さぁ、まずは、山を探そう。

《山林を探すには》
・予算がある程度あるなら、山林専門の不動産会社に問合せ
・“格安”の山林を手間をかけずに探すなら、地道に不動産情報サイトのネット検索で
・周囲の友人にも、家族・親族が山林を所有していないか聞いてみよう

手はじめに、「山を買う」で、Google検索。
山を買う方法を、いくつか見つけた。

①山林専門の不動産会社に探してもらう
 山林売買を専門にする会社がいくつかヒットした。しかし、「メールしたが返信がない」「電話も出ない」というレビューが多数。購入者のブログなど見ていて、1,000万円オーバーのような大きな物件であれば、対応頂きやすい可能性があるようだ。
 でも、私が考えていた少ない予算では、手数料も少額だろうから、普通に考えたら割に合わないはず。1回同行するだけで、人件費や諸経費が数万円かかるから。
 相手にメリットがないのに動かすのは、相当、骨が折れるし、何より自分の性格上、それは嫌だ。これは、早々に止めた。

②自分の足で探す
 次に見つけた選択肢は、自分で探し、地権者から買うというもの。自ら、山林を訪ねて、良さそうな土地を見つけ、登記から所有者を調べ、交渉して売ってもらう。これは、最も確実だ。交渉次第では、安く買えるかもしれない。
 たが、とにかく時間と手間がかかるのは間違いない。その時間も、不動産の知識もない中で、これは最終手段と考えるようにした。

③知人の機縁で買う
 知り合いの伝手で買うのはどうだろう、と考えた。例えば、親が山林を持っていて、使っておらず、譲っていいよ、という人を探す方法。手当たり次第に、周囲に聞いてみた。キャンプ仲間、学生時代からの同級生、職場の同僚、仕事での関係者、などなど。
 この結果は、残念ながら、ダメだった。まず、関東が地元である人が少ない。東京は、地方出身者の集まりだと改めて感じた。「九州ならあるかも」「秋田でもいい?」となる。できれば、この方法で見つけるのが一番いいと考えていたが、今回は縁がなかった。

④一般の不動産情報サイトで探す
 結局、普通の土地を買うのと同じ方法で、探すことにした。不動産情報サイトから、山林に近しい土地を探して、普通の不動産会社に照会する。他に、キャンプ向けの山林の物件を扱っていないかも、相談してみる。時間はかかるかもしれないが、これなら、日々の仕事の通勤時間内でも、どうにかできる。

 そして、スマホとにらめっこの毎日を始めた。

 <続く|次の記事はこちら>