キャンプギアコーデ|A38grateの多機能テーブルカスタム

便利でおしゃれなサイドテーブルが欲しい!

A38grateとは

 A38grateは、38exploreさんが企画する、ウッドテーブルとロストルとケースが組み合わされた多機能テーブル。

 このテーブルは、足を使ったローテーブルとして使う方法の他に、カメラ三脚のアタッチメント:アシノプレートを使うことによって、三脚をテーブルの脚にすることができる。

 また、SOTOのガスバーナー「ST-310」を取り付けできるアタッチメント「38GT310」もラインナップされている。

 こちらのテーブル、もともといいなと思っていて、ただ、人気&在庫切れでなかなか買えなかった。それが、たまたま店頭でブラックモデルの「A38grate BK」を見かけたときに、即購入してしまった。

 せっかくなので、このテーブルをカスタムしつつ、使い倒してみたい。

ウッドテーブルDIY

 カスタムするならば、金属より木の方が、素人でも加工をしやすい。

 ウッドテーブルを加工しようと考えたが、失敗したときや、元に戻したいときに、もともとのテーブルに手を加えるのが不安になった。加えて、三脚アタッチメントのアシノプレートも、ネジで取り付けるタイプで、ネジ穴をあけるのにも躊躇があった。

 そこで、ウッドテーブルそのものを、まずDIYすることに。

 まずは、テーブルを採寸。

 このサイズに合った木材を、ホームセンターで探し、ついでに木材カットコーナーでカットしてもらう。

 右が、もともとのウッドテーブル。左が、そのサイズに合わせて購入・カットした木材だ。

 やすりで角をとり、オイルで塗装して、ネジ止めして組み立てる。

 左側が、組みあがったウッドテーブルだ。塗装にムラはあるものの、まずまずの出来上がり。

 裏面には、アシノプレートを埋め込んだ。

 より強度を確保しようと思い、本物と違い、テーブル中央に2本の木材を足して。

 まずは、このテーブルで、フィールドテストしてみる。

 チェアの横に置いて、お酒を飲んだりしてみる。

 モノを載せても問題なく、シェラカップをサイドに吊るすなどのアレンジも大丈夫だ。

FEDECAランタンハンガー追加

 キャンプの夜、このテーブルで作業するには、手元を照らす照明があった方が良い。A38grateは、サイドバー2本を使って、ランタンを吊るすことができる。ただ、サイドバーにはシェラカップを吊るすのにも使いたい。

 もともと、テーブル用のランタンハンガーとして、「FEDECA BAR CLAMP STAND SYSTEM」を使っていた。真鍮製のバーで、コーヒードリッパーとランタンハンガーの組み合わせができるギアだ。

 このギアは、テーブルに金具を挟んで使うが、 A38grateは周囲がロストルでうまく取り付けできない。真鍮のバーなので、それなりに重量もあり、きちんと固定できた方が安心だ。

 そこで、DIYしたウッドテーブルに、穴をあけて取り付けることにした。

 位置を決め、ドリルで穴をあけて、やすりがけし、改めて塗装した。

 さて、ランタンハンガーを取り付けてみよう。

 ぴったりだ。安定性もばっちり。コーヒードリッパーも、このまま使えそうだ。

真鍮ネームタグ

 実用性とは関係ないが、DIYした証?として、ネームタグを取り付けしたくなった。ランタンハンガーに合わせて、真鍮で。

 こちらは、自分でつくるのは止め、手仕事社中 tandmさんにオーダー。

 オーダーメイドの真鍮プレート:サイトはこちら

 すぐに届けて頂いて、セットで付属してもらった釘で取り付ける。サイズ感も、さりげなくていい。

ランタンのチョイス

 テーブル自体が小さめなので、ランタンも、小さい方がバランスが良い。

 選択したのは、レッドレンザーの「ML4 WARM」。コンパクトで暖色のランタン。ドイツ製で、7年保証というのがすごい。300ルーメンの明るさも、テーブルランタンとしてはちょうどいい。

 ただ、このまま吊るしても無機質だ。また、下方向への光の照射ができた方がよいので、ランタンシェードを探すことに。

 見つけたのが、WHAT WE WANTのウォルナットのシェード。WHAT WE WANT は、北海道・旭川家具メーカー「インテリア北匠工房」の職人有志が立ち上げたブランドだそうだ。

 WWW_LEDSHADE_TYPE1:サイトはこちら

 オンラインストアでは売り切れていたが、A38grateを購入したお店で数個在庫があった。木目が1つ1つ違い、選ばせてもらえた。

 無垢のウォルナットだったので、汚れ防止やツヤ出しのために、オイルを塗っておく。

 いつも、家具用のオイル、リボスのドライアデンを使っている。家具屋さんのIDEEで、テーブルを買ったときに薦められ、気に入って使い続けている。

SOTO ST-310のカスタム

 オプションを使うことで、このA38grateに、ドッキングできるガスバーナーSOTO「ST-310」。

 ブラックトーンに合わせて、Amazon限定のブラックモデルをオーダー。品切れしていて、注文から届くまで1ヶ月ほどかかった。

 このST-310自体が、カスタムのネタがたくさんある。まず、一般的に必須と言われていることが2つ。

① 点火アシストレバーの追加
 これをつけることで、点火ボタンが押しやすくなる。

② 脚へのゴムチューブの追加
 使用時、五徳を兼ねる脚が熱くなるため、触れて火傷などしないためのチューブだ。

 これは、ケースもセットになった、純正の専用アシストセットを購入し取り付け。

 もう少し、カスタムしたい、、、と、見つけたのがこちらの真鍮製のノブ。

 「Pluse-EX」さんの商品。購入はこちら

 このST-310を、オプション「38GT310」を使って、いよいよA38grateにドッキングする。

キャンプで実使用

 このテーブルで、お湯を沸かす。そして珈琲を飲もう。

 シェラカップなど、サイドにいろんなギアも吊るせて、便利だ。

 こだわりとギミックの詰まった、魅力的なテーブル。これからのキャンプの相棒として、更に使い方も広げていこう。