キャンプのためにつくられた、新しいスイーツを試してみよう!
パティシエが考えたキャンプスイーツ
Instagramで、縁あって繋がった「BB coco キャンプ」さん。パティシエのご兄弟が、アウドドアで楽しめるスイーツを考案したとのこと。
●BBcocoキャンプ さんのサイト
キャンプでのスイーツってどう思いますか?
キャンプの楽しさって、自分たちでいろいろ手を動かして、ちょっと失敗もあったり、というところだと思います。スイーツも、最後に自分でひと手間加えて完成するものだと、いいかもですよね。
あと、キャンプでは冷却ができないので、焼くレシピがほとんどでした。クーラーボックス保管の範囲で、冷たいのも楽しめるといいなと思います。
こちらの「ちびポニョ」はどうでしょうか?
冷やして焼いて変化を楽しむスイーツ
それで紹介してもらった「ちびポニョ」を、試させてもらうことに。
冷凍された形で届いた。これで賞味期限は20日ほど保つとのこと。キャンプ前に余裕をもって取り寄せできるので、これはありがたい。
こちらの商品の説明書を見てみる。食べ方は、この解凍にも合わせて、4段階ある。
- 冷凍で
凍ったままで食べると、アイスクリームのような味わいに - 半解凍で
外側はふわふわ、中はシャーベットのように - 全解凍で
もちもち生地で、クリームがとろり - 焼いて
ほんのり焼き色がつくよう火で炙ると、生地が更にもっちり&クリームトロトロに
キャンプでは、クーラーボックスで持っていくとして、2~4の食べ方になるだろう。特に、「焼いて」というのは楽しみだ。
まずは半解凍@キャンプ場
キャンプ場に到着し、設営して落ち着いたところで開封。
中のクリームは同じで、トッピングが味は5種類。
- ピンク:いちご
- グリーン:抹茶
- イエロー:レモン
- ブルー:ホワイトチョコ
- ブラウン:スイートチョコ
クーラーボックスから出して、ちょうど半解凍の状態だ。まず、この半解凍で切って、頂いてみる。
おいしい!!クリームの上質な甘さがいい!
クリームは、いいものとそうでないもので、素人でも差がわかりやすい。スイーツとしてのベースの高さを感じた。シュー生地の食感も良い。薄く見えて、しっかりした生地だ。
焚き火で炙って体験
いよいよ、焼きスイーツ体験だ。火熾しをして、火力が落ち着くのを待つ。
適する火加減や焼き時間がわからなかったので、微妙な調整ができるよう、手持ちで網にのせてトライ。
焼き時間はほんの数2~3分。底面に焼き目がついてきた。焦げるのは避けたいので、これくらいで止める。
網では大丈夫だったので、串に刺しての焼き方も試してみる。
串に刺すと、そこから崩れないか、クリームが溶けて落ちないかなど心配だったが、杞憂だった。すごく安定している。
いい焼き目がついた。そして、クリームも溶けて、トロけている。
そして、食す。
おお!これも美味いっすね!
確かに、食感が変わった。クリームとろとろ。生地がもちもち。この変化は面白い。
冷たい状態も楽しめ、自分たちで焼いても楽しめる。そして味の変化が楽しめる。1つでいろんな楽しみ方ができるのは、贅沢だ。
キャンプスイーツの可能性
キャンプ好きの人の中でも、甘党の人もたくさんいると思う。私も、そのひとり。
キャンプで甘いものを食すには、3つの方法があったと思う。
- 常温保存できるお菓子を持っていく
ポッキーやパイの実などの一般のお菓子 - 熱を通してスイーツをつくる
焼きマシュマロのように簡単なものから、ダッチオーブンでクレームブリュレ、プリンなどもつくれる - 冷たい食材をまぜてスイーツをつくる
クーラーボックスで冷たい食品を持っていき、それを混ぜる。冷えたサイダーを使ったフルーツポンチや、家で冷凍したフローズンヨーグルトなど
”キャンプならでは”の楽しみがあるのは、2だ。1は、せっかくのキャンプで、もったいない感じがしていた。3は、難度が高く、いろんな工夫が必要で気を遣う。もう少し手軽さ・簡単さが欲しい。
今回のスイーツ「ちびポニョ」は、第4の選択肢だ。キャンプスイーツの可能性を、拡げてくれる。
BB coco キャンプさんのスイーツは、「ちびポニョ」以外にもラインナップがあり、またいろいろ試行錯誤されているそうだ。
キャンプスイーツ、今後も楽しみです。
●BBcocoキャンプ さんのサイト