくるかが見えない。もし、絶望するくらい生えてくるならば、重機を入れたり、業者さんにお願いすることも考えなければならないかもしれない。それには予算が一定かかってくる。こちらは、労力と天秤にかけて、是々非々で判断する。

 何にせよ、遊びは楽しんでこそ。おさいふとも相談しつつではあるが、ラボリエのコンセプトに沿って、うまく工夫しながら、開拓活動を楽しんでいきたい。

キャンプギアは別腹

 ここで計上したのは、あくまで、ラボリエの開拓活動に伴うもののみ。キャンプ用品の購入は、含めていない。

 シェルター、テントを買い替えた。そして、新しいチェア。他にも・・・。

こちらの決算は、、、止めておこう。