仕事終わりの金曜の夜から、ソロキャンプに行こう!

仕事終わりキャンプの魅力

 仕事は平日なので、キャンプへ行くのは基本、休日の土日祝になる。

 休日をフルに使って楽しむのもいいが、日曜の昼過ぎに帰って片付けして、体力を使い果たすと、月曜の仕事はじまりに疲労が残っていることも多い。

 いつもなら大丈夫だが、仕事が忙しい時など、体力的・精神的に余裕のない時には、少し気後れすることがある。

 そこで考えたのが、金曜の仕事が終わってから移動し、1泊して、土曜に帰ってくるという弾丸キャンプだ。金曜の夜から土曜の午前中は、仕事の疲労と解放感でダラダラしてしまうことも多いので、そこを有意義に使える。そして、日曜に、ゆっくり疲労回復することができる。

 昨年、そう考えて初トライしてみた。

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 結果は大満足。ただ昨年は、竹が生えるシーズンですぐにサイトに行けなかったり、忘れ物をしたりして、トラブルがあった。

 今回は、まだ竹は大丈夫だし、万全の態勢を整えつつ、気楽に臨みたい。

本日のテント

 仕事を、金曜の18時に無理矢理切り上げ、さっとシャワーを浴びて、18:30には出発。ある程度の荷物の積み込みと食材買い出しを前日までに終えていたので、出発はスムーズだった。

 道路は、帰宅ラッシュで渋滞。信号や踏切でなかなか進まない。ただ、高速に乗ったら、ほとんど渋滞なく、いつもより早いくらいの所要時間で現地に着いた。

 時刻は20:30。サイトの設営を始めていく。

 そして今日は、初めてのテント。サバティカルの「ギリア」だ。

 3月の抽選に申し込み、当選して、受け取ったばかり。未開封でタグもついたまま。設営方法はYouTubeで予習しておいた。

 まずは広げて、ポールを差し込んでいく。

 説明動画では、黒のポールを黒のスリーブに、グレーのポールをグレーのスリーブに、と記載ある。わかりやすく親切なデザインだ。また、これを、赤・青というカラーにしないのも、メーカーのこだわりではないだろうか。

 ただ、この真っ暗の中で、

黒とグレーの違いが、見分けがつかない!

 困ったが、ポールは3本。2本が同じ長さ、1本がもう少し長いことはわかったので、その長い1本が真ん中だろう、と推測して組み立てた。(結果、合っていた。)

 この仕事終わりの真夜中の設営は、慣れたテントで行う方が無難だと、改めて思った。

 2本ペグ打ちして、引っ張れば自立する。

 そして、ポール間を固定するポールを取り付け、本体は設営完了。

 そして、インナーテントをつけて、テーブルやチェアなど並べれば、サイトが完成だ。

 この時点で、時刻は22:00を超えたところ。慣れたテントであれば、21:30前には設営完了していたと思うが、新しいテントを張りたかったので、これはしょうがない。

食事前の撮影タイム

 2月下旬~3月の花粉シーズンは、泊まりは避けていたので、実は久しぶりのキャンプ。その行けない間に、新しいキャンプギアも増えた。特に、小型のLEDランタンがいろいろ増えている。

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 早くお酒を開栓して、食事をはじめたいが、これらを並べて撮影をしたくなってきた。

 実は、前回の反省で、仕事終わりから何も食べずに設営などすると、お腹が空きすぎて、心に余裕がなくなってしまう。そこで、自宅から出たすぐに、コンビニでシュークリームなどスイーツなど買い、軽く食べておいた。糖分補充がされているので、エネルギッシュに動け、ゆとりがあった。

 ランタンを1つずつ出し、並べてみる。

 左から、コールマンのルミエール(ガスランタン)、LEDLENSERのML4 WARMに、WHAT WE WANTのウォルナットのシェード、ゴールゼロに38exploreのシェード ZEROCO38、38exploreの38灯にミニ三脚。

 2つある38灯は、FEDECAのランタンフックにかけておく。

 外には、ゴールゼロのカスタム版を。what will be will be のヌメ革ジャケットを装着し、38exploreのZEROFILTERで、光をオレンジに。シェードは、WHAT WE WANTのウォルナットのもの。

 ランタン以外にもある。初売りの福袋で入っていたSOTOのガスマッチに、what will be will be でネームを刻印してもらったケースを装着。

 夜に撮影したいのは、これくらいか。まだ撮りたいものはあるが、明日にしよう。

真夜中のお酒&食事

 テーブルを整えて、食事にしていこう。

 まずは、お酒を開栓。こちら、昨年と同じ、満寿泉の「貴醸酒 生酒」。思い入れのある1本で、毎年1本、ソロで飲んでいる。

満寿泉

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 相変わらず、濃厚で美味しい。

 そして料理スタート。本日のメニューは「トマトすき焼き」。ソロキャンプでは「すき焼き」にすることが多いが、今回は少しアレンジすることにした。

 食材を並べ、野菜は切っていく。

 まずは、牛脂でフライパンを馴染ませたあと、にんにくとオリーブオイルを入れ、弱火でゆっくり熱す。次に、たまねぎ・トマトを追加。

 割下を入れ、煮立ったらお肉を投入。モツァレラチーズとバジルを散らして完成。

 お肉を、生卵をからめて頂く。今日のお肉は、黒毛和牛の肩ロースだ。

やっぱ、美味いなぁ。お酒も進む・・・。

 チーズやバジルを絡めながら食べると、また美味しい。

 そしてなくなったら、また追加してつくってたべる、を3~4回くりかえす。

 そして、お肉がなくなったタイミングで、パスタを茹で、鍋に入れスープと絡める。この〆が、また美味い。

 ちびちびつくりながら飲みながら、夜が更けていく。気づけば、24:00を超えていた。お腹いっぱいになり、まったりと、少し残ったお酒をチビチビと飲んでいく。

 いつものラボリエキャンプなら、ここから焚き火を楽しむところ。

 ただ今回、ギリアの中に籠っていたことと、お腹いっぱいなったことで、外に出るのが急に面倒になってきた。焚き火をしなくても、十分に幸せな気持ちになっている。

無理はしなくていいか。

 好きな音楽をかけ、チビチビ飲む。

 頭は、1週間の仕事で疲労しており、難しいことを考えるのを放棄している。何を考えていたか覚えていないほどに、ぼーっとしている。

 ソロキャンプでは、本末転倒だが、少し寂しくなる。とはいえこの時間、さすがに誰からもLINEの連絡はない。またこちらからLINEするのも迷惑な時間なので、誰かとのコミュニケーションはできない。

 ほぼ無心で、まったりする。

 あたりは、当たり前だが、真っ暗。お酒を飲み終わって、歯磨きして、深夜2:00に就寝。。。

朝のコーヒー&撮影タイム

 テントに少し陽の光が差し込んで、目が覚めた。

 とりあえず、珈琲を淹れる。今回、新たにドリッパー「ORIGAMI Dripper Air」を調達。

 もともと、「ORIGAMI」のドリッパーがいいなと思いつつ、陶磁器製で持ち運びに不安で避けていた。それのAS樹脂製がでたということで、こちらを入手。

 そして、またいくつか撮影をしていく。

 SHIMANOのクーラー「ICEBOX」や、DIYしたゴミ箱、火ばさみケースなど。

 ほぼ、撮影しに来たようなキャンプだが、これはこれで楽しい。

 撮影している姿は、正直、見られたら恥ずかしいが、他に誰もいないので気兼ねなくできる。

 一通り撮影できたら、撤収をしつつ、開拓作業も始めていく。チェックアウトの時間制限もなく、今日は土曜日で時間の縛りもないので、ゆっくり進めよう。(と言いつつ、この後、ストイックに日没まで休憩なしで作業してしまった。)

 今回の仕事終わりソロキャンプも、楽しかった。次は、この仕事終わりキャンプを、グルキャンでやってみたい。